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風と筋肉と肝臓について

今日は、風が強い日です。

春の季節で風が強いときは筋肉に何かしらの症状が出ることがあります。

筋肉に症状が出る場合、肝臓に変調をきたしています。

東洋医学は、古代の中国の古典がもとになっています。
そのなかで『肝は筋をつかさどる』と書かれています。

肝臓は筋肉がうまく伸び縮みできるように働いています。

風がカラダの弱っているところに入り込むことで悪さをしたことにより、肝臓の働きが弱くなったり逆に強くなったりします。

そうすると、筋肉の柔軟性が失われ、こわばりやひきつれを起こします。

筋肉全般を示しているので、くびや肩の張り・コリ腰の筋肉の張り、ふくらはぎのひきつれなどを起こします。

この時期に、寝違え・ギックリ腰・足がつったりする方は、肝臓の働きに変調がきたしているからになります。

鍼灸治療では、肝臓と関係が深いツボに鍼や灸をつかって施術することによって、肝臓の働きをバランスよく保つ方向へもっていきます。

参考までにツボの画像をのせます。

太衝(たいしょう)といいます。

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