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幸せだと思う瞬間が増えた、最近のこと

去年の12月に勤めていた会社を辞めて2020年1月から未経験の業種に飛びこみ働き始めました。ちょっとだけ、いま感じていることを振り返ります。

会社を辞めてすぐ感染症拡大の急展開。一時はどうなるかと思いました…。あっというまの9月、ありがたいことに切れ間なく忙しくしていました。実際いまも息をつくタイミングでは全然ないのですが(あれもこれもやらなきゃと思いながら隙間時間で書いています…まとめるのに1週間かかった)最近感じていることを残しておきます。

会社員だったときと、いまとの変化を振り返る前に。
このnoteは「会社員だったときの自分」と「今の自分」を比較して書いています。自分の変化の話です。主語を大きく「会社員」と「フリーランス」で比較した内容ではないことを前置きさせてくださいね!
フリーランスになろう!と煽りたい意図も一切ありません。
「○ヶ月で月収▲円稼ぐ■■に!」などの考え方も合わないのでそういった発信をするつもりもありません。

1.好きなことしかしてない

文字通り本当に毎日好きなことしかしていません。
まだまだ未熟でうまくできなくてもどかしい、苦しくて苦しくてしんどい、悔しい、悔しい、つらい、悔しい、こんなんで申し訳ありません、という日もなかなか多いのですが…

しかし好きだからこそしんどさも成長痛だと思って受け止められるし、もっともっと頑張ろうというやる気につながっています。

こういう言い方するとちょっと斜に構えたみられ方をしてしまうことが多い気がするのですが、、嘘偽りなくわたしは朝から晩まで好きなことしかしてません。断言する。(過去の私、一歩踏み出して頑張ってくれてありがとう)

小学生時代のほとんどは某ふ○コミュニティに入り浸り独学でホームページを自作(PictBearでキラッキラ画像をつくってHTML4書いてた)、中学生で2ちゃんなどの掲示板文化を経験、高校生でデコログなどのブログ文化、前略プロフやmixiなどでのSNS文化に入り浸り…私はもはやインターネット依存歴20年。
その世界で仕事できることが心の底から幸せです。

子供の頃ガムやお茶のパッケージを見て自分も作りたいと思い、グラフィックデザイナーになりたいと親に言ったらなぜか反対されてあっさりその夢を諦めてしまった後悔。デザイン学部がある大学受験に失敗してしまった挫折。かわりに入った地元の大学でマーケティングを勉強したのにその機会を活かしきれていなかったこと。

いろんな思いが重なって「やっとやりたいことに帰ってきた」という気持ちです。リスタートするのは年齢的には遅れてしまったかもしれないけど、今日から始めたことでも5年続ければ今日よりはプロを信条にめげずにがんばります。比較するのは他人じゃなくて昨日の自分!この先もWebやデザイン、マーケティングのことでスキルアップしていきたい。

ここまで楽しい!と思えるまでの道のりは簡単ではなかったですが、血反吐な経験や絶望を何度か味わいつつ諦めずにいたらいつのまにか幸福度増してました。そして私にはまだ血反吐な経験が足りてないと思ってます。

もっと壁にぶつかって、挫折して、いっぱい悔しい思いして乗り越えてちょっとずつでも確実に成長していきたい所存です。

ストレングスファインダー1位が「ポジティブ」な人間として何事も前向きに捉える力を強みにw 頑張っていきます。

2. 幸せだなと思う瞬間が増えた

ふとした瞬間に「あぁ〜幸せだな」と思うことが増えました。去年よりも確実に。朝起きて今日も1日中好きなことができると思ったとき。自宅の仕事用デスクについてPCを立ち上げたとき。仕事の合間にふらっと散歩して空を眺めているとき。開けた窓から入ってくる風や音で季節を感じたとき。新しいデザイン案を考えているとき。いいデザインができたなと思えたとき。

1日の中でも夕方が特に好き。綺麗な夕焼けを眺める時間ができたのは嬉しいことです。自分が大切にしたい時間をしっかり味わえているというか。。フリーランスになったという方で「夕陽をみたかったから」と仰っている方はわりと多い気がしています。

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他に…

・毎日好きな時間から仕事を始めることができる
・会社での評価のためだけの目標面談が無くなった
・満員電車に乗らなくていい(身動きとれない満員電車4本乗り継いで往復2時間かけて通勤してた)
・通勤で浮いた2時間は睡眠、読書、テレビ、SNS、仕事にあてられる
・離れて暮らす親や友達に土日関係なくすぐ会いに行ける(今は無理だけど)

なども、よかった変化のうちです。

誰もが知っている大企業に勤めることが親孝行でキャリアの成功だと思い込んでいたこともあったけれど、その心理から脱却して本当に自分がやりたいこと見つけてのびのびやれている今のほうが断然幸せ。前よりも「うおぉぉ生きてるぜぇぇ」って気持ちが強いです。(あつくるしい)

毎日毎月毎年同じルーティーン作業を繰り返していただけの会社員時代。朝起きて仕事に行って、定時で帰ってくる。ごはんを食べて録画してたアニメを観て寝る。淡々とすぎていく毎日。

前々職のエアラインで不規則な勤務や時差のズレなどで体調を崩していたので、前職はあまり忙しさに起伏のないお仕事を自分で選んでいたこともあります。(だから淡々と平和にすぎていく日々もそれはそれで幸せでした)
「仕事と家の往復しかしていない。スキルも無い」と悩むことができるようになったのは体調や精神面がすっかり回復して次へのステップを踏み出す準備ができたからこそ。だから無駄な時間ではなかったしそれがなかったら絶対に今はないのですよね。

3. 毎月感謝しながらお給料をいただいている

お給料をいただくには毎月自分で請求書を発行して、お仕事させていただいてる会社にそれぞれお送りする必要があります。(現在複数社と固定のお仕事をさせていただいています)

毎月、こんなに楽しい仕事をさせていただきありがとうございます!来月も頑張ります!よろしくお願いします!と思いながら請求書を作成し、送信します。

銀行口座に入金いただいたときも、ああ、ありがたいな…この先もがんばろう。。となります。毎月固定給が入ることが当たり前だった会社員の時にはまるでなかった感覚でした。「給料日」という認識はあったけど、明細もちゃんと見てなかったです。

感謝して報酬をいただく
それに見合った働きができるように努力する

この毎月の区切りと感謝と決意は、忘れてはいけないなと思います。

4.自分の価値観に改めて気づけた

わたしは「人の役に立てていない」と実感した時ものすごくストレスを感じます。
あ、いま貢献できてないかも、役に立ってないのかも、と思ってしまった瞬間が一番つらいです。申し訳なくて、地中深くに埋まりたくなります。
だから、空いた時間には勉強をしたいし、自分がやってみたいと思った仕事にはどんどん挑戦して表現の幅を広げていきたいと思っています。

自分が好きなことでチームや誰かの役に立ちたい。
これは軸の一つになるんだろうなと改めて気づきました。

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さて、こんな感じでした。

今回だいぶポジティブな内容におさめてしまいましたが、わたしはかなりぽんこつでよく落ち込むし反省することばかりだし闇落ちすることも多々あります。

その度、いま一緒に働いてくださっているチームのみなさんに助けていただいたり、師匠と呼んでいる方々に相談してアドバイスをもらったり、周りの友人たちに励ましてもらったり。。たくさんの人に支えられています。いつも本当にありがとうございます。。

つい最近SNSで「フリーランス最高って言ってる人居ないよね。つまりそういうことだよね」的な投稿を見かけました。
私は最高だと思ってます。でも、そういう発信をしたいとは思っていないのですよね。

「フリーランス」になったことよりも、「自分が夢中になれることで誰かの役に立てる仕事ができるようになったこと」
そこが一番焦点を当てたいところ。

そもそもわたしもフリーランスになったのはある意味成り行き、勢い、タイミングでした。会社退職間際でここで決まるかな、と思っていた選考中のところが音信不通になったり(震)、あるときは「その年齢から新しいこと始めるのは遅くない?何がしたいの?」と面接中に言われグサ〜〜〜っときたり、ライフプランきかれまくったり。
転職について、去年の今頃書いたnoteが未公開で残ってました。ここに残しときます。

(2019年末くらいに書いたnote下書きより抜粋)
9月から本格的に転職活動を開始。
しかしやはり、業界未経験既婚女28歳は”ライフプラン”というものを必ず聞かれました。(コンプラ的にこんなこと聞いてアレだけど、、という前置き付き。)
不妊で悩んでいたり流産で悲しんでいた友人を近くでみてきたこともあり「子供産まずに働きます!仕事優先!」などとは嘘でも言いたくなくなってしまいました。不器用ですかね。正直に「授かりものですし分かりません」とか「年齢的にも近い将来子供が欲しいです」と答えるようになっていきました。同じ年齢の男性が面接に行ったら同じこと聞かれるのかな、ポイズン。
当然、会社としてはお金をかけて採用活動するわけですから、長期的な人材を採用せざるを得ないですよね。そこは重々理解しています。
でもそこをつっこまれないだけの準備ができていなかったこともひとつ要因としてあると思います。自分の反省点です。

成長の機会、仕事の大きさ、教育、上司、同僚、ボーナス、有給、福利厚生、毎月のお金の保証、社会的信用、出張、備品支給、経費精算、、、会社員はやっぱり良いですよね、、

でも、いろいろひっくるめて、1日に最低1回は今の働き方と仕事に変えてよかったって思います。結果そう思えてるから、よかった。
この先も自分の頑張り次第でひとつの会社に依存せず生きていけるぞっていう安心感がちょっとだけ、ほんのちょっとだけ🤏芽生えています。
まだまだですが。

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先日師匠のしばさんと同じテーマで音声を録ったので
こちらも置いておきます!

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転職に関しては舞さんがnoteにまとめてくださったのでこちらもぜひ!
幾度となく私に転機を与えてくださった舞さんには感謝してもしきれません。このnoteは私の宝ものです。 

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色々あるけどがんばってこーっていうのはこちら。公式さんにもピックアップいただいて私史上一番読んでもらったnoteです。紆余曲折ありながら元気にやってます!

はな|Hana Chiba
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