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【様々な人間同士の人生が深掘りされた感動アニメ】聲の形

このアニメはイジメをテーマに人間の本質的な部分を深掘りした感動するアニメの映画となっております。

主人公で小学6年生の石田将也が同じクラスに転向してきた耳の聞こえない少女、西宮硝子に対してイジメを行う訳ですが、とにかく石田のイジメに対して硝子は怒りもせず石田と仲良くしようと学校生活を送るんですね。

そんな硝子が気に入らない石田は硝子の補聴器を5ヶ月間の間に8個も壊したり、耳に付けられた補聴器をむりやり取って血を流させたりと観てて辛くなるシーンが視聴者を釘付けにさせます。

そこで硝子の母親がイジメを疑った際にクラス会議で石田が矢面に立たされるんですね。

石田以外にもイジメに加担していた仲間達に裏切られて今までと真逆の学校生活が始まります。

上履きは無くなるし、ノートは捨てられたりと今まで友達だった人からは無視されて独りぼっちになった石田は因果応報により性格が別人になるんですよ。

硝子はすぐに転校してしまうのですが、石田自身が行ってきた事への罪を再認識出来た事をキッカケに高校3年に成長した石田は母親が肩代わりした補聴器の弁償代170万円を稼いだら自殺未遂をはかります。

「自分が犯した罪はそっくりそのまま自分に跳ね返る。その罪を背負い罰を受ける必要のある人間だと思い知った。」

この事がキッカケで人の顔が見えなくなるんですね。

自分以外の人の顔に✖️マークが貼られて孤立した高校生活を送ると共に人への心を閉ざす描写が良く描かれています。

ですが、別の高校での高校生活をする硝子が気になり始めた石田は友達の意味を考えて、考えて自分に出来る事を追求していくんですね!

そんな石田に心を許す友達も少しずつ増えていく事で顔に貼られた✖️マークが剥がれ出す、人と人との繋がり方が丁寧に描かれています。

硝子と石田の心の距離感が少しずつ寄り添っていくストーリー展開や過去に無視された友達との繋がり方の心理描写が凄く良くて人が生きる為に避けられないコミュニケーションのあり方なんかも考えさせられますね。

クライマックスで石田が硝子を助けるシーンはめまぐるしい展開で物語が加速していく為ハラハラドキドキが止まりませんね(^^)

人と人との理解のあり方や考え方の違いなんかを改めて知れて、偽善とは何か。

人付き合いとは何か。

様々な人の考え方が交差する世の中の生きづらさに共感出来る映画です。

人間同士のディスコミュニケーションによるこの作品は、京都アニメーション制作の長編アニメーション映画で第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品にも選ばれている感動する作品となっておりますので是非オススメしたい作品ですね(^^)

他にも色々なアニメについて話していますので宜しければ聴いてやって下さい(^^)

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