ゆきたけ

ゆきたけ

最近の記事

    • 感謝

      父が死んでしまった。 闘病(?)、2ヶ月17日、がんばっていた。 病気がわかってから、父のところへ行くたびに足や首をマッサージした。 父からの最後の言葉は「ありがとね」だった。 それまでも、しょっちゅう言ってくれていた。 最後も、これか。泣ける。 これしか、ないね。 親にもこどもにも夫にも兄弟にも、ありがとね。 ともだちにも仲間にも猫にもありがとね。 だ。  これからは、父のいない世界 ということになった。 初体験だ。 これからもたくさん初体験が来るんだろう。 最後は自分

      • 一週間

        まだ前回のnoteから1週間しか経ってないなんて。 苦しさが増し 父は、母に 「病院いく?」と聞かれ 「うん」 と、言った。 あまりの衰弱なので 入院、となった。 検査をするために、という名目だが 見るからにもう 終末へ向かっている父に見えた。 それが、今週の月曜日。 それ以来、病院へ荷物を持って行ったりしても 病室には入れない。 会えない。 コロナだから。 苦しみに耐える父をおもう。 怖さに耐える父をおもう。 思いを馳せる父をおもう。 つらい時代に つらい病気になっ

        • こうなった。

          まだ、木曜日。。。今週は長いな。 月曜日に父と母と病院へ行って 主治医の先生と話そうとしたのだが 父は、変わらなかった。 「まぁ、ええ」 もういいです、ほっといて。という方言です。 検査もやらない、なにも、聞きたくない。 ということだったので 母は腹をくくった。 家で父をフォローする。出来ることをする。 飲み込めなくなったり 痛くなったり 咳が止まらなくなったり したら、救急車を呼ぼう、となった。 母は、ほとんど24時間 父が息をしているか 確認せずにはいられなくなるだろ

          最近空が綺麗で救われる。

          先週、父の身体に食道がんがあることがわかった。 まぁ、どんなに具合が悪くとも、 寝る前に酒は飲むは、食後にはタバコを吸いに庭に出るわ、運動はしないわ、日中ゴロゴロ寝てばかりいるわ 病気にならずに何になろうか。 具合が良くないから、「こんなもん食べれるか!」と食事拒否され、母は工夫のかぎりを尽くし作って作ってなんとか食べてもらおうとしていた。 のが、数ヶ月前から。 5/6、母から 「家出して駅まで来たけど、コロナで店が全部閉まってる。ひとりでお茶でもして帰ろうとしたんだけどね

          最近空が綺麗で救われる。

          生還

          クリスマスイブイブ退院。 甲状腺腫の大きさが結構あったのだが すぐにどうこうというわけじゃないというT先生の言葉のまま、2年が経ったところで 小さくもならず、数値もそのまま…もうそろそろ怖ーい!となって、手術することにした。 それに、喉を切る、って勇気いる。。。そして挑んだ手術は、お腹を切るよりもずっと術後が早く回復してホッとした。 食道側を切らなければ、普通に食べれた。 鏡を直視する勇気はまだないけど なんか、なんか、気持ちもものすごくすっきり! 不安要素がなくなっていく安

          気持ちいい

          朝ドラ「半分、青い。」の舞台となった岐阜の岩村城下町。商店街をプラプラ歩いてたら可愛い草履が並んだ履物屋さんがあったので、試着して即購入。 鼻緒のところも可愛いし気持ちいいし、足底も畳でとても快適。 ここらへんは家から1時間半くらい走る🚘。山道を走ると、いろいろある。 で、温泉がまたよくてそのなかでも ラジウム鉱泉の「ローソク温泉」、ここ2年の行きつけの温泉だ。 おじいちゃん、おばあちゃんがたくさん来ていて大抵の人がどこかの癌があったり、取ったあとだったり。 みんな一緒なの

          気持ちいい

          今年も、半分来たよ。

          今年も、半分来たよ。

          サボテンの花が咲いた。 右下に、昨日枯れた一輪がクターっと横たわっている。 泣ける。 去年2年目にして初めて花をつけてくれた。 去年はガンの手術から1年経った年で まだ恐怖の中にいた。 この花の透明感ある白や可憐な花びらや1日で枯れて萎んでいく姿に感動した〜。゚(゚´ω`゚)゚。

          サボテンの花が咲いた。 右下に、昨日枯れた一輪がクターっと横たわっている。 泣ける。 去年2年目にして初めて花をつけてくれた。 去年はガンの手術から1年経った年で まだ恐怖の中にいた。 この花の透明感ある白や可憐な花びらや1日で枯れて萎んでいく姿に感動した〜。゚(゚´ω`゚)゚。