「平和教育」に、あえて批判的な目を向けてみる。
長崎を訪れた。伊王島で講演会&ボッチャ大会を開催していただき、とても楽しい時間を過ごすことができた。その翌日、少し時間があったので、初めて浦上地区をゆっくり散策してみることにした。浦上地区には、キリシタン迫害や原爆投下といった悲しい歴史が詰まっているが、だからこそ自分の目で見ておきたいと思っていた。
その日は凛とした空気が心地いい冬晴れで、頭上には真っ青な空が広がっていた。これまでポストカードでしか見たことのなかった平和祈念像は、間近で見ると不思議とその表情に惹きつけられた