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詩_1211

真っ青にひろがる空に
群れからはぐれた
真っ黒なカラスが一羽
なんだか優雅に飛んでた

灰色のコンクリートの路面に
ねじれたまま溶け込んだ
銀色に輝くプルトップが
窮屈そうに固まってた

白とも黄色とも言える太陽に
季節が変わり落っこちた
茶色に染まった枯れ葉が
照らされ光って揺れてた

透明になりたい僕は一人
ただゆっくり歩き続けてる

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