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「学校」の価値は、「価値観の広がり」にあるけど、そもそも「受け手の問題」でもあるという話

「学校」の可能性をふたたび信じ始めたJUNです。

先日、今後の方針の見直しがありまして、なかなかいけてる方向へ向かっているように感じたのです。

詳しくはメンバーシップで👉

ちょっと昔であれば、「バカ言ってんじゃないよ。」と軽くあしらわれるような夢見物語が、「やってみますか!」と受け入れられる空気感ができてきたということ。
#これほんと

そんな変化する大転換点であるからこそ、「学校の価値」を改めて書き留めておこうという記事でございます。

お時間がありましたら、さらっと読んでみてくださいね。

▼昔から変わらない学校の価値とは。

昔から変わることのない「学校の価値」は、

「価値観の広がり」

であることは間違いありません。

簡単に言うと、「ぼくはこう思っていたけれど、あなたはこうなのね!」と、発見があり、「世の中にはそういう視点で考える人がいるんだなぁ。」と気づくということ。

例えば、友達のうちに初めて泊まりに言ったとき、

「えっ、目玉焼きにソースかけるの?」

とか、

「まじ、鍋にそれ入れちゃう?」

なんてびっくりしたことはありませんか?

まさに、これこそ「価値観」の違いというか「文化」の違いですよね。

いかに、「目玉焼きにしょうゆをかける」という決まりきった小さな世界にいたことが実感できるはず。
#イッツアスモールワールド

そして、勇気を出して食べてみると。

「案外、いけるじゃん。」

となる。

そう、「価値観が広がる」のです。

こんな経験をたくさんさせてくれるのが「学校」という場所。

もちろん、「いやいやいや、目玉焼きにケチャップはないわ。」と言われて傷つくこともあるでしょう。

しかし、それも「価値観の広がり」の一部ではありませんか。

多少傷ついたかもしれませんが、相手にとってみれば「目玉焼きにケチャップ」という新たな価値観の獲得につながっている。

そう考えると、「あなたが、目玉焼きをケチャップで食べてきたこと」に価値があり、だれかの価値観を広げるという素晴らしい働きをしたことに変わりはありません。

▼ただ、受けとり手の問題もある。

しかし、きれいごとで終わらないのも世の常。

「絶対ケチャップは合わない!」と決めつけ、相手を否定し続けたとしたら、新しい価値観の獲得につながるのでしょうか?

こう考えると、「いくら環境が整備されていても受けとり手のアンテナが立っていなかったら無理」ということが言えます。

もっと突き詰めていくのであれば、なにも「学校」ではなくてもよし。

例えば、「通いなれた道」を子どもと歩いてみましょう。

もしかしたら、道端にひっそりと咲く花に立ち止まり、「きれいだね!」と言うかもしれません。

例えば、「通いなれた道」を地元のおじいさんと歩いてみてください。

「この公園は、わしらがいつも掃除しているんじゃ。きれいじゃろ。」

と紹介してくださり、公園に掃除用具があることに気づくかもしれません。

そして、だれに頼まれたわけでもなく公園を掃除するおじいさんの思いに触れ、あなたの公園に対する「見方」が変わるかもしれません。

何が言いたいのかというと、

「自分ではなく他者の立場に立って世の中を見ることで、何の変哲もない日常生活でも、価値観は広がるんだよ!」

ということ。

ただ、このような「価値観の広げ方」は、アンテナ感度の高い人しかできません。

だからこそ、「価値観の広がるチャンスをたくさん提供してくれる学校」に価値があるのです。

▼まとめ。

本記事では、「改めて学校って価値があるよなぁ。」という内容をまとました。

ぜひ、「変わりゆく学校」の姿を楽しみにしていてくださいね。



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