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仏教の一切皆苦とはよく言ったものだな

自分はオワコン化してしまったのだろうか

気づいたら大きな組織変更が行われていた

私は今の会社ではいわゆる「現場」と呼ばれる直接売上や利益を生む業務を担当しています。
上場前のベンチャー企業に勤務にしている私にとっては、会社の資金繰りは超大事で、とにかく決められた時期に決められた売上を会社に持っていくことこそ、会社の維持とPurposeを達成、そして自分自身の生活を維持するために必要なことだと思っています。

ただし「現場」の業務は私にとって全く成長感を感じられないものであり、若い頃に培ってきたことをただアウトプットするだけの業務なので、ある程度会社が成長したら、自分の挑戦してみたいこと、成長を感じられるような事を会社の業務を通じてやってみたな、とそう思っていました。

そんな中、会社の組織が大きく変わるとアナウンスが有り、組織表を見ると実に若手を組織の責任者に抜擢する布陣、つまりベテランメンバーがガッツリ現場に入るという布陣となることがわかりました。

あれ?オレって一生現場なんだっけ?への違和感

別に自分がどうしても組織の責任者になりたかった、というワケでもないのです。(昔は●●部長とかになるのに憧れたけど)

ただ、組織を統べる人間に若手を抜擢するということはそれよりも年齢が上の私が責任者になる可能性はほぼ無い。つまり、今の業務以上のキャリアは自分の会社では基本的には用意されていないことを意味します。

じゃあ、自分は一体この会社でどうすればよいのか?
自分って、会社にとっては今はまだ金を稼ぐために利用できるけど、将来的には実はもうオワコンだと思われてしまっているのではないか、そんなようにも捉えられる人事発表でした。

不思議と悔しさはなく、会社にとってむしろ良いと思っている

そう、でもこれは別に「不当人事」とかは思わないのです。
愛着のある会社の目線で立てば、若い人が組織の責任者になることで組織は良くなると思っているのです。

素直な感情でいえば、
「別に抜擢されたヒトより自分が劣っているわけではないが、会社の永続を考えれば若いほうが良いよな。別に左遷されたりリストラされているわけではないし。」

こういう感覚です。

じゃあ、オレは今から何をやろうか?

考えられる3つの進路

そう、だから今この状況下で自分としてどう身を振っていくのかということが大事になると思っています。

結構この問題は難しいと思っています。
今何らかの行動をするのか、将来に行動するのか、という時間軸によって結果が大きく変わることが予想されるからで、選択肢を簡単に分類すると③つくらいあると考えています。

①今なにか新しい環境に移る
②引き続き今の業務を続ける
③準備しながら今の業務を続けて、機を見て行動に移す

どれもメリットもデメリットもあるもので、これから色々と考えていかなければならないのですが、今の所③だな、と思って色々と動いていこうと思っています。

でもキチンと会社とも話していこう

自分が別に会社と何か喧嘩別れするわけではないので、キチンと今後の進路について話し合おうと思っています。

会社が自分に何を評価しているのか?
その評価に対して自分はどう考えるのか?
会社はどうなろうとしているのか?

こういう事を話すことで、もしかすると上記の選択肢の幅が広がる可能性もあるなと思っています。

「一切皆苦」とはよくいったもの

釈迦は死の約2500年後に私を救っている奇跡を起こしている

「一切皆苦」という言葉は仏教用語です。
涅槃寂静に至るために最初に知るべき仏教の教えであるとされていて、意味は要約すると「私たちが生きる世界は自分の思い通りにならない」という真理を説いた仏教用語です。

人間って不思議ですよね。
自分がコントロールし得ない環境にいるのに、勝手に自己イメージを膨らませて、それに沿った動きをしているときは「やりがい」を感じたりして極めて前向きで生産性の高い動きをしたがるのですが、沿わなくなるととたんに迷い、思い道理にならないことに苦しむようになるんですよね。
(※「苦」は苦しいではなく「思い通りにならない」という意味)

でも、釈迦は「思い通りにならないことを受け入れろ」と2500年も前に悟り、それを前提とすると楽に生きられるのだ、と言っているのです。

確かに、思い通りに行かないことが増えていくのがオトナ

よくよく考えればそのとおりなのかもしれません。
仕事、家庭、子育て、いろんなものが自分の想定の範疇を超えて、しかも同時多発的に動いていくわけです。

それを全部自分の想定シナリオに持っていくこと自体が無理ってものなのですよね。

そういう意味では、実は自分でも随分と前から「一切皆苦」であるということは体感としてわかっていたのかもしれません。それを今、合理的に状況を考えて頭で理解できた、ということだけなのかもしれません。

なので、私は今回のこの自分オワコン問題も決して悩みすぎず、次に何をスべきなのか、どうしたら楽しく生きていけるのか、ということだけを考えて生きていこうと思っています。


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