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心の声をありのままに

○自己紹介

はじめまして。花谷泰広と申します。

小学校の頃に山登りを始めました。
当時は兵庫県神戸市に住んでいて、最初は「祖父が孫を山に連れて行く」スタイルで小学校低学年から山登りに親しんでいましたが、小学校5年生の時に、当時は神戸市教育委員会が主催していた「神戸市少年団登山教室」に入って継続的な山登りを始めました。なので「いつから登山を始めたのか?」の問いにはいつも「小学校5年生」と答えています。

山登りにはいまでも取り組んでいて、コロナ禍だったときを除けば、だいたい毎年1ヶ月〜2ヶ月ぐらいは海外の山に登りに行っています。最近はヒマラヤキャンプというプロジェクトを通じて、若い世代と一緒にヒマラヤの未踏峰を目指すようなこともしています。(表紙の写真は2023年メンバーの石川貴大が撮ってくれました)
いずれにしても登山はこれからもライフワークとして取り組んでいくことになります。

仕事のほうですが、山梨県北杜市在住で、株式会社ファーストアッセントという会社を運営しています。主に山に関わるお仕事をさせていただいています。

具体的には南アルプスの山小屋2軒と山麓の宿泊施設を1軒の運営、登山者用二次交通の運営、エコモビリティを用いた旅の提案などをしています。

株式会社ファーストアッセントの事業の他に、一般社団法人北杜山守隊を2022年4月に立ち上げて、登山道の保全活動を行っています。

これらの事業は山梨県北杜市と長野県伊那市にかけて広がっている南アルプス最北部エリアで展開しています。この地域で一番の資源は、なんといっても「山」だと考えています。
この資源を活用する事業を『ファーストアッセント』が、保全する事業を『北杜山守隊』が担い、素晴らしい地域資源と活躍の場を次世代に継承していくことを目的としています。

○LDLへの入会

2022年4月に、木下斉さんが主宰するLDL(Locally Driven Labs)に、いきなりパートナーとして入ったことがきっかけとなり、木下さんだけでなく、地域で活躍する、いや、むしろ「もがき続ける」同士と出会うことができました。
どうやったら地域が発展するか。自身あるいは自社の発展だけでなく、事業を通じて何とか地域を発展させたいと考える人たちの集団はとても居心地がよく、刺激的です。

LDLへの入会のキッカケは、木下所長が発信していることに刺激を受けたからです。歯に衣着せぬ発信で気持ちよく、全て本質をついているところに魅力を感じました。

  • みんなという人はいない

  • 「安くたくさん」からの脱却

  • 補助金を当てにしない

  • 決断力をつけたければ旅に出よう

  • 自分の経験を超えるサービスは作れない

などといったキーワードが刺さりました。

2017年に山小屋の運営を始めた目的が「山岳資源を活かした地域づくり」をするためだったのですが、これまで山しか登っていなかった人間ができることなんてたかが知れています。そうやってもがいている時に木下所長の発信を見るようになって、ずっとフォローしていました。上記のキーワードのほかにも、「やっぱりそうだよな!」と思えることが多く、2022年4月にLDLに入会することにしました。タイミング的には北杜山守隊の設立と、長野県伊那市の馬の背ヒュッテの運営の受託が重なった時で、事業の物理的な範囲や内容が広がることをきっかけに学びの機会を得たいと思ったからです。

○なぜnoteしようと思ったのか

とにかく発信をすることが大事というのが所長のススメでした。
しかしすでにいろんなSNSを持っててそこで発信をしていたし、文章書くのは得意ではないし、なにより時間を確保できなかったし(今となって思えば確保する気がなかった)、様々な理由をつけてnoteでの発信はしていませんでした。

一方で所長をはじめ、LDLメンバーの皆さんはSNSだけでなく、noteを活用してしっかりと自分の言葉で発信できている方がほとんどで、僕はどちらかというとそれをインプットしてばかりいました。どちらかというと書くことが面倒というか、うまくまとめられないことが恥ずかしい性格なので、noteのアカウントは前から持っていたし下書きに残していたものもあるけど、なんか人に見せるものでもないと思ってそのままにしていました。

しかしこの度、「ようやく」書こうと思うようになったきっかけは、純粋に自分が始めた事業のこと、目指していること、自分が大好きな山のことなどをちゃんと発信して、より多くの人に「知ってもらいたい」と思ったからです。

ずっと山の世界にいるとある程度山のことを知っている人たちの集まりなので、説明や前提を省略して話をすることがほとんどです。しかしLDLは、多種多様な人たちの集まり。そして山のことをご存知でない方がほとんどなので、まずはこの人たちにちゃんとわかってもらえるようにしなきゃと思いました。

そして木下所長がよく仰っていることですが、情報の完成度を求めたりとか、間違っているのではないかとか、誤字脱字なども気にせず、心の声をありのままに、まずは継続して発信していくことが大事だということにも勇気づけられました。

ということで2024年からnoteでの発信を始めます。
よろしくお願いします。


よろしければサポートもよろしくお願いします。いただいたサポートは、登山道の保全やヒマラヤキャンプといった、登山文化を次世代に引き継いでいく活動費として使わせていただきます!!