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5月の読書記録。

こんばんは。

先日、髪を切ったのですが

鏡を見るたびに、子どもの頃同じ髪型で潮干狩りに行き笑顔でお弁当食べてる写真があったなあ…と思い出します。

実家にあるので手元にはないけど、アーガイル柄のチョッキ(あえて)を着てたこととかも覚えてる。

若さだけは変わってますが(当然)、私自体に変わりはないんだなと、なんか妙に納得する日々です。

さて。

5月も今日で終わり。

今月読んだ本を記録しておこうと思います。


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凍花。斉木香津。

三姉妹の長女が、次女を殺害してしまう。

全てが完璧な長女が、なぜ!?

三女が、真相を探るべく長女の事を知ろうと調べていくと、意外な証言が次々と。

私自身も長女だからか、長女の気持ちがよくわかる場面がありました。

上手く立ち回ろうとしているのに、なぜか思いもよらない方向へ行ってしまうこと。

もっとラクに生きられたら、こんな事件は起こらなかったんだろうなあと、せつなくなりました。



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13階段。高野和明。

死刑囚の冤罪をはらすため、刑務官の南郷と前科のある三上が調査を進めていく。

私の好きな、割と余韻の長くなる本でした。

死刑って?

本当に悪いヤツって?

と、色々と考えさせられました。

死刑だけでなく、他の刑の事もどうしてこっちも酷いのに死刑にはならないの?とか考えさせられます。

物語自体も、終盤はドキドキハラハラ。

あっという間に読めました。

映画にもなっているようなので、いつか観てみたい気もします。


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代償。伊岡瞬。

不幸な事故で両親を失い遠縁の達也と暮らすことになった、圭輔。

この達也が、子どもの頃から悪人で。

読みながら、小学生だよね?と思う事が多々ありました。

大人になり、弁護士になった圭輔が達也の悪行の証拠を掴もうと調べていく話。

犯人がわかった上でしたが、続きが気になってどんどん読み進められました。

前半から、どんよりとした話でしたが最後は青空の似合う感じで私には珍しく読後感が悪くない本でした。


今月は3冊でした。

自粛生活で、本屋さんも休業していたりしたので積本からの読書ばかりでした。

買って満足する傾向があるので、ちょうど良い機会だったのかもしれません。

まだ積本ありますが、本屋さんでゆっくり吟味もしたいです。

6月もマイペースで読みたいと思います。

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