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ストレスについて考えてみよう

ストレスは、静かにじわじわ侵食し、いきなりわッ!と現れるめんどくさい奴

ストレスが全くないって方いらっしゃいますか?多分…ごく少数。

ストレスとは、外部から刺激を受けた時に起きるからだの緊張状態のこと
厚生労働省HPより

多くの方が想像するストレスは、
対人関係であったり、長時間労働であったり
「不安やイライラ」などの感情で表されるものが多いと思いますが

実は、天気や気圧、楽しいことや睡眠不足なども
体にとってはストレスです

なので、2歳の我が家の息子も、
天気がいまいちでグズグズしたり、
気分が乗らなくて登園したくない日(今朝)なんかも
ストレスを感じています。そして、私もストレス。。。


ストレスは、耐性するもの です
要は、少しずつ少しずつ慣れていくもの

レベル1でストレスを感じていたことが
長時間レベル1を浴びていると
レベル1はストレスとは感じなくなる ということ

幼少期の子育ては、文化や基準を作っているのではないかと
思う今日この頃で、私の息子は、ほら!行くよ!と園に連れていかれるので、すでにストレス耐性はちょい強めに育ちそうな予感です


ストレスは、主に脳で認識されます。
脳でストレスを感じたときに被害をうけるのは

自律神経
内分泌(ホルモンバランスなど)
免疫
の3つです

この3つというのが、ストレスを厄介にしている原因に。
ストレスは耐性して慣れてしまうものであるのに
ストレスによって体への影響が出るものは
どれも自分で感じるのが難しいものだということです

「あ~今、エストロゲンの分泌が良くないから、気をつけなきゃ!」って、
わかったら、みんな気を付けています

じわじわ侵食して
限界域に達すると
「わッ!今まで隠れてました!!!」
なんて現れるから
厄介なやつなんです


30~40代はストレスが多い世代です

厚生労働省の調べによると
悩みやストレスがある世代 1位は40代 2位は30代です

自分の仕事、育児、子供の教育 などで
人と接する機会も多いですし
なかなか思うようにいかないフラストレーションを抱えることが多い世代です

ストレスにはいい面もあり、
何かをやろう!がんばろう!などのやりがいとなってくれる力もあり、
ストレスが多い世代だけど、充実している世代とも言えます

高齢者のやりがいがないと悩むのは、
ある意味ストレスがない毎日になってしまうことで
退屈で脳が活性しないということも


ただ、やりがいや、働くや子育ての代償で生まれるのがストレス。

20~30代、頑張ってきた結果、ストレスの侵略により
ホルモンバランスがめちゃめちゃになってたことに気が付かず

子供が授からなくなったり
不育症になったり
やる気がなくなったり
眠れなくなったり
鬱になったり 産後鬱になったり
パニックになったり
脱毛症になったり
肩こり
なんか調子が悪い
……

書ききれないくらいの症状を引きおこしています

みんな
ただの頑張り屋さんなだけなのに
むしろ、めっちゃ良いことをしてきた結果
ストレスによって
侵食されることに…

理不尽!!!!!

真面目な自分と、余白の自分のバランスが大切

では、自分で自分のストレス度合を知るためには
どうしたらいいでしょうか?

まず3つのカテゴリーに分けられます
①自分の体質や気質を知る(生まれ持った特徴なので変えられない部分)
②思考の癖を理解する(認知)
③習慣を見直す


私が普段行っている鍼灸治療は
③習慣の見直しのお手伝いと
「皮膚感覚」を刺激することで
自律神経やホルモン、免疫を整えること

※余談ですが、皮膚感覚を刺激することで、脳への刺激が増すことから、水泳は子供の脳の発達にとても有効的なのだそう。
だから、小児針(こどものはり)は、頭の良い子に育つ!と言われています。自律神経が整うから、メンタルも安定しますしね



自分の体質や気質を知る
 自分自身のことって、知っていますか?
まず、自分のことを知ることから、ストレスへの対処法が始まります。
 最近は、「自分を知る」という自己分析ツールもたくさんあり、
仕事やフリーランスの一歩として活用される方も多いです

東洋医学では、「素因」といって、生まれ持った自分の体質の特徴があります。また、有名なところでは、「ストレングスファインダー」などの自己分析ツールがあったり、占いなども、この「自分を知ることで、起こりうるストレスに備える方法」にあたるのではないかと

根本からの「自分を知る」以外に、
簡単に自分に向き合う方法があります

それは、毎日、「今日の自分の気分はどう?」と5段階で記録すること
本当は、ニコちゃんマーク5つを使って測定するのですが

朝起きて
おはよう
今日は…4!

こんな感じで大丈夫!

記録できるなら、生理周期と一緒に記録することで、
生理前の調子悪さなどを
目で見てわかるようになります

今日の調子の悪さは生理前なのか!
それがわかるだけで、ストレスは軽減します


思考の癖を理解する
ここは、私ではなく、専門の友人がおりまして、
その方に講習をしてほしいくらい、私が大好きな分野です。

認知行動療法といい
自分の思考と行動の癖を理解することで、ストレスが軽減される方法です

同じことが目の前で起きているのに対し
ストレスを感じる人と感じない人がいるのは
自分がどう感じたか
が大切になる

という心理学の分野です。

私の20代の時
勉強していたことがあり、面白くて、大好きです!

自分の思考を知ることで、対人に対するストレスは大幅に減らすことができます


習慣を見直す
これは、お金や時間を使わない
今からできる1番のストレス軽減方法です

まず、第一に睡眠です!!!
寝不足は、それだけでイライラ度をあげますし、
思考もうまく働かないし
ネガティブになります

よく寝て、
よく食べて
よく運動する


しかし、これができないから、
30~40代のストレス度がもっとも高くなるんだと思います。

仕事や子育てに追われると
こういう細かなところまで
意識が回らなくなってしまうから

早く寝たらいいと分かっているけど
楽しい夜の時間によって
それはそれで、ストレスを発散している時間に
(本当はストレス発散になっていない可能性高いけど)


だから、外注先として
鍼灸やマッサージ、ヨガなどで
外部刺激によるストレスケアも大切になると思っています


「ストレス」というものに対して
自分はどのアプローチ法を選択しますか?

①②③全部大切
私は、鍼灸が絶対!ではないので、その方が自分で選択したらいいと思っていますが、
自律神経やホルモンバランスには、
鍼灸がよく効くなと実感としてあります。


みんなそれぞれ。
これ!というものを大切にもっておくことで
体の中で、ストレスを大暴れさせることなく
ストレス社会を生き抜ける大切な手段だと思います。

仕事も家事も子育ても
頑張るなら
自分のケアも大切に。

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