【詩】きっとこんなことを
新宿西口
ビルに吸い込まれる
AM8:25
地下道
数えきれない足がビルに行く
夜勤明け反対方向へ
ジャンパーのポケット
最近また吸い始めたタバコ
これからの日々をどうする
その質問は無駄
夢が見えず
ただわからない
これだけあるビル
地上には人は少ない
ビル風は冷たい
都庁は無機質
想いと関係ないところにある
桜は散った公園のベンチ
床屋じゃなくて美容室で髪の毛を切って
イオンで買う服 ダサいメガネ
結局GUで買う服 JINSのメガネ
彼女も出来た
満足の期待値はいつも60
100なんて叶えられない
なんとなく得られた気がする
それなのに
霞を手にしているように
何も得た気がしない
やりたくないことをして
頭痛に悩まされる
やりたいことが見つからない
はっきりしない
時間を忘れるほどの何か
やりたいから何をしても
苦痛だと感じない
きっとこんなことをしたい
はず
書き手としてサポートしていただくと励みになります。サポートしたいと言う優しい方々、心の広い方々よろしくお願いします🎵