マガジンのカバー画像

句集

12
これまでに詠んだ句と気が向いたときに詠んだ句をつれづれなるままに。 小学校低学年で詠み初め、20歳で句集を出すのが夢でしたが、いつの間にか俳句を詠む心のスペースがなくなってしまっ… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

紅葉

咲くも散るも叶わず燃ゆる紅葉かな

阿波踊り

阿波踊り

酉の刻 境目溶けて 阿波踊り

昼と夜が交わる頃、
あの世とこの世
踊り子と観衆
男と女
上司と部下
日本と外国
あらゆる境界線が百万の魂によって溶かされてひとつの世界になる

矛盾

夕立や 忘れたくない 忘れたい

座礁中

ビル砂漠 涙で泳ぐ くじらかな