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【記事まとめ】メンタル不調を防ぐ!暮らし方の極意7選

現代生活と切っても切り離すことができない「メンタル不調」。

ぼく自身、様々な理由からバーンアウト寸前まで追い込まれました。

そんな自分のピンチを何とか切り抜けるために、ありとあらゆる情報を集めては実践することを繰り返しました。

そんなもがき苦しむ中で効果のあった生活スタイルを7つ紹介します。

もちろん、性格や状況によって効果のある・なしや、使える・使えないの違いはあるでしょう。

ただ、メンタルダウンした時には、過ぎ去るのを待つのではなく、メンタルを安定させる自分なりの方法を複数もつに越したことはありません。

どれも簡単に実行できるものばかりなので、ピンチの時は気が向いたものから試してみてくださいね。

【メンタル安定】日常生活の中で意識すべきこと7選

メンタルの安定に役立つ方法として、まずは「日常生活の中で意識したいこと」を6つ紹介します。


①「コントロール感」をもつ

ぼくたち人間がストレスを感じるのは、「不確定な状態にさらされた時」と言われています。

人間関係が悩みの種となるのも、ある意味「他者の気持ちや反応が不確定であり、自分がどうこうできるものではない」という理由もあるのでしょう。

だからこそ大切なことは、

「自分が自分の意志で変えられるような部分を意識的につくること」

なのです。

日常生活において様々な選択肢にさらされます。

そんな時は、「自分が自分のペースで進められるところ」という視点で選んでみるのがおすすめ。

やはり、仕事でもプライベートでも、「自分で決めた!」という感覚は、人生お幸福度に大きな影響を与えるのです。

👇コントロール感の詳しい記事はこちら

②運動をする

メンタルだけでなく、人生を充実させるために「運動」は欠かせません。

その根拠として「運動」には様々な効果が確認されていて、

・運動をすると気分が晴れる
・運動をすると自分に自信がつく
・運動をすると問題に粘り強く取り組める

などなど。

本当に良いこと尽くしなのです。

「運動」については、別記事にもがっつりまとめていますが、「メンタル」をテーマに「運動」を語るのであれば、

「悩みからいったん距離を取ることができる」

という効果は欠かせません。

試しに、ご自身が「運動」をしている状態をイメージしてみてください。

例えば、サッカーの練習中。

ボールが自陣と相手のコートを行ったり来たりする攻防の中、「そうだ、まだあの仕事終わっていなかったな…」なんて考えますか?

例えば、最近流行のクライミング。

右足の置き場所を探しながら、「なんて謝れば許してもらえるだろう…」なんて人間関係のいざこざを考えますか?

ちょっと想像してもらえると分かるのですが、体を動かしている時間って、「今」に意識を集中するため、「過去の後悔」とか「未来への不安」という悩みを考えることができないのです。

さらに、運動効果によってもたらされる充実感もついてくる。

だからこそ、メンタルを安定させるためにも定期的な運動習慣は、確実にもつべきなのです。

③生活の中に「余白」をもつ

「タイパ」という言葉がもてはやされるように、現代に生きる人たちは、とにかく忙しく生きています。

昔の生活と比較して「確実に便利で豊かになっているのに、幸福度は上がっていない」なんて指摘、よくされていますよね。

この矛盾が起きる一つの要因として、「時間に対する価値観の変化」が考えられます。

仕事が究極まで効率化され、素早く大量のものが作られる時代になると、ほんの1分とか10分だとしても、「何かできることがあるのではないか?」と考えて行動してしまう。

仕事ならまだしも、プライベートな時間において「隙間時間を有効に使わないと」と生き急いでゲームやSNSに没頭する時間は、もしかするともったいない時間の使い方かもしれません。

というのも、暇つぶしが充実した現代社会において、「ぼ~っとする」という大切なツールが使われなくなっていることでしょう。

しかし、偉人の私生活を見ても、科学的に見ても「ぼ~っとする時間には価値がある」というのはどうやら正しそう。

ある意味「ぼ~っとする」という贅沢な余白時間を確保することで、仕事効率や人間関係、アイデアのひらめきなどなど、様々なメリットあると分かってきたのです。

👇人生の「余白」については、こちらの記事もどうぞ!

④「小さな一歩」を認めてあげる

「夢」とか「目標」というのは常に輝いたものとして扱われます。

しかし、輝いているものの裏側には、必ず闇も控えている。

もしかすると、「夢」や「目標」を追うことに全力を出し過ぎたあまり、

「こんなんじゃだめだ。」
「もっと頑張らないと…」

というように自分を叱咤しすぎるあまりいつしか燃え尽きてしまう…なんてことも少なくないのです。

もちろん、「夢」や「目標」をもって生活することは「生きがい」にもつながりますから一概にだめ!とも言いにくい。

だからこそ心がけるべきは、「絶対に〇〇しないとだめ!」と自分の実力以上のプレッシャーを与え、ついていけなくなった自分を「なんてだめなやつなんだ…」と卑下するような考え方に陥らないよう注意することなのです。

このような自暴自棄の感覚に陥らないためにも、「小さな一歩を認める」という考え方はとても大切になってきます。

人間は、どんなに不安や心配に囚われていたとしても、「行動する」ことによってそれらのネガティブ感情を打破することができます。

この特性を生かして人生を充実させるには、

「毎日のちょっとした行動を認め『今日も一歩進んだな』とか『今日も頑張ったぞ!』と自分自身に声をかけてあげる」

ことが大切なのです。

👇自分を認めることの大切さについて詳しい記事はこちら。

➄「共感力」を発揮しすぎない

人間関係を円滑にする「共感力」。

しかし、「共感力を高めすぎると苦しくなる」ということも分かっています。

何となく手放しで「よいもの」とされる「共感力」ですが、実はデメリットも大きいのです。

詳しくは、こちら👇の記事を読んでいただくと分かるのですが、

ざっくり説明しておくと、

「共感を抱くということは、『それ以外の人』というカテゴリが発生することでもある」

と、いえるからです。

例えば、スポーツなんか分かりやすい。

「にわかファン」なんて言葉もできましたが、それまで全く興味のなかったスポーツも、「日本代表」みたいな枠ができると、急に「自分のチーム」みたいな感覚になり、「応援しようかな?」なんて気持ちが生まれてくる。

普段は、「自分は日本人だ!」なんて考えてもいないのに、「日本対〇〇」みたいに「日本人カテゴリ」が発生することにより、共感力が感化されることがあるのです。

この状態をもっと身近な人に適応してみましょう。

例えば、家族。

極端な話、

「家族に起きた不幸な出来事には胸を痛めるが、テレビのニュースで報道されるような世界規模の問題はふーん位でスルーする」

なんてことありません?

これは、人間の特性であり悪いことと言っている訳ではありません。

ぼくたち人間は、より身近なコミュニティになればなるほど共感力が強く発揮されるのです。

だからこそ、「なんでもかんでも共感力が大切!」とか「みんなに優しくしなさい!」という価値観は、もしかすると、自分自身を苦しめる結果につながるかもしれません。

⑥人生は「長期思考」で考える

「今日もらえる1000円と来週もらえる1500円」

さて、あなたはどちらを選択しますか。

これは「遅延割引」という心理で、「人間は未来になればなるほど価値を過小評価してしまう」という考え方のこと。

冷静に考えれば、ちょっと待つことで利益が増加するのですから「待つ」という選択肢が正解だということは分かります。

しかし、「今すぐもらえる」という安心感は、未来のお得感に勝ってしまうことが多々あるのですね。

何を言いたいのかというと、この教訓を人生においても応用しましょうということ。

ぼくたちの人生は、間違いなくロングゲーム。

今日という日の積み重を数十年間積み重ねるゲームなのです。

当たり前だよ!と言われそうですが、先ほど紹介した「遅延割引」という心理効果を考えると、ぼくたちは「今」を優先して、簡単でお手軽な選択をしてしまいがち。

先ほど「夢」とか「目標」の話をしましたが、これらを達成するには間違いなく時間がかかるはずなのに、「手っ取り早く叶わないかな?」なんて考えてしまうこともある。

そして、なかなか思うように得られない結果にしびれをきらし、

「自分には才能がなかった。」
「努力したけれど、結果はでなかった。」

と、心折れて途中退場してしまうのです。

ただ、途中退場が悪い訳ではありません。

いくら努力を続けても、叶わないことは叶わないので。

そんな見極めも大切で、時に「やめる!」という選択も必要なのですが、その止める理由が、

「もっと手っ取り早く夢を叶えたい…」

という「短期思考」だとしたら注意です。

何事も「短期」で「簡単」な方法は実を結ばないからです。

もしも、そんな方法があるとしたら、ぼくを含めてほとんどの人が「夢」や「目標」を達成できていますからね。

だからこそ、メンタル安定のために心がけたいことは、

「何事も人生において大切なことは時間がかかる。」

と、心に留めておくこと。

焦って心を痛めつけなくてもよいのです。

⑦他者との「比較」をしない

メンタルを不安定にさせるために効果絶大なのは「比較」の力

人間は、反射的に他者と比較してしまう癖をもっているので、ついついマウントを取りにいってしまう。

もちろん、実際にマウント行動をするかしないかは、その人の選択によるのですが、心の中では「他者と比較して上だったらいい。下だったら残念」と思ってしまいがちなのです。

そして、この「他者よりも上でありたい…」という思考は、もはや説明するまでもなくメンタルを悪化させます。

冷静になって考えてみれば「自分が誰よりも上に立っている」なんてこと、存在する方が稀ですものね。

だからこそ、「比較」を突き詰めていくと、確実にメンタルをへし折られるゴールに辿りつくのです。

だからこそ、「比較思考からの脱却」が必要不可欠。

ついつい「あの人よりも…」なんて考えが始まったら、「おいおい、比較したっていいことないぜ。」と自分を諭してあげましょう。

「比較脱却」について詳しい方法は、こちらをお読みください👇


▼まとめ

本記事では、「メンタルを安定させるために日常生活の中で心がけること」についてまとめました。

ぼくたちの「感情」というのは、「どのように捉えるか」によって見方は変わってくると言われています。

ということは、同じ状態に陥ったとしても、「ピンチだ!」と考えて心を悩ませるより、「これを乗り越えたら成長するぜ!」というように「チャンス」として捉えてもよい訳です。

もちろん、もともと備わった性格というのも大いに関係してきますので、みんながそのような捉え方ができるとは言いません。

ただ、「自分の捉え方によって世界は変わってくる」と知っているだけでも少しだけ生きやすくなるのではないでしょうか。

意識的に、自分の捉え方を調整し、自分が安心して生活することができる世界を作り出していきましょう。

👇「メンタル」を安定させるために使えるテクニックはこちら。




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