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採血を失敗されがちな方へ

こんにちは。自己実現メンタルコーチのしんかいさんこと新海智子です。

私はコーチングの個人事業主と看護師というパラレルキャリアという働き方をしております。

このnoteでは、「幸せに生きるヒント」について書いていますが、今日は看護師の立場から「採血をうまくやってもらうコツ」についての記事です。

以前Facebookで投稿したところ、反響をいただきましたので、noteでもシェアしていきたいと思います。

年間で、7、800回の採血をするのかなと思います。
その中に1割くらい、見ても触っても分かりづらい血管の方がいらっしゃいます。

そのような方は、血管が細い上に、深いところにあり、「採血では2度3度針を刺されることが当たり前です」とおっしゃいます。

すっかり採血が嫌いになってしまった方とすっかり慣れてしまった方がいらっしゃいます。

そんな「血管が細い」「とりづらいらしい」という方に、採血を受ける際のちょっとした工夫を書いてみますね。


採血を受ける前の工夫


①水、またはお茶の水分をしっかり飲んでおこう!
→脱水傾向になると血管が更に細く弾力がなります。

②病院によっては、夏には冷房がききすぎて寒いこともあるので、羽織りを持っていこう。
寒い日や涼しすぎる部屋ではカイロで腕や周辺をあたためるのも有効
→身体が冷えると血管も縮こまります。

③なるべくリラックスしよう
→緊張は交感神経が優位となり、血管が収縮します。リラックスすると、副交感神経が優位となり血管も拡張!
採血前には何度か深呼吸をしてみよう。

④採血する直前まで、腕は下げておこう
→やるべく抹消に血液を送っておくことで、
血管がわかりやすくなります。

⑤看護師に「絶対失敗しないで」という言葉はNG!
→ベテランはその言葉に左右されない技術がありますが、慣れてない看護師には、その一言はプレッシャーになり失敗の可能性が増えてしまいます。

⑥なるべく無口になろう
→緊張のあまり、ついおしゃべりが止まらなくなりますが、しばしの間だけ、無口でいてくださると、看護師は見えない、触りづらい血管探しに集中できます。

血管が本当にわかりづらい方の場合、目を瞑って集中して、手先の感覚で探します。

もし、採血をいつも失敗されがちな人がいらっしゃいましたら、以上を試されて見てくださいね。

ナースのひとりごと


私も新人の頃は、よく採血を失敗しました。
患者さんにはご迷惑をおかけしたと思います。
患者さんには本当に本当に申し訳なかったです。
本当に申し訳ないと思いながらも、看護師も医者も必ず通る関所です。

技術に関しては、失敗→改善を繰り返して腕を上げていく以外、方法はありません。

看護師というのは、患者さんに寄り添うだけでなく技術が伴うことで、患者さんとの信頼関係がより築かれ、より近くで寄り添うことができるって思います。

なんでも技術を上達させるには、失敗をしても尚やるしかないのです。

漫画のセリフにありますが、「ここで諦めたら試合終了です」といった感じです。

なんでもそう。仕事も人生も、その人が積み上げてきた結果です。技術もそうですが、幸福も不幸も、ある日突然やってくるわけではありません。

全て、過去に自分の蒔いた種の花や実。それは、良くも悪くも自分で刈り取ることになると感じています。

だからこそ、自分の言葉、態度、行いを「良いもの」にしていきたいですね。

そして、「良いもの」というのは、どうゆうことなのか、それをちゃんと見れる(正見)人間でありたいと、そう感じながら、日々様々な方から学ばせていただいています。

自分以外皆師です。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

自己実現メンタルコーチ
しんかいさんこと新海智子


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