本気で絶望した人こそが最大の転機のチャンスがある人 導入編
こんにちは。私はパーソナルで心のコーチングをしておりますしんかいさんこと新海智子です。
自分の心に嘘をつかない自分の心に正直に生きることを、コーチングというコミュニケーションの技法などにより、ご縁のあった方々を幸せな人生へ導いております。動画インタビューはこちら
連休ですね。紅葉がいい時期でお出かけの方も多いでしょうか。私は連休関係なく働いておりますが、この時期になりますと、通勤時に毎年素敵な紅葉が見れるお気に入りの道路があり、だんだんと色が変わっていく木々にうっとりしております。
今日は、自分に、人生に、絶望した方へ〜ということで書いていきます。
自分に本当に絶望している人へ
あなたは、今、自分に本当に心底絶望していますか?
もし、「まあまあ、絶望していますよ。」という方には、この記事はもしかしたらお役に立てないかもしれません。
「はい、本当に心底絶望しています!」と胸を張って言えれば言える人ほどに、もしかするとこの記事がお役にたつかも知れません。是非、読み進めてくださると、何らかのヒントを得られるかも知れません。
絶望こそが〇〇でした
私の話を少しさせてください。私は今、心のパーソナルコーチングを個人事業主として、看護師を雇用されてやっています。プライベートでは思春期の子の母でもあります。
いま、悩みも特になく、毎日が充実していてとても穏やかな日々を過ごしておりますが、これはずっとそうだった訳ではありませんでした。
人一番悩みが多く、ひとつ悩みが解決したら次の悩み。悩みがエンドレスで、いつも疲弊していました。が、今はそのような時代を忘れつつあるくらい幸せに楽しく毎日充実しております。
そんな私も、人並みにさまざまな人生の谷山を乗り越えてきましたが、ターニングポイントだっだなというのが、人生に三回ほどあります。
そして、その3回に共通することがあるのですが、それはとてつもない自分に対する絶望感でした。
「ホント、私って最悪だわ〜。まじ、信じられない。こんな奴おる~??いないいない!マジ最悪だわ〜。いや〜、こんな自分、受け入れられない!何やってんだか!ホントわたしのバカバカ、ばかー!!!」(両手で交互にポコポコ頭を叩く感じをイメージしてください(笑))
って、うかつにも、また一人芝居に入ってしまいましたが、本当にそんな感じでした。
そして、後に気づきました。挫折や絶望こそが転機になっていると。もちろんいい形の転機です。インタビュー記事はこちら
絶望の先にあるものは
ノ ジェス著の心感覚には、哲学的に「正しい絶望」と出会うことで、「究極の希望」に出会うとあります。
冒頭に書いたとおり、「心底呆れる」「本当に絶望」という、どん底を伴う絶望感を味わうことが、転機には大切だと思っています。
なぜなら、このようなどん底な気持ちを味わうためには、その前にそれなりの頑張りがあったはずなんです。適当に、「もし○○だったらラッキー」くらいの気持ちでやっていたならば、絶望なんて感じることがないからです。
または、心底自分に呆れたという時はどんな時でしょうか。それは、とんでもない失敗をした時やいつも同じようなうんざりすることを重ねていることに気が付いた時、「いい加減こんな自分嫌だ!」と感じるのだと思います。
大した失敗でない場合やたった一度のうんざりでは、心底自分に呆れるまでにはならないと思われるからです。
気付かれたでしょうか。このような絶望を味わえるということは、真剣に生きている、または真剣に取り組んできたという証なのです。もし、いま超絶望の最中に入る方がいらっしゃいましたら、まずは自分を労ってあげてくださいね。「今まで、よく頑張ってきたね。本当にえらかったよ。」と。
そして、その頑張りは絶対に無駄になりません。一生懸命に真剣に頑張れる人というのは、他のことにも一生懸命、真剣になれるからです。
幸せになろうと覚悟したならば、幸せになる力も同じように持ち合わせているからなのです。
そして、絶望の先には希望があります。もしかすると絶望というのは、自分に不要だったものを手放していく作業なのかもしれません。
仏教の智慧
私は大学で心理学を専攻し、仏教学も学びました。信仰はしていないのですが、学問として学び、心理学の行きつくところは仏教(経典)であり、「世の中の原理原則は経典にあり」と私は考えています。
そんな仏教から、絶望の最中にいらっしゃる方に、ここからは仏教の智慧を交えながら書いていきますね。
絶望の最中にいる方は、もう諦めてください。
「えっ??しんかいさんって結構冷酷ね。」ってお思いになったかもしれませんが、せっかちにならずにもう少しだけ読み進めてみてくださいね。
諦めるというのは、もともと「明らかにみる」という言葉が、だんだん省略されて、「諦める」という言葉になっています。「諦める=明らかにみる」ということなのです。
一般には、断念する、ギブアップするなどという、マイナスイメージがあるかもしれません。しかし、仏教では、諦めることは「明らかにみる」ということだと言っています。諦観(ていかん)とも言います。
では、明らかにみるといっても何を明らかにみるのでしょうか?それは、物事の真理を明らかにみるということです。
人生には、悩みやとトラブルが発生することがあります。そして、絶望的などん底にいるときこそが、その真理を明らかにみるのによいタイミングであると思うのです。
正見とも言います。「正しく見る」ことを仏教では正見(しょうけん)と言いますが、自分中心の見方や偏見をせず、物事を正しく見るということです。
絶望にある時には、今まで信じて止まなかった自分の心の見方や偏見に対し、「本当にそうかな」「私、間違っていたんじゃないかな」「今まで、やり方が悪いんじゃないかな」と、謙虚な気持ちで疑うことができると思うからです。
仏教には、因果応報という言葉もあります。これは、全ての行い(結果)には、必ず原因があるという考えです。
例えば、トラブルが発生場合、そのトラブルには必ず原因があったということです。何か失敗をしたならば、そこには必ず原因があったのです。
その原因を自分の色眼鏡を外して、正しく見る。いわゆる自分中心の見方や偏見をせず、物事を正しく見るということです。それが明らかにみるということです。そして、その真理をきちんと見ることができれば、悩みもなくなり、解決策もわかり、どんどんと人生観が開けてくるわけです。
物事を正しくみる「正見」というのは、本当に難しいことだなと思います。人は、自分の経験や知識などから得た自分なりの解釈という色眼鏡をいつもかけて物事を見ています。もちろん、その眼鏡の色は人それぞれ違い、だからこそ同じ事実でも、解釈は人の数だけあるわけですよね。
では、長くなってしまいましたので、2部に分けようと思います。物事の真理を正しく見ることの「実践編」については、11/6 (月)にアップしたいと思いますので、よろしかったらまた遊びにきてくださいね。
では、ここまで読んでくださりありがとうございました。
自己実現メンタルコーチ
しんかいさんこと新海智子
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私の提供しているコーチングは、しんかい式自己実現メソッドとして、幸せ人生を作るためにはずせないポイントを盛り込んであります。
徹底的自己理解のサポートを含む、自分に嘘をつかない心から満足のいく生き方ををパーソナルコーチングでしております。
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※イラストはnouchiさんの素敵なイラストを
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