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スピリチュアル嫌ってた私がツインレイ信じるしかなくなった話 02

【2022年10月】人生を真剣に考えた

この頃、ふと私は自分の人生の在り方について深く思案することが増えていた。

毎日の生活の中で、何かしっかりとした人生の目的・目標が欲しいと強く思うようになっていった。母にもそれを相談し、真剣に話し合った結果、やはり自分の好きなことを突き詰めていくのが1番良いのではないかという結論に至った。
私は幼い頃から絵や漫画を描くこと・物語を創作して小説を書いたり絵本を描いたり、簡単なアニメーションで紙芝居のような映像を作ったりすることが大好きだった。
そして大人になってからは、球体関節人形(いわゆるドール)にもハマっていたのもあり、思いついたのが、人形を使った短編映画を作って、ショートムービーコンテストに応募しようということだった。

私は本気で、ショートムービーコンテストで優勝したいと思うようになっていった。もともとショートムービーというものが大好きでもあったし、短編映画撮影のための小道具や、もちろん台本もすぐに書き上げてしっかり準備をした。
母は、何かを成し遂げるためには、私の場合、コンテスト等に応募して多くの人の目に作品が触れる必要があると思うと話してくれた。そして、やるからには全力で1番を目指そうということだった。
私もそれには激しく同感していたので、出来ることは全部やろうと思った。
そこで、1つのアイデアがまた浮かんできた。
”映画の主題歌制作を誰かに依頼したい”という大それた案だった。でも当時の私はまったく大それているなんて思わなかったし、とことん突き詰めて限界突破したいと考えていたのだった。

【2022年11月】まさかの芸能人とコラボ

思い切った決断をしたなと今でもたまに思う。

当時、私は全力でショートムービー制作に取り掛かっていた。それは確かなのだが、何故か短編映画の主題歌制作を依頼したいと思い付いたときに、どうせならプロの方にお願いしたいとまで考えたのだった。そのほうが、より多くの人々の目に留まるだろうと思ったのだ。

普通ならあり得ない発想かもしれないが、あくまでも私は本気だった。そして、どうせなら、と思って私は初恋の彼に想いが届けばいいと考えて、20歳の頃に彼に教えてもらったとっておきの音楽アーティスト様を思い浮かべた。まさに私が制作している短編映画とイメージがぴったり重なっていた。

そこで、早速そのアーティスト様の公式ホームページのお問合せ欄から直接、経緯の説明と楽曲制作依頼についての気持ちを書いて送信した。すごい行動力だと言われることもあるが、私にとっては、”やらないよりやって後悔したほうがいい”という信条の通り、普通のことだった。当たって砕けろの精神が、病気や障害を発症したことによって、私の中に根強く生きていた。限られた人生の時間の中で、やらずに終わることがどれだけ勿体ないことかと思っていたからだ。

そして数日後、メールボックスを開くと、なんとアーティスト様本人からメールが届いていた。流石にこれには私も驚愕してしまった、と同時に歓喜に震えてしまった。
まさか自分の気持ちが通じたのだろうかと、信じられなかったが、アーティスト様はその後も丁寧に、生粋の初心者である一般庶民の私に対して親切に楽曲制作についての話を進めてくれた。
本当に楽曲制作してもらえるなんて、正直、きちんと想像できていなかったのに、ここまですんなりと奇跡のような展開が起こるなんて、いったい私はどうしてしまったのかと、少し動揺していた。

<続く>