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「学校」の使い方

小中不登校から小学校の先生になったJUNです。

そんな先生がいてもいいじゃないかという発想からでした。そんなこんなでどっぷりと公教育に浸かった結果、「素晴らしさ」と「やりにくさ」を感じることができました。

自分なりにもがき苦しみ、ふと、この先どうしよっかなぁ…と考えたときに、「自分が教えたいことを教える学校」をつくろうと思い立ちました。

実際にちょこちょこやってみると、「やっぱり一人じゃ無理!」」ということが分かり、今は「地域の力」を開拓中でございます。

同時に、「勉強法・成功法則マニア」として、このようにこつこつ発信を続けてきたのですが、紆余曲折あり「学校の使い方」が見えてきたので、まだまだ荒削りの部分がありますが、1つの考え方としてここに書き留めておこうと思います。

ぜひとも、読んでみてくださいね。

▼「学校」の使い方。

「学校では、本当に大切なことを教えてくれない!」とか、「ブラックすぎて先生のなり手がない。」なんて教育界には暗いニュースがうずまいていますが、忘れてはならないのは「公教育がこれまでの日本の発展に寄与してきた」ということ。

しかし、「今のままでいいか?」と問われたら、絶対的にNGな部分もたくさんあるでしょう。

しかし、日本の教育を変えるなんてことは、一朝一夕ではできません。

だからこそ、「文句を言う」のではなく「考えて行動する」という手段を取った方が自分の人生は充実すると思うのです。

そこで、「学校の使い方」をこのような意識に変えてみてはいかがでしょう。

「学校は、人生の『点』を打つ場所だ!」

と。

もはや説明不要だとは思いますが、現在の教育は、子どもたちの興味・関心に関係なく、お決まりのカリキュラムが提供されます。

ここの是非は、ぼくも言いたいことが山ほどありますが、いったんおいておいて。
#そういえば 、書いていました

だったら、「お決まりのカリキュラムがだめなのか?」と言いたいのかといえば、そうでもない。

多くの子どもたちが、きっと「やりたいこと!」「得意なこと!」を最初から分かってはいないと思うのです。

もしかすると、「学校」という狭い社会の中で活躍できたことが”きっかけ”となり、「好きなこと!」「得意なこと!」になったという可能性もあるでしょう。

この「好き」・「得意」こそ、人生における「点」なのです。

ちょっと分かりにくいので、スティーブ・ジョブズさんにご登場いただきましょう。

みなさんご存じのスティーブ・ジョブズさんですが、最初からiPhoneを開発しようとしていたのではありません。
#むしろ携帯電話業界への進出を反対していた

もっといえば、最初からアップルコンピュータを立ち上げようとしていた訳でもありません。

むしろ、彼の興味・関心は、座禅や書道などなど、いたるところにありました。まさに「好奇心の申し子」のような存在だったのです。

その結果、彼がスタンフォード大学の卒業式で述べた演説につながりました。

「未来をあらかじめ予測して、点と点をつなぎ合わせることはできない。可能なのは、後からつなぎ合わせることだけだ。つまり私たちは、今やっていることが、今後の人生のどこかでつながり、自然に実を結ぶことを信じるしかない。」

と、語ったのです。

さて、ジョブズさんに思いを馳せたところで、公教育の現実に戻ってきましょう。

何が言いたいのかといえば、

「公教育は、次から次へと『点』を提供してくれる場所だ!」

と思えば、受け取り方もちょっとは違ってくるのかなぁと思うのです。

最初から、「つまらない!」「できない。」と切り捨てるのではなく、好奇心を全開にしていったん受け止めて「点」としておけば、もしかしたら人生において、重要な「つなぎ役」に発展するかもしれないのです。

考えてみてください。

好き嫌いはあるにしろ、「運動会」や「音楽界」などのもろもろのイベント。理科の実験や楽器演奏。絵を描いたり裁縫・調理をしたりと、こんなに「点」を提供してくれる施設ってなかなかありがたくないですか?

もちろん、受け止めてみた結果、「あっ、自分、向いてません」となったって良いのです。

むしろ、「この分野は人生において楽しめなさそう。」という気づきを得たということが、人生にとってはプラスじゃないですか。

そう考えていくと、「学校の使い道」はちょっと違って見えてきますよね。

もちろん、カリキュラムの「内容」や教える「技術」等々、全てがそろっている訳ではないでしょう。

しかし、参加方法は子どもたちが握っています。

ぜひとも、「学校」というサービスを使い倒してくださいね。

▼まとめ

本記事では、「せっかくだから、学校を思う存分人生の糧としよう!」という内容をまとめました。

多くの子どもたちが、人生の命の時間を使って通う施設ですから、それ相応のメリットを勝ち取ってこようではないですか。

大切なのは、そのメリットを意識して受け取れるかということ。

ぜひとも、人生における「点」をたくさん作ってくださいね。

【参考文献】
📘将来の夢なんか、いま叶えろ。
📘ハーバードの人生が変わる東洋哲学



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