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妊娠中:役に立った本

初めて子どもを授かった一人目の妊娠中は、まだ身体や暮らしをととのえることなんて何もしてなかったのに、人間の身体は素晴らしくよくできているから自然に任せていれば赤ちゃんもきっと上手に出てきてくれる!って思い込んでた。お医者さんに任せっきりで自分で勉強しようともせず・・反省。

妊娠期間は長いようであっという間。仕事してると、妊娠と仕事の両立に四苦八苦しているうちに時間がたっちゃって、かなり意識しないと自分の身体や妊娠・出産について知識を得られないって感じた。時間がない中で調べようと思っても情報にたどり着くまでが難しい。

その点二人目はいろいろと頼れる情報があってとっても安心快適な妊娠生活。一人目出産してから助産師さんや小児科医の先生、同じように本来もっている力を生かして出産子育てしているママたちの発信に触れて情報収集をしていたから。

二人目の出産を終えて振り返ったときに、やっぱり次も参考にしたい!と思う本たちがこちら。

はじめての妊娠・出産 安心マタニティブック

一人目の妊娠中に友人のススメで買った本。

妊娠した日から出産日まで、毎日の胎児の成長と母胎の変化を解説した本。毎日開くことはしなかったけど、ふと思い立ったときにその日のページを開いて前後のページもまとめ読みしてた。今赤ちゃんのここがつくられてるんだな~、まだこんなにちっちゃいんだ、というのがわかっておもしろい。週ごとの変化を教えてくれるアプリもいろいろ出ていて一人目はつかってたけど、内容が少なくて更新頻度も低かったので二人目はアプリつかわずこの本を時々開くのみ。

各ページについてるメモ欄も意外とよくて、妊娠がわかった・妊娠を報告した・つわりが始まった/終わった・初めて胎動を感じた等々、記録しておきたい!と思ったときだけ書いてた。二人目は色を変えて同じ本にメモしていったんだけど、同じ過程をたどりながら振り返ることができたのもおもしろかった!

自然に沿ったこどもの暮らし・体・心のこと大全

第三章 妊娠前、妊娠中の過ごし方

▼包括的な視点で出産について
・赤ちゃんがお腹にきてくれて特にリスクがない場合でも、お産がスムーズに進まないことがある
・医療者サイドの事情(産科医が少なくて十分な対応が難しい現状)

▼ずっと逆子で帝王切開の可能性があったので
・帝王切開の率が高くなっているけれど、すべての判断が適切か?
・帝王切開のリスク

▼これ、かなりだいじだと思ってる
・赤ちゃんとお母さんは心も体もつながっている
・産後の養生
お母さんが食べたもので赤ちゃんの身体はつくられるし、お母さんの生活リズムや行動が赤ちゃんに影響するのもわかりやすい。忘れがちだけど心もつながってる、幸せを感じてもストレスを感じてもホルモンが出て体内でそれなりの反応がある。そして産後2か月は骨盤を十分休ませるというのは、絶対的に意識したことのひとつ。階段の上り下りがないように一階のリビングだけで生活したり、赤ちゃんのお世話以外の家事はすべて家族にお願いするとか。

お産の時間です。帝王切開と自然分娩どこまで知っていますか?

一人目妊娠中、体位が定まってからずーーーっと逆子で帝王切開の可能性があると言われていたので、帝王切開についていろいろ調べていて出会った本。わかりやすかったし、帝王切開とか関係なくどんな人でも読んでおいたらいいと思う。そもそもお産に関する記述が参考になるし、お産が終わるそのときまでどんな人でも帝王切開に切り替わる可能性があるから。

お産に関してのインフォームドコンセントは十分になされていない、これは一人目のときに私も感じてたけど、でもよく考えてみたら、お産であってもお産でなくても、患者側が当事者として一定の知識を持って会話をしないと会話にならないよね。出産って自分の命と赤ちゃんの命、二人分の命がかかってるわけだから、自分でできる限りリスクを下げるためにも、いざというときに判断をするためにも、最低限の知識はもっておきたい。

https://www.amazon.co.jp/dp/4797483768

ニュー・アクティブ・バース

帝王切開についていろいろ調べていて、逆子でも体位によっては経腟分娩でとりあげてもらえることがわかったのだけど、その体位(お母さんの身体の中にどう子どもが収まっているのか)がうまくイメージできず、わかりやすい本を探していて出会ったのがこの本。

図がとってもわかりやすくて、目的は達成。体の仕組みについての記述も詳細でおもしろいし、できるだけ本来からだがもつ力を活かす出産をするのにフリースタイル分娩や水中出産を選択する人がいるその理由もよくわかっておもしろかった。

妊婦さんのお腹の張り対策Book

産前産後セルフケア整体をされている助産師ほしこさんの本。お腹の張りを感じるかどうかは関係なく、すべての人にすすめたい。一人目の時は存在を知らなかったのだけど、二人目の妊娠がわかった瞬間に購入した本。バイブル。

妊娠したら、妊娠前の身体とはちがうということ。どうやって自分を大切にして赤ちゃんを守ればいいのか。今まで通りの生活を続けるのではなく、しっかり自分で自分をととのえるのが大切ということ。

ちなみにセットで購入できる産後1か月リハビリBookもオススメ。入院バッグに入れていって、入院中何度も読み返しながら体をととのえていました。

体づくりで変わる産前・産後

ほしこさんがブログ内で紹介されているのをみて購入した本。

とってもわかりやすい。産前産後は骨盤底筋を鍛えろってよくいわれるけど、実は骨盤底筋よりその上のインナーマッスルが大事だよ。ということと、その支える筋肉たちを鍛える方法。

二人目妊娠中はこの本で紹介されている仙骨ストレッチスクワットを毎日の習慣にしていて(だけど紹介されている回数はできなかった・・できる回数で継続するのがよいと判断◎)一人目のときに悩まされた妊娠後期の腰痛はなかったし、産後だめとわかりつつ授乳姿勢が崩れて腰が重くなった時には背筋ストレッチ。これは意味があったと思う。

https://www.amazon.co.jp/dp/4818022721

赤ちゃんと暮らす

一人目のときに古本屋で出会ったのだけど、かなり参考にした。

産前準備で赤ちゃんのスペースづくりっていわれるけど、身近に経験がないと全然イメージできない。それがこの本を読んでかなりイメージできた。著者の本多さんはもの選びにもこだわってシンプルな暮らしをされているので嗜好が似ているのもよかったな。




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