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古民家で子育てをするうちに感じたこと

今日もご覧いただきありがとうございます。

いつもハイパー☆センシティブ☆
高感度センサーだらけの我が家へようこそ!

ハイセンス ママです。

我々ハイセンスファミリーは
とっても田舎で暮らしています。

highly にsensitive な我々には、
自然に抱かれて季節とともにある
今の暮らし方がぴったり。

今日はそんな暮らしの中でふつふつと
感じたことをぽつぽつと書いていきます。


ハイセンスファミリーの住む田舎町

水も空気も美しい ここは、
車がなくては どこへも行けないし
虫は いちいち大きいし
イノシシやテンやサルも出ます。

草刈りは住民総出でしなければ
間に合わないし

その住民も65歳以上が大半を占め、
60代のおじちゃんたちが
「若手」なんて呼ばれています。

子育て移住者の居心地

私も夫も、この地域出身の
いわゆるUターンではないので、
地域の方々にとって「移住の人」です。

夫が移住するきっかけとなった別の夫婦が
先に移住し子育てされていて、
その後の私たちだったので

移住も子育ても先輩の
お友達夫婦から色んな情報を得ながらの
地域の方々も移住者に慣れてからの

といった具合でありがたいことに
大変に楽チンをさせてもらっています。

子は✨たから✨なのです

そんなこんなで
限界集落に近いこの辺りで
私たちの住む集落だけ
ぶっちぎりに平均年齢が低いです😂

オープンマインドな土地柄で
子は地域の宝」とみんなで
子どもたちの成長を喜んでいただけるので
本当にありがたいのです。

子連れでいることを
すみませんと言わなくていい
それが産後のナイーブな母にとって
どれだけ救われるか。

みんなで未来の資源を育む
日本中がそうでなくてはと思います。

古い家に住むということ

大変です。
子育てしながら あちこちリノベしながら
のんびり暮らそう。
なんて無理でした。

子育ては片手間にできるような
ものではありません。
でもそんなこと 親になるまで
全然、知らなかったのです。

ハード面の大変さ

危ない箇所がたくさん。
虫も、なんなら蛇も出たりします。
家の中にですよ。

高すぎる段差と土間を越えて
遠いキッチン
お風呂にトイレ

エアコンが効くようなつくりではないので
冬は寒くて、夏は暑い。

オリーブオイルが固まる
冬の寒さにはまだ慣れませんが

そういえば今年の夏もなんと
エアコンを稼働させなかったんですよ。

昔の叡智が詰まった
風の通る家に感謝です。

その隙間から色々入ってくるんですけどね。
迷い込むカブトムシやら蛍は
我が子にはギフトのようですが。

ソフト面について考える

さて
がらんと広い古い家に住んで思ったこと

圧倒的に人手が足りない。

大家族だからこそまわっていたんだと
感じることが多々あります。

体力のいる仕事、細々した作業
炊事洗濯の家を回す仕事
幼子に危険がないか配る目…

これは現代の子育てにも言えることなんじゃないか。

必要なメンツが圧倒的に不在なんじゃないか。

手間ひまを機械にお願いして
家も家族もコンパクトに集約されても
足りない何かがあるのでは。

キャパオーバーになって
ブチ切れながら気付いたのです。

声かけの仕方、生活の整え方
声かけひとつにしても
最善の方法をあちこちで叫ばれるけれど

人間と人間が向き合っているのだから
もっと人間らしくて良いのではないか、と。

社会的に生きるということ

母は完璧でなくてもいい

みんな得意分野や苦手分野があって
好ましくない対応をしても

たしかにお母さんのあれは良くないね

でもお母さんの良いとこも
君はいっぱい知っているもんねと

別の合いの手(愛の手)が間髪入れず
さりげなくフォローにまわる

いつも誰かがいることで補完されるもの

母はこんな人
父はこんな人
じいじ、ばあばはこんな人
あそこのおじさん、お姉さん…

みんな良いとこ悪いとこあるけど
みんな不器用に一生懸命に
相手のことを大切に思い合っている
それで良いのでは

効率を傍に一旦おいて、
そういうおおらかさが欲しいですね。

子どものありのままを受け止めるように
養育者のありのままも
許されるべきですよね。

いろんな大人の中で育つ
大人が大人を許し合うのを肌で感じる

それが社会性を育てることに
なるのではないかしら。

古民家でブチ切れながら

母親ひとり、父親ひとりが
背負い込んだ荷を加担する

現代の子育てにも

もっとたくさんの背中が、肩が
必要なんじゃないかなぁって
感じる今日この頃でございました。

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