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人間関係を壊さない「時間」の使い方

「タイパ」という言葉ができるほど、現代人は「時間」を大切に生きようとしています。

テクノロジーの進化と共に、時間の使い方が多様になったことがその一因でしょう。

そんな「時間」の使い方が見直されることに伴い、ぼくたちはどんどん待てなくなっているみたい。

そんな余裕のなさは、人間関係のいざこざにも顔を出します。

ということで、「時間」が原因で信頼感を失わないためにできるちょっとした工夫をさくっと紹介します。

ぜひとも、使いこなしてくださいね。

▼人間関係を保つちょっとした「時間」テクニック

「退屈な時間は長いのに、楽しい時間はあっという間」なんて言われますよね。

きっと、みなさんも経験したことがあるでしょう。

そして、こんな記事も書けるくらい「時間」は、人間の気分に強く影響するのです。

だからこそ、人間関係を築く上で「時間」という軸をないがしろにしてはいけません。

待ち合わせを例に考えてみましょう。

何かしらの理由があって待ち合わせ時間に遅れてしまいそうな場面を想定します。

そんなとき、どちらの方法がより相手に安心感を与えられるでしょう。

A ごめん。ちょっと遅れるね。
B ごめん。10分くらい遅れるね。

自分が待っている立場であれば、きっと「B」の方が、より安心できるのではないでしょううか。

ぼくたち人間は、「不確定なこと」にとてもストレスを感じます。

あなたが連絡した「ちょっと」の中身がはっきりしないという状況は、「相手の予定が立たない」という不確定な結果につながります。

しかし、「10分くらい」というちょっとした確定要素があると、「じゃあ、コンビニでも行こうかな?」と1つの用事を済ませる時間を生み出せるかもしれません。

待ち合わせに遅れるときも、ちょっとした配慮で相手に対する配慮ができるのです。

ちなみに、気を付けなければならないのは、「自分の見積もりが大幅にズレる」ということ。

特に、焦っているような状況だと、予定の見積もりに「自分の希望」を入れてしまいます。

「10分くらい」は、「10分くらい(で着けたらいいな!)」というあなたの希望かもしれません。

実際は、30分以上の遅刻となると、相手が見積もって行動していただけに、逆にストレスを増すなんてこともあるので気をつけましょう。

▼「時間」によるストレスを利用すると…

ここからは、完全な余談です。

こんな感じでも使えるよ!という情報ではありますが、あまりおすすめはできません。

ざっくり言えば、「時間を守らないことで相手を動揺させることができる」ということ。

これは、予定よりも早く行っても遅れて行っても効果ありです。

ただ、相手との関係性にもよりますので、効果を出したいのであれば若干の作戦タイムは事前に確保しておいた方がよいでしょう。

例えば、厳しい商談で話を優位に進めたい場合。

立場上、相手が自分よりも下手にでる必要があるのであれば、待ち合わせよりも早く行くことで動揺を誘うことができるでしょう。

自分よりも大物と話し合うというシチュエーションに対して、心構えをする時間がほしいと思ってるはずですからね。

逆に、自分が相手よりも格上の場合は、あえて時間に遅れるという作戦が相手に動揺を引き起こす場合もあります。

ただ、「遅れて来たんだから話はこれでお終い」と言われてしまったら最後。

状況的には、「相手は格上なんだけれど、どうしても自分と話したい!」という激狭シチュエーションでしか使えません。

基本的には、予定時刻よりも余裕をもって現れる人の方が信頼感を得られることは言うまでもありません。

▼まとめ

本記事では、「『時間』に対してちょっとした配慮をすれば信頼感を獲得できるよ」という内容をまとめました。

ぜひとも、限りある時間を有効に使えるよう工夫してみてくださいね。

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