山頭火に遊ぶ-句をいじる 21 薄楽俊 2022年12月9日 23:32 山頭火を読むとついいじってみたくなるんです。いけないとは分かっているんですが、どうにも抑えられない。たぶん彼は笑ってゆるしてくれると思うんですが・・・いじった山頭火先生の俳句をあげておきます。どうしようもないわたしが歩いているまつすぐな道でさみしいさびしさのはてのみちは藪椿酔い覚めの風のかなしく吹きぬける分け入っても分け入っても青い山一杯やりたい夕焼け空よい宿でどちらも山で前は酒場で燃え尽くしたるこころさびしく曼珠沙華猫といつしよに欠伸するのか笠へぽつりと椿だった夕闇の猫がからだをすりよせる秋風の石を拾う秋となった雑草にすわるしとどに濡れてこれは道しるべの石ほろほろ酔うて木の葉ふる「種田山頭火句集」より 種田山頭火 俳句検索 www.acl-s.com ☆このサイトは山頭火の俳句を単語で検索できます。 たとえば「椿」と入れるとずらっと彼の俳句が出てきます。お勧めです。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 自由律俳句 29,390件 #現代詩 #俳句 #自由詩 #自由律俳句 #短歌連作 #種田山頭火 21 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート