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産婦人科で絵本講座

1歳半前後の月齢の親子向けに
産婦人科で読み聞かせとお話をさせていただいています。

赤ちゃんたちの動きも、歩き始めている子、ハイハイの子、匍匐前進、お尻歩きなどバリエーションがあり、みんなスピードが速い時期です。
親も目を離せない、なんでも興味津々なお年頃。
毎日忙しいのに、時間を合わせてここにきてくれる親子に、
楽しんで、ホッとして、そして、ちょっといいこと聞いたと思って帰ってもらえるように、この時間を過ごしています。

ここでは、集まる時間も前後するので、来た人からちょっとした工作を用意しています。
今回は、クリスマスツリーの足形アート。
100均でもいいから、ちょっとした額にいれたら、もう今年はクリスマスツリー出さなくても大丈夫と、みんなで笑って制作しています。

もう自分でやりたがる子もいました

ひとしきり遊んで、おしゃべりしたら、読み聞かせがなんとなく始まります。「さあこれから始めます」とは言いません。

コトリン(小さい小鳥のマスコット)でご挨拶

一節歌って読み始めたら、あっという間に赤ちゃんたちがこちらを向きます。絵本は日常。構えることはないのです。

箱入りベビーもここから聴いています

聴きたい子は聴く、遊びたい子は遊ぶ、泣きたい子は泣く。
今したいこと、今の気分を大事にしてねと折に触れ伝えます。

「さあ聴きましょう」なんて言わなくて大丈夫

楽しいお話を聴いたら、みんなで遊んだら、
幼児期の絵本ってどうして子どものためになるって言うけど、
なにがそんなにいいんだろう、どうしていいんだろうっていうお話。

「なんで」がわかったら、すっきり、読みたくなるでしょう?
でも、繰り返し言うのは、「絶対」はないということ。
「やらなきゃいけない」に押しつぶされないように、楽しんでくださいね。

あれこれ気になる質問が飛び交う
保育士さんと絵本に興味深々のちびっこ

可愛い足形アートが仕上がりました。

可愛いクリスマスツリーを見ながら、大人向けの物語をひとつ。
たまにはそんな時間も持ってくださいね。と。

そして、最後は、みんなでぴょーんと大盛り上がり。
元気に大笑いでした。

来年も、次の1歳半の親子にお話をしますよ。
楽しみです。

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