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【生活と読書】6/6-6/10

6月6日(火)
6月6日、といえばドラえもんの絵描き歌の日。今もこの歌はあるんだろうか?
午前中は会社でミーティング。上司とランチへ行き、17時前には退勤。もう少し早く帰宅したかったのだけど、キリが悪すぎた。帰宅してごはん作って食べて少し仕事。夜に仕事はしたくないけれど、終わらない。

6月7日(水)
同僚と日帰り長崎出張。車の運転が半分になるだけでラクになるね。さっさと仕事を終わらせたので、18時前には帰社することができた。良き。
夜は大阪から来ていたかつての上司を囲む会。ビールを飲みすぎた。

6月8日(木)
ブックディレクションの打ち合わせ。過去に導入をいただいたクライアント様への追加納品を行うべく、メンテナンスを兼ねて現地へ。本が大好きで本をよく知っている同僚との仕事は楽しく進められる。
手にとってくださる方を思い浮かべながら1冊を選ぶ、そんな選書業務だけをしたいけれど、会社員なのでそうもいかない。
いつの日か必ず!個人で選書を請け負えるようになりたい、てか、なるのだ!

6月9日(金)
69(ロック)の日は我が家のねこ①の誕生日。
12年前の雨の日の夜、夫とふたりで近所でごはんを食べて歩いて帰っていたところ、通りがかりのアパートのゴミ置き場付近から鳴き声が聞こえてきた。近づいてみると、固く口が縛られた買物袋の中に箱があり、開けてみると臍の緒付きの子ねこが2匹いた。
1匹は残念ながら生き延びることができなかったけれど、もう1匹はわたしたちの家族になった。

生き延びれなかった、しろちゃん お葬式の日
病院から退院した頃のねこ① 現在は6kg超えの大ねこ

ねこ①の誕生日が近くなると毎年『猫語の教科書』をパラリ読み返してしまう。
我が家もねこが快適な生活を確保するために、ニンゲンがしつけられてしまっている状況。

ねこの話が長くなったけれど、今日は今週2回目の日帰り長崎出張だった。今回は諸々の都合で新幹線を利用。博多からリレーかもめに乗り、武雄温泉で長崎新幹線へ乗り換え。新幹線自体の乗車時間は短く、あっという間に目的地へと運んでくれる。
道中、仕事をしつつ本も読む。読んでいたのは僕のマリ『いかれた慕情』(百万年書房)

わたしはいつも、家族にも友人にも本音を言うのが苦手だった。何年生きても薄い関係しか築けないのが、ずっとコンプレックスだった。自分を晒すことにどうしても抵抗があり、踏み込むのも踏み込まれるのも躊躇した。そうやって生きてきたから、誰かの友情や愛情を目の当たりにすると、決まって後ろめたい気持ちになった。冷めたふりして飄々と生きているつもりだったけれど、本当はものすごく寂しかった。

『いかれた慕情』188ページ

親にも妹にも本音は話さないし、もちろん友人は少ない。抱えられないほどに大きくなった寂しい気持ちは、本を読むことで紛らわせてきた。
マリさんが書いている事がよくわかるから、読みながらうっかり泣きそうになった(隣に人がいたので理性を保つ努力をした)。
わたしにとって、夫と子は本当に大切な人で、彼らには寂しがり屋のかまってちゃんのダサいわたしを見せることができている。そういう相手が一生できないと思っていたから、人生は何が起こるのが本当にわからない。
マリさんのzine『清潔な寝床』も読んでみたい。

6月10日(土)
夕方から実家へ。母が妹のところに行っているので、父ひとり実家で過ごしている。その様子見。
毎日自炊をしているそうで、今日は回鍋肉を作っていた。そこそこ元気そうでよかった。母よりも父とのほうが普通に話せるんだよな、どうしてだろう。感情的じゃないからかな。
四葉のクローバーが増えすぎたらしく、鉢植えを1つもらってきた。球根から育てた、と言っていたけれど、庭のあちこちにクローバーが生えていた。
どうして勝手に増えるの?タネが飛んで増えるのはわかるけれど、球根が???どうやって???
ちょっとよくわからない。

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