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大学に行かず大学院を卒業するための本棚

~人生・仕事の規矩となる人間学~

20代の時には、実際に100の企業で働くという行動や実践を通して、自らの知識や精神を磨いた異色のMBAデザイナーnakayanさん。その人生や仕事に対する考え方を大きく変えた原動力は2冊の人間学書にあった。

※参考:2020年1月10日付「中国古典で学ぶべきは時務学ではなく人間学」 https://note.com/happybongo/n/n4de9516dfcd4


MBAデザイナーnakayanさんの【私の読書遍歴】

<<座右の書>>

『生き方―人間として一番大切なこと』(稲盛和夫著、サンマーク出版)。世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、更には誰もが不可能だと思ったJAL再生を成し遂げた著者が、その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした名著。

『何のために働くのか』(北尾吉孝著、致知出版社)。SBIグループをゼロから立ち上げ、資本金5000万円を16年かけ817億円へ。これまでに10社以上を上場させる。儒学者を先祖に持ち中国古典の研究においても知られる著者が、生き方の根本を語る一冊。



<<その他愛読書など>>

①『人生の王道』(稲盛和夫著、日経BP社)。内村鑑三が代表的日本人の一人と称する西郷隆盛の思想と行動を、混迷を生き抜く道標として示した一冊。自らも西郷の「遺訓」を常に傍らに置き私淑している著者が経営者としての経験に加え、一人の人間として学んだことを伝える。


②『修身教授録』(森信三著、致知出版社)。


③『論語と算盤』(渋沢栄一著、角川学芸出版)。

参考:2014年12月4日付「完全なる成功とは何か」 https://note.com/happybongo/n/n6eb9583d9e18


④『リーダーのための中国古典』(守屋洋著、日本経済新聞出版社)。


⑤『「貞観政要」のリーダー学 守成は創業より難し』(守屋洋著、プレジデント社)。


⑥『素直な心になるために』(松下幸之助著、PHP研究所)。


⑦『梅原猛の授業』(仏教、仏になろう、道徳。梅原猛著、朝日新聞社)。


⑧『置かれた場所で咲きなさい』(渡辺和子著、幻冬舎)。

「死にたいと思うほどに苦しい時、"苦しいから、もうちょっと生きてみよう"とつぶやいて下さい」苦しみの峠にいる時、そこからは必ず下り坂になります。そして、その頂点を通り越す時に味わった痛みが、その人を強くするのです。
「きれいさ」はお金で買えます。美しさは買えません。それは、自分の生き方の気高さ、抑制ある態度、他人への思いやりの深さ、つまり、心の輝きとして培われていくものなのです。
「全世界を自分のものにしても、自分を失ったら、何の益があるのだろうか」
大切なのは「人のために進んで何かをする」こと。「人に迷惑をかけない」からもう一歩進んで、「手を差し伸べる」気持ちが愛の実践につながる。
「何もできなくていい。ただ笑顔でいよう。」笑顔でいると、不思議と何事もうまくいく。ほほえまれた相手も、自分も心豊かになれるから。


⑧『イノベーション・オブ・ライフ』(クレイトン・M・クリステンセン著、翔泳社)。


⑨『道は開ける』、『人を動かす』(デール・カーネギー著、創元社)。


⑩『対訳 21世紀に生きる君たちへ』(司馬遼太郎著、ドナルド・キーン、ロバート・ミンツァー翻訳、朝日出版社)。


⑪『運命を拓く 天風瞑想録』(中村天風著、講談社)。


⑫『人は仕事で磨かれる』(丹羽宇一郎著、文藝春秋)。


⑬『とことんやれば必ずできる』(原田泳幸著、かんき出版)。


⑭『プロフェッショナル・アントレプレナー』(スコット・A・シェーン著、スカイライト コンサルティング訳、英治出版)。


⑮『[図解]「できる人」のスピード整理術』(中谷彰宏著、PHP研究所)。


上記の本たちを7回以上読んだ人であれば、大学など卒業せずとも大学院への入学が可能となることでしょう。7回以上読んだ人の中で、もしご希望があれば、学歴や職歴に関係なくMBAデザイナーのnakayanさんが、大学院に推薦状を書いて差し上げますので、お気軽にお声がけください。


Ameba Ownd :2017年2月11付「リーダーの本棚」より


中山兮智是(なかやま・ともゆき) / nakayanさん
JDMRI 日本経営デザイン研究所CEO兼MBAデザイナー
1978年東京都生まれ。建築設計事務所にてデザインの基礎を学んだ後、05年からフリーランスデザイナーとして活動。大学には行かず16年大学院にてMBA取得。これまでに100社以上での実務経験を持つ。
お問合せ先 : nakayama@jdmri.jp

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