『八画文化会館vol.5 特集：駅前文化遺産』
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先行配信の第9弾をお届けします。

今日のテーマは「駅前ビル」。一言でビルと言っても、様々なビルがありますが、駅前にあると、ビルは雑居化していきます。

駅前の好立地にあるビルは、掲示板のような役目を持たされ、たくさんの広告を貼りつけられて、独特のキッチュなオーラを放ち出します。それが、愛すべき「雑居ビル」なのです。

さて、ではいきましょう。

駅前のイメージを左右するのは、「駅前ビル」である。拠点駅ならずとも、ある程度の規模の駅ならば、ビルのひとつもあるもので、全国には実に多種多様の駅前ビルが存在している。

ここでは比較的雑居濃度の高い衛星都市と、政令指定都市を除く地方都市の駅前ビルのビジュアルをメインに紹介する。ぜひとも、その美しさを再確認してほしい。

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【目次】

1. 衛星都市
2. 地方都市
3.note版おまけ　ボツになった駅前ビル

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1.衛星都市

首都圏の衛星都市の駅前広場には、雑居感溢れる駅前ビルがまるで都市のジャングルのように林立している。

▲小田原駅前ビル（神奈川県小田原市　小田原駅／2016年10月8日撮影）

▲左から五大ビル・金子ビル・森下熊谷ビル・新井屋本店ビル（埼玉県熊谷市 熊谷駅／2016年6月18日撮影）

▲埼栄ビル（埼玉県蕨市 蕨駅／2015年5月23日撮影）

▲三富ビル（神奈川県横浜市 鶴見駅／2015年7月19日撮影）

▲プラザニュー松戸（千葉県松戸市 新松戸駅／2015年12月28日撮影）