【詩】夜行性の詩 5 風何(ふうか) 2023年10月28日 04:33 夜にだけ小説を書きたくなるようなそういう不定形の生だったとしても。昼に満たされていたことを忘れ去り、棚に上げるように劇的に、夜が去ってゆくのを惜しんだのなら、世界一の不幸者になって、僕は、無造作に、欠け落ちた詩を描く。たとえ、本の形をした物語しか知らなかったとしても。四等星みたいに綺麗な小説が描きたい。恒星が周囲を燃やすようにきみたちを、傷つけていたい。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 私の作品紹介 93,409件 眠れない夜に 68,185件 #詩 #私の作品紹介 #現代詩 #自由詩 #眠れない夜に #散文詩 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート