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同質さ異質さの「被差別小説傑作集」
あそこは部落だから交通事故ったら面倒くさいので気をつけて運転するように。と、母が祖父から聞いた「部落の人がいい家住んだとしてそれは当然のことだ(どれだけ酷いことをされてきたことか)」の2点ぐらいしか学校教育の外で触れたことはない。
大阪に就職したおじが住んでるところは中華街だから?土地値が安い。の口調に暗いものを感じたが。僕も転勤族でもう10年一昔と言うなら、それ以上は転勤でウロウロもしているが
幼年期の終わり(第一部)感想
おはようございます。肩こりからの頭痛で久々に4時に目が覚めました。今日の仕事はきついな。です。がま、一方で自由時間が増えたのも確かです。で張り切って感想行きます。
ぐぬぬ。流石に読み込まれていたので?。自分は実存を本から得ようとする派なので、こっちで下書き書いてから推敲(できるのか)行くぜ。
さて、僕の読んだのは光文社版です。なんなら、ハヤカワは持ってます、が、のいつものパターンですが。多分あ
アニメ「純潔のマリア」1話感想
僕は究極、文学は2つ大事なものがあるとして、どちらかを捨てざるをえない選択、或いはどちらも取れない選択のジレンマであると思ってる。
ここで、マリアちゃんの正義は万人に正義であることが明らかです?。それで誤魔化されているが、元来、人の世は複雑で問題解決法は無知だから分からない。結果を求めての方法は、未知であるから間違う可能性も大アリな中、自分の正義が間違いである重みを描いてないのは。主題もブレるが
『トニオ・クレエゲル』を読んで(読書会)
議題:[トニオ・クレエゲル] 第1章 ~ 第9章
・発表者:hanekawa
・発表日:2023年3月26日)
・(URL)https://note.com/hanekawa_sedo/n/nbcaa78ac5145
課題範囲を含む文脈まとめ
○課題の文脈を解説(話の流れ)
・裕福な名誉領事の息子のトニオ・クレエゲルは芸術家気質で詞を作ることが好きでぼんやりとしているところもあり学校成績
読まずな感想(トニオ・フレーゲル)
finalventさんの読書会に参加します。本は最速でいつ購入できるのか不安感満載ですが、とりあえず読む前後の感想の変化も面白いかと思い、読む前verアップしておきます。
噂では芸術家気質のある主人公が、周りと如何に和解するかぽい内容らしいです。
私もガッと論理、文章の美しさ、究極の絵の線〜とか、たわいてますように、自分なりの美的感覚はある。それが周りと調和するかに悩むかといえば、NHKの誰に
インフレだとポピュリズムがはびこる心配に共感する
小説「長距離走者の孤独」を信頼がおける仲間を得る方法を教えられなかった環境から、自己実現の追及をする生き方をせざるを得なかった寂しい人を、生み出した社会の包括の失敗、という主題を持つものと解釈する。
作中でも重要なキーワードとして使われる、この本の題「長距離走者の孤独」の孤独は英題では「Lonliness」という言葉が使われ、Weblio英和辞書ではいくつかある孤独の英訳のうちでも、その言葉は「
マンガ「瑠璃の宝石」感想
知を楽しむには今までの自分の常識がひっくり返るような、つまりある程度世界の輪郭をつかんでおかないと、「違い」が分からない。全くの未知を楽しむフィクションの世界を楽しむのはそれはそれなりにエンタメの力もある。が世界の輪郭を知る、「正しい」情報を持つ強さと、差異を知る「楽しさ」の両輪を習慣づければ、強いよね???
「瑠璃の宝石」を読んで、大学の卒論を思い出す。全然結果が出ず卒論が出来ず卒業できなかっ
エヴァ感想(ミサトさんについて)
ネタばれっす。長さは感じませんでした。で、某さんの、彼女の前ではありのままでいられて、大切な人のために人類滅ぼすって、おおお、先日からの私のお題、日本アニメの最前線か(そっち?)。シンちゃんが包括されて、他の人を包括する余裕ができたの、共同体にこけるか、
つか、虐待された人が他の人を許すルート、自然と触れ合って自分の(悩みの)小ささを感じるルートや自分の世界(価値観)で追及するものを見つけて余裕
「パライゾ」「黄金夜叉」感想
ラストしか読んでないネタバレです。
「パライゾ」あらゆる人間が一瞬にして黒い塊となった世界。取り残された者の共通点は人殺しだったのだ。
うにゃーぼかー人殺しにそこまで価値を置かないとゆーか、殺すときゃ殺しちまうだろの大切なものもできる壮年の保守っぷりだと思う。いくつか短編集がポイ感じでしたがそーゆー人は出てるんやろか。
まー、人を殺すことは人に殺し殺しあう世界が妄想上としてはあり得るけど、実
上野千鶴子先生さすがのアンテナも
僕のスマホのレコメンドには「その女、ジルバ」が紹介されてますが、上野さんの本を読んでたら、参考文献にあげられてました。さすがのアンテナ、上野先生、話題になる人ではあるのかな、とか。スカートの下の劇場、他、全く読んでないけどね。
ジルバ、ドラマ見てないけどある程度筋は知ってて、結婚か、橋本治が女芸人が主人公の本のオチどーすんのて、結婚させたらOKよ、と書いてたが。
うーん、そこで結婚=思考停止の
六太と泰麒って対比だよね?
十二国記で「尚隆がいいというまで俺は目をつぶっている」と言った六太と「知りたいんです」泰麒は、対比構造だよね。人を信じるのと、考えるのと、どっちが良しかって、未来は分からない。誰にでも通じる人生訓を十二国期は提示できるのか、ワクワクしてます。ファクトフルネスで、かつての貧困層は今では全世界の6%しかいない、のか、世は良くなっているのか。不安におびえずとも人を信じていいのか(私の辞書には「信じる」の
もっとみる皆、無力で弱いと思えば優しくも思える
小5の時「さくらこちゃん」という絵本で泣いた。先生が好きな桜子ちゃんが、先生のために自分はつくした行動なのだが、いつも怒られてしまう話である。最期はハッピーエンドで終わったように記憶している。桜子ちゃんがそれに至るまでに絶望の記述があったのかは覚えていない。でも、世間と相いれない、合わせる気があるのに合わせることの出来ない人はいるんだろうと思うし、多いのではないのか、切なくなる。欲求は満たされるこ
もっとみる権利と義務のその先を書くか、ラディアン押し
「「正義」を解体し、多様性を包摂するための、緩やかな合意の地平にするといい。正義をクレドにするのではなく、簡素な原則にすること。」我が師匠finalventさんのツイートでした。なお、私の前回の投稿のほうが早いっす。
合意というか同意というか、大勢の人に当てはめることの出来ない限界があると思うんですが、やっぱりいくつの小さな集団の集まりが国家ということになるのかなーどうでしょ。小さな集団内の同意