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あなたのはこにわ(実現したい世界)を ガジェット(気の利いた小道具)でお手伝いします。 というビジョンを掲げIT×マーケター×コンサルタントで活動する副業個人事業主。 お仕事ご依頼はスキルのフリマ「ココナラ」から https://coconala.com/users/298168

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  • 書籍レビュー

    気になって読んだ本のレビューをまとめています。

  • ココナラノート

    ココナラプラチナランク継続中のサービス出品者が、ノウハウや気づきを投稿します。

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    マネージャーやリーダー向けにマネジメントのノウハウやTIPSをお届けします。

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書籍レビュー「ランディングページ最強の3パターン」

昨今のデジタルマーケティングに置いて、コンバージョンを左右する重要な要素がランディングページである。 WordPress、ペライチなど様々なサービスによってランディングページを簡単に作ることができる時代になった。しかし、適当に作ったページではコンバージョンを獲得できない。 本書は、ランディングページの情報設計からデザインまで、これ一冊で一通りを学べるという点で便利な書籍だと感じた。 ランディングページというとデザインばかりに気を取られがちだが、重要なのはそこに記載する情

    • 書籍レビュー『人を選ぶ技術』

      『人を選ぶ論理的な手法が学べる一冊』 仕事やプライベートに関わらず、すべての人が必ず人を選ぶ、という場面に直面している。 部下や同僚、仕事相手、恋人やパートナー、友人など。 自分が望まなくても付き合わなければいけない場合も多いが、その場合もその人がどんな人なのか分かれば無用な問題を回避できるだろう。 本書は特に仕事における採用や後継者育成に課題を持っている方向けの書籍である。 著者はエゴンゼンダーという大手企業の後継者選びを支援するサーチファームで培った経験を元に、一般

      • 書籍レビュー『MOps マーケティングオペレーション』

        『データマーケティングを主導するMOps』 マーケティングの現場において、データを見て施策を選定し、実行することは当たり前になっている。 その上で利用するマーケティングツールは種類が増え、Webや他システムと連携してデータを計測するための知識も必要になる。 その上でマーケティング活動だけでなく、そこで生み出した成果がどのように営業活動に貢献しているか、受注を獲得できているかまでを広い視野で確認することも重要である。 こうしたデジタルマーケティング上の課題を解決するための役割

        • 書籍レビュー『「仕事ができる」とはどういうことか?』

          『仕事ができる、をスキルとセンスという観点から整理』 「仕事ができる人」という言葉は良く使われるが、どういう人が仕事ができる人かという話になるとその特徴は様々である。 ・仕事が早い ・機転が利く ・結果を出す など。仕事には様々な種類があるので、職種や職場によって「仕事ができる」の定義も変わってくるものだろう。 本書はそうした「仕事ができる」人に対してスキルとセンスという観点から考察したものである。 本書を通して私が理解したのは概ね以下の内容である。 ・仕事ができるよう

        書籍レビュー「ランディングページ最強の3パターン」

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        • 書籍レビュー
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        記事

          書籍レビュー『経営企画のこと もっと知ってほしい』

          『会社を成長させるフォロワーシップ』 経営企画という仕事は本書で著者が書いている通り、その仕事をしたことがない方には何をしている仕事なのか分かりにくいものだろう。 社長や役員の指示をもとに現場に対して指示を出していくことも多く、現場からは煙たがられることも多い職場だと思う。 ややもすると、ただの資料作成係や、経営者と現場の間の伝書鳩のように見えるかもしれない。逆にこうした立場にあることで経営企画に配属されただけで現場に対して上から目線で接する人も一定数存在することは自分の

          書籍レビュー『経営企画のこと もっと知ってほしい』

          書籍レビュー『非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術』

          『ビジネスのクリエイティブ解決力は誰にとっても重要』 「クリエイター」という言葉を聞くとどんな人を思い浮かべるだろうか。 デザインや映像を作ることを生業とした、センスにあふれる人物を想像するかもしれない。 本書ではクリエイティブを「表現のクリエイティブ」と「ビジネスのクリエイティブ」に分けて整理している。 一般的に言われるクリエイターは前者の「表現のクリエイティブ」を扱う職種の人であり、質の高いデザインを作成することができる。 一方、本書で著者が非クリエイターの人にも必要

          書籍レビュー『非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術』

          書籍レビュー『ブランディング・ファースト』

          『左脳の理論だけでなく、右脳的にブランドを確立する』 「ブランディング」という言葉ほど、マーケティングに関する言葉の中であいまいなものもないだろう。 同じ言葉でも人によっては戦略を作ることだと捉え、ほかの人は認知を広げることだと捉え、また別の人は格好良いデザインを作ることだと捉える。 ブランディングを始めようと思ったときに、そもそも社内で「ブランディングとは何か」から意識を合わせないといけないのだ。 本書では「ブランディングは企業の柱を"見つけ、育て、強くする”その一連の

          書籍レビュー『ブランディング・ファースト』

          書籍レビュー『もし幕末に広報がいたら』

          『広報のポイントをわかりやすく伝える』 広報業務の中でもプレスリリースの目的は、企業の活動をメディアに知らせ、風評被害を減らしたり、世の中に大きな動きを作ることである。 多くの広報担当がプレスリリースを書いていると思うが、その対象となる内容は企業によって千差万別で、お手本とするものを選ぶことが難しい。 本書はそんな広報担当のお手本となるようなプレスリリースを、史実を対象に作成したものである。 多くの人が知っている史実を、工法としての目線からプレスリリースに仕上げているので

          書籍レビュー『もし幕末に広報がいたら』

          書籍レビュー『10年後に活きる人脈のつくり方』

          『人脈が自分の知見・キャリアを広げていく』 会社に勤めているビジネスマンの方は、「最近、会社の人としか話していないな」とか「社外の人と会っても自分の業界の話しかできないな」と思うことはないだろうか。 特に同じ会社に長く勤めている方や、大企業で社内との調整業務が多い方、マネジメントに近い方ほど上記の状況になりやすいと感じる。 もちろん、これが悪いというわけではない。 定年まで同じ会社で勤め上げていくのであれば、特に問題はないだろう。 しかし、自分の知見を広げたい、転職してキ

          書籍レビュー『10年後に活きる人脈のつくり方』

          書籍レビュー『コミュニティづくりの教科書』

          『コミュニティ企画から運営まで全般の役に立つ』 最近のマーケティングでは、企業目線での広告的情報発信よりも、消費者の口コミの方が効果的であることは周知の事実である。 SNSによるインフルエンサーマーケティング等、消費者発信の情報を活用したマーケティングに取り組む企業も多い。 そうした中で、まさに消費者・ユーザー間での交流を図る活動がコミュニティである。 本書では企業が自社プロダクト・サービスのファンつくりを目的に行う、ビジネスコミュニティについてその企画から運営方法までを詳

          書籍レビュー『コミュニティづくりの教科書』

          書籍レビュー『ユーザーの心の声を聴く技術』

          『自分の当たり前を捨てて、ユーザーの声を聴く』 ユーザーインタビューを行う際、ファシリテーターが戦うのは様々な認知の壁である。 それは自分自身の認知の癖に始まり、周囲のメンバーの思い込みや勘違いであったり、インタビュー対象のユーザーの誤解など多種多様である。 こうした様々な壁を乗り越えて、ユーザーの心の声を聴いた先に、次に生かせる有益が示唆が見つかる。 本書はユーザーインタビューの経験豊富な著者が、ユーザーインタビューを実施する際に直面する様々な失敗とその回避・解決策をま

          書籍レビュー『ユーザーの心の声を聴く技術』

          書籍レビュー『ユーザーインタビューのやさしい教科書』

          『自分の考えに誘導せず、相手の意見を引き出すことに徹する』 プロダクトやサービスの改善のために、ユーザーインタビューを行うことは一般化している。 しかしインタビューの技術は奥が深い。 単にユーザーを招待して話を聞くだけでは、有益なインタビューにはならない。 本書はこうしたユーザーインタビューの実施方法について、会場/オンライン両方の具体的な手順やノウハウをまとめたものである。 これからユーザーインタビューを行いたい人にはとても役に立つ内容だと思う。 私自身もユーザーインタ

          書籍レビュー『ユーザーインタビューのやさしい教科書』

          書籍レビュー『コミュニティマーケティング』

          『コミュティ運営が目的ではなく、マーケティングの一手法』 SNSが発達したことで、消費者の意見を他の商品者が参考にする「口コミ」が、購買に大きな影響を持つようになってきた。 企業側のメッセージではなく、同じ消費者が良いと言っているものが信用できるのは当然であろう。 こうした流れはBtoCビジネスだけでなくBtoBビジネスでも起こっている。 そこにマッチしたマーケティング手法がコミュニティマーケティングである。 コミュニティイベントというと、企業がコミュニティ設計から運営ま

          書籍レビュー『コミュニティマーケティング』

          書籍レビュー『ワークマンはなぜ2倍売れたのか』

          『エクセルでもDXができる』 作業服のワークマン。 その名前は知っていたり、店舗を見たことがあっても、入ったことがある人は近年まで少なかったのではないだろうか。 それが昨今、ワークマンプラスにってアウトドア、スポーツカジュアルブランドとしての認知がついたことで初めて店舗に足を運んだという人が爆発的に増えた。 かくいう私もその一人である。 コロナ禍においても大きな成長を遂げたワークマンの成長の秘訣を、インタビューを元にしてまとめたのが本書である。 成功の要因には、もともとワ

          書籍レビュー『ワークマンはなぜ2倍売れたのか』

          書籍レビュー『マイクロソフト伝説マネージャーの世界No.1プレゼン術』

          『プレゼンはビジョン作りが最重要』 私は比較的プレゼンをする機会が多い。 相手は社内であったり、パートナー企業であったり、顧客であったり様々である。 自分のプレゼン力をさらに高めたいと考え、世界No.1という触れ込みをみて本書を手にした。 本書では、マイクロソフトで異例のエンジニアとしてアワードを受賞した著者が、そのプレゼンテーションの極意を伝えている。 その中でも特に私が印象に残ったのは、プレゼンのビジョン作りについてである。 プレゼンの準備というと、ほとんどの人がま

          書籍レビュー『マイクロソフト伝説マネージャーの世界No.1プレゼン術』

          書籍レビュー『プロセスエコノミー』

          『サブスクリプションモデルの時代に合ったビジネスの捉え方』 モノが飽和し、人々の興味が所有することから体験や感情に移ってきた時代において、価値を生み出すものは最終成果物のアウトプットから、その過程であるプロセスに移行している、というのがプロセスエコノミーの概念である。 本書では例としてキャンプやバーベキューが挙げられているが、確かに宿泊や食事という目的だけを考えれば用意されたホテルやレストランを利用する方が効率的である。しかし、自分たちで準備する経験自体を楽しむ部分に利用

          書籍レビュー『プロセスエコノミー』