―――全なる愛―――

過去を手放せずにいると、これは全く理解できない。でも何人かは気づく。
「あ、このハゲ。冗談じゃない」

変化しかない。なのに変化していないかのように感じるのは自我だけなのかもしれない。だが、それもまた愛の体験に必要なものであった。

雨のあとの気づきの風。
やわらかく、トキに強くも吹きながら、零れ桜となり落ちてイク。タオの助はその欠けらを見つめながら、【命】の意味を考えていた。

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己の【外側】が開き、手のひらから風のようなものが出ている。タオの助はヒーリングというものは兼ねてより知っていたが、スピリチュアル的なものであるという観点から、あまりその効果などは信用していなかった。それがまさか、自身の体を通し体感として現れたのである。

「ヒイィィッ💦なんだか手の平から呼吸してるみたいですな💦💦」

『癒したいものをその手のひらで包み込むようにイメージするのじゃ。自身のチャクラを開き、そのエネルギーを労宮から送る。であるが、お主の場合はまだ氣が粗い。【外側】だけでは、一時的な癒し効果しかないじゃろう。思念や想念は、確かに現象界において力を持つ。じゃが不安定なそれは癒しどころか、トキに怒りを相手に伝えてしまう。重い波動は圧にしかならぬ』

「なるほど。では、オ〇ニーしたような薄汚れたお手々で送れば、イカ臭さが伝わっちゃうのか・・。いや、チャクラからだから関係ないのかな。でもイカ臭いのが遠隔で伝わったら、相手に悪いもんなぁ・・😱」

『また価値判断し分別しておるな。真実には、善悪や真偽は無い。毛脱すれば、それも実感するじゃろう。お主の持つあらゆる観念も消える。消えるというが、それはエロ漫画の作者により消される。学ぶべき事象も起こらなくなる。もう学ぶ必要がなくなるのじゃよ。【毛脱】の呼び名をわしは慈しみをこめてこう名付けた👍』

「どのような名ですか！？」

『”愛の腰 恥丘”という、エロ漫画の世界から完全に抜け出す・・。漫画からヌケる。よって”ヌケマン”じゃ！』

「うぉぉぉおおっっ！ヌケマン！！！！！😍😍😍」

『精妙な響きであろう？』

「な、なんと言えばよいのか・・性なる活動の後のチン静。ま〇こという、異空間から抜け出たチンの自由とも言えますな。しかもどちらの空間も実のところ繋がっていると言いますか💗」

『タオの助よ。さすが8秒での行為にセイコウした性なる者よ。じゃが、お主がいうその”真の自由”がナニか。全くもって理解しておらぬであろう』

「たしかに・・言葉ではいくらでも表現できますが・・・知識理解ではないのですな？」

『このドッキリカメラは恐ろしく精巧である。エロ漫画の中で遊んでいる内は良いのであるが、いざ違和感に気づき、ここをヌケようとする者には何故か、試練というか試される事象が起こる。ソレを求めるものは、知識で理解しようとし、思考を強化し続ける。思考は自分ではないのに！つまり、知識や自我を持って中心に在ることは不可能なのじゃよ。思考・感情・起こりくる現象、オ〇ニーするタイミング・・・そのすべてが作者により決められたエロ漫画。すべてを束縛されていたことに気づきヌケ出す。ヌケマンとは、決められた世界から未知なる髪の世界へイクことをいう』

「未知なる髪・・」

『これまでのお主の活動・・それも愛ではあるが、すべて決められていた。性なる活動、お主はもう決めてきた体験を十分に味わったのではないかの。ま〇この中にあって、気持ちのいいことばかりではなかった。ち〇この皮がヒリヒリしたこともあったろう、感情を気づかぬうちに抑えつけてしまい、あるトキ爆発して他者を罵倒してしまったことも。一体の愛活であるのに、いくら必死に動いてもイケず、それを相手の性にして怒ったことも・・・。やれやれ、サイテーじゃ』

「な！？まるで行為を見ていたかのようですな？？」

『お主の奥に、他者をコントロールしたい、思い通りにしたい、自分と同じように動かしたいというエロ....じゃなかったエゴ（自我）があるのじゃよ』

「！！！」

タオの助は、ち〇こにメンソレータムを塗られたかのような思いだった。

👶　👶　👶

『気づいておるかの？まわりを自分の思い通りにしたい、思い通りにできれば幸せになれるという錯覚がお主の奥にある。それこそが自我じゃ』

「な・・たしかにそう言われるとドンピチャリ。そのような観念があったことに、今ようやく気づけました💦💦💦」

『観念の解放。そのための世界である。サインとして見ておらぬと意味なくトキだけがすぎてゆく。しかしそれも決まっていたのじゃ。お父さんの愛は深いのうwww』

「仰る通り、見るものすべて学びだったのですな！」

『好念鬼について、少し伝えよう。それは恐れの解放の為なのかもしれない。またある者には、中心・・お家に留まり、思考だけが一人歩きしていることに気づかれよというサインかもしれない。”老いる”という言葉にナニか違った錯覚をしているのかもしれぬ。恐れる必要はない。実のところ、殆どの病と呼ばれているものは本人の思いが作り出しているのである。心と体。しかしこのハゲはそれらを超えた、病の根本治療となるヌケマンを繰り返し伝えておるのじゃよ。禁魂マガジンの裏ワザ特集のようなものじゃ💜』

「う・・裏ワザ！？？」

『裏ワザというが、これはかつて当たり前であった』

「常識だったのですか？？・・・ハッ！？変化の世界🌍」

『”学び”を続けても良いのじゃよ。好念鬼がいくらこの世界に溢れようと、エロ漫画の世界である。漫画の登場人物、アバターとしての意識に波長を合わせているお主がその体験をどの様にイキようが、お主の肉体が消える最後の最後は、完璧に漫画は完結する。いかなる人生も完璧じゃ。もし、後悔を感じたとしても、後悔するのは実在しておらぬ自我だけである。さらにその自我は本当のお主ではない。実体なき後悔は消える。だから、安心してこの世界をとことんまで楽しめばよいのじゃよ🎉』

🎈　🎈　🎈

自我フィルターを通さず見る世界。それは素敵な奇跡ではないかね。そこに色々な意味なき意味を自由に付け加える。ここでしかデキない体験である。

じゃが敢えてこう言おう。

もっと心地よくイっても良いのだよ💜
さらに自由に意味を付加して良いのだよ💞

あなたの【内側】ですべては起きているのだから。
アバターの本体は、全くの完全で永遠なるものなのだから。

🎈　🎈　🎈

『どれ。理解が進んだところで再度、世界を見てみるとよい。車を出そう。乗りなさい、わしの愛車サン＆スターライト号じゃ！✨』

「ダサい名前ですな・・・って”ポンタ”のS-EXじゃないですか。デートカーなんて呼ばれてた時代は知ってますが、それにしても古っ💧」

『・・・・・』

ブロロローン🚙💨💨💨

🙌　🙌　🙌

『街へ着いたぞ。車の中なら好念鬼にキスされることもなく安心じゃろう』

🙌　🙌　🙌　🙌　🙌　🙌　🙌　🙌　🙌

マスハゲは、最徐行しながらS-EXを走らせた。20年前流行ったボインディーというバンドの曲が車内に流れる🎵

平常時であれば人で賑わう白濁駅前だが、好念鬼の影響により辺りに人影はなかった――――。


「あ！あのピンサロ。昔、私が8秒発射を達成した店ですよ！」

『うむ。素晴らしい体験じゃないか💗』

「とてもエロ漫画の世界とは・・・すべて嘘だったなんて😨」

『エロロw嘘ではない。本当もないが、現象としてある愛なのじゃよ💚』

🎵　🎶　🎵

「まだ全なる愛とは・・」

『誰しもそう考え込む。じゃが、答えはその思考にはないのじゃよ。じきに理解する。意識が拡大する。くれぐれも蔑んだり、思い患うでないぞ』

「・・・・・。マスター！私の【内側】を！開き方をお伝え願います！！」

『本当によいのじゃな。この先へイクともう後戻りできぬ。イクもイカぬもどちらも愛。じゃが、イケば完全に景色が変わる。それでも良いかのう？』

「も、もちろんです💦私ももうこのエロ漫画世界での体験はしゃぶり尽くしたつもりですぜ‼小力子の可愛い笑顔が早く見たいですからな💚」

🙌　🙌　🙌

『ではここから毛脱、ヌケマンに入る。マスハゲ式であるが、まずは一時的に真実に至る瞑想からとなる』

「ちょ、お待ちを！マスターは何回目の瞑想で至ったのですか？」

『・・・1回じゃよ（本当は5回じゃが内緒にしておこう）』

「なんと‼1回とは・・さ、さすがです✨」

『わしは常に一発入魂である。発達毛根はナイけど。資格試験はどれも一発合格である』

「どういった資格をお持ちなので？💶」

『宇宙おっぱい鑑定士S級💜』

「宇宙おっぱい鑑定士S級‼す、すごい・・やはりマスターはすごい人だ✨」

『すごい人など存在しない。偉い人もじゃ。エロい人はいるかも・・・・。じゃが、すべてをすごい人と言うならそうであろう。まさにこの世界を生きているすべて。天国と知りながら、地獄のような茨道をゆく体験を選んだ者たち。偉大な命の悦びそのものである』

ではまた！
ナニかがヌケそうな頃！！👶🎈✨👻