「18」と「21」の鍵 アンティークチャームについて
時折、アンティークやヴィンテージのチャームで鍵の形のものに
「18」や「21」という数字が入っているものが骨董市で並んでいることがあります。
実はこれ、成人お祝いに使われる鍵チャームなんです。
イギリスでは、18歳の誕生日を境に成人として認められます。
(1969年までは21歳が成人)
「何時に帰ってきてもいい。どこで何をしていてもいい。あとはあなたの人生…。」
ということで、権利と自己責任の象徴とし昔は本物の鍵を渡していました。
現在は、鍵のデザインの入ったメッセージカードや18、(以前は21)の数字の入った鍵のチャームを貰う事が多いようです。
鍵のモチーフというのは、現代のジュエリーでも人気でダイヤが入ったデザインなどがありますが
鍵モチーフ自体には
・新しい扉を開く
・心を開くという
意味があったりしますが
日本だと鍵モチーフは
門に鍵をかける=魔物から守る=魔除け
という意味があります。
開くと、閉ざす。
同じ鍵でも、国によって少し意味合いが変わるとは興味深いものです。
同じ島国なのに、イギリスと日本では鋏の持つ意味合いも違いました。
再び出会う と 切り離す。
不思議ですね。
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