障害者雇用2つ問題

障害者を活躍させられない2つの壁

こんにちは、半兵衛です。


私の仲間は、働きたくても働けない壁に困っている。一億総活躍社会を目指す上では、この壁を破壊しなくてはいけない。一億総活躍社会では障害者、一般人、関係なく働けてないとおかしくはないか。2018年の民間企業における障害者の実雇用率が2%弱に対して、達成割合は50%をきっている。

100人の会社に障害者を雇用するのが2人
という決まりを守っているのが、2社中 1社、ということだ。

話は脱線したが今回は、障害者に立ちはだかる壁についてみていこうと思う。

この話は、とある界隈で有名なALS患者の方と話した内容が元となっています。


1. "介護" の壁

これは、介護訪問者が足りていないという話である。
今後、障害者が働ける世界ができた時、サポートする人間は必要である。その中で、訪問介護者の力は重要だ。成人した在宅する障害者は約352万人。対して、訪問介護者は約28万人。訪問介護の利用者1人当たりの利用回数をみると、月19.7 回である。

サポートする人員が少ないという壁である。

ここで、人数を増やしていけば良いのでは?
と思いの方も多いだろう。そこで上手くいかないからこその壁なのだ。

介護者を増やすためには、労働環境問題や人間関係、低賃金などの問題がある。とある本で、介護職は就職しやすい反面、低賃金労働者として扱われれるそうだ。安い給料で身体を行使されるため、離職率も約5人に1人なのだ。この問題を考える上で、国の歳出の話になるので蓋をする。

国は一億総活躍を掲げる

障害者の雇用が本格的になると仮定

障害者を支えるための介護者が必要

低賃金などの理由で介護職は安定しない
一方で障害者は年々増加

賃金の増加を検討するべきだが、国に予算がない

一億総活躍とは?
消費税を増税するなら10%の話ではなくなる

という悪循環があると考える。主観も入っているため申し訳ない。

充実した制度、温厚な人間関係。
障害者や訪問介護者、周りの人々たちが手を取り合うことで、国を変えていくのだろう。


2. ”制度” の壁

この内容については、以前投稿した記事を読んでもらうと納得してもらえると思う。
制度の問題の壁は、とても厚い。どれくらいの需要があるかを提示できないことには、改正の話が始まらないという話らしい。そう考えると、国単位よりも個人たちで行動し、地方自治体に協力してもらうのが良いのだろうか?
下の記事にも載せたが、さいたま市の取り組みは拍手喝采である。

障害者の仲間のためにも、この壁を一般の方にも伝えていければと考える。そのためにも、仲間たちと大きなウェーブを作っていくのだ。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

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