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子どもの“質問攻め”にどう対応する

子どもの質問というのは、
大人が想像もしていないようなことを、

いとも簡単に、聞いてきます。

正直、どのように答えて良いのか、
わからなくなり、

それは大人になったらわかるから

なんて、

はぐらかしたりしていませんか?

「どうして空は青いの?」
海の色がお空に映っているんだよ

なんて、

ええ加減な答えはダメです。

幼いころのこのような会話は、
一生頭に刻み込まれます

かといって、

レイリー散乱によって、
青色の光は大気中で、
水蒸気やチリなどの粒子にぶつかると、
四方へ散って光を放ちます。
その結果、空には青色が広がり
私たちの目にも、空が青く見える、
という仕組みだよ。

といってもわかりませんよね。

実際に3歳くらいの子どもに
教えるのは難しいです。

3歳くらいになったら、

親も一緒に読める、

『ふしぎの図鑑』

のような図鑑をリビングに
おいておくのも良いと思います。

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「じゃあ調べてみようか」

と本やネットで一緒に
探すのはとてもいい対応だと思います。

『ふしぎの図鑑』は、
2011年に販売され、

50万部の隠れたベストセラーらしい。


話は元に戻し、

子どもの素朴な疑問には、
子どもの目線で答える。

これが一番良いと思います。

たとえば、
なぜワンコはワンワンってなくの?

といわれ、

猫はニァーニァー
犬はワンワンだから

なんて、答えになりません。

親がなぜこういう質問に
答えにくいかというと、

実は、
日本の教育に問題があるのです。

日本の教育は、
海外の教育と比べると、

とても受動的で、

先生が生徒に正しいことを教える

というやり方に慣らされています。

なので、

自分で考え、発案するという
思考回路が乏しいのです。

今の時代に一番よくない教育です。

なぜワンコはワンワンってなくの?

大人目線では、
ワンワンという発音に注目してしまいます。

大人はどうしても、
その根拠や理由を求めてしまいます。

子ども目線であれば、
もしかしたら違うかもしれません。

意外と子どもが知りたいことは、
その目的や用途が多いです。

とすれば、

友達のワンコを呼んでいるんだよ。
遊ぼうよって言っているんだよ。

という答えで十分なのです。

または、

○○ちゃんは、どう思う?

と、聞いてあげることも大切です。

小さいころから、

まずは自分で考える練習を
させるのはとても良いことです。

その答えが出なくても良いのです。
考えることが大切なのです。

また、思いもよらない答えが
帰ってくるかもしれません。

その時は、すごいねぇ~と
しっかりと褒めてあげてください。

物事に疑問を持つのは、

認知機能が発達している証拠で、

様々な事象に興味、
関心を持つようになり、

それがさらなる脳の成長
つながっていくわけです。

また、現代社会では、
パソコンやスマホも
検索のに役立つものです。

キッズ用の検索サイトもあるので、
まだ文字を入力出来ないお子さんであれば、

親子で一緒に調べるのも良いです。

今日書いたことは、
子どもたちの20年後にかかわる、
大変重要なことです。

不思議かもしれませんが、
本当に大切なことです。

ここについては、
明日書きますね。


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