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カフェインの半減期って意外と長い!?夕方に飲んだコーヒーのカフェインは睡眠時にどれぐらい残るか?カフェインに代わって集中力を上げる代替サプリも紹介!

 頭脳労働、肉体労働ともにカフェインにより効率が上がるため、仕事をする人にとっては欠かせない成分かと思います。しかし、カフェインは慣れが起こりやすい成分であり、だんだん効き目を感じられなくなり、摂取量もどんどん増えていきます。(カフェインは、眠気を催すアデノシンという物質をブロックすることにより覚醒作用を発揮しますが、カフェインを多量摂取するとわれわれの体はアデノシン受容体がどんどん増やしていきます)


 また、カフェインの摂取量が増えれば、それだけ、代謝にも時間が掛かり、体内にカフェインが残ってしまいます。カフェインの体内の半減期は約5時間です。

 夕方の6時ごろにコーヒーを飲むとすれば、眠るころには、半分ほどのカフェインが体内に残ることになります。たとえ眠りにつけたとしても、睡眠中も体内のカフェイン濃度が高いので、睡眠の質は下がります。
 カフェインに対する強い耐性をもっていて睡眠直前にコーヒーを飲んでも、ぐっすり眠れる人もいますがごく稀です。

 一般の人であれば、1日コーヒー2~3杯程度に留めて置く方が無難かと思います。毎日2~3杯のコーヒーを飲んでも日中に眠いという方は、既に睡眠不足の可能性が高いです。カフェインを増やして無理やり目を覚ますのではなく、十分な睡眠を摂る方に努力しましょう。


 眠るころには体内のカフェイン量を摂取量の4分の1以下にまで減らすために、午前だけにカフェイン入り飲料を飲むのをオススメします。基本的には、普段からしっかりと眠れていれば、午後に気絶しそうなほどの強い眠気に襲われることはありません。

 午後にカフェインを摂る代わりに集中力を上げる効果を期待できるサプリを紹介します。次の2つが、集中力アップのエビデンスも多くオススメです。また、カフェインと作用機序が異なるため、代替として用いるに良い選択だと考えます。
・ロディオラ(ハーブ)
・クレアチン

 しかし、カフェイン同様にこれらのサプリも摂りすぎには注意し、睡眠直前には摂らないのが無難です。


 代替サプリの摂取に抵抗があり、それでも午後のパフォーマンスを上げたい方は、シンプルに「午後に昼寝をする」選択肢もあります。昼寝も15分ぐらいに留めておきましょう。

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