見出し画像

【詩】有り余るほど

 認めたくないほど
震えるほどに
自尊心はばらばら


公園近くの縁石に座って

月を見る

自尊心が低すぎる自分

受け入れがたい

風景に全部溶かしてしまいたい


縁石に座りながら

自分より不幸な人を

探してる

バカげてる


いつからなのかと思っても

思い出せない

気が付いた頃にはきっと

誉め言葉さえ

本当か疑う


価値はない


物事を下方修正するとき
悪いのは自分

天気が雨に変わったとき
悪いのも自分

友達がそっと目を伏せるのも
自分が悪いから


責め言葉が積み重なり
苦しませる


自分で自分を


簡単なことさえできない

一緒に笑うことが出来ない

適切な言葉が出てこない


なんて普通なことが


何をするにも

自尊心の低さが出る

それでもいい

やっと言葉にできた

自分を褒めてみる




あなたの中にある愛は

ずっと消えぬままある

エゴのない自尊心も

有り余るほどの価値も










この記事が参加している募集

スキしてみて

私の作品紹介

書き手としてサポートしていただくと励みになります。サポートしたいと言う優しい方々、心の広い方々よろしくお願いします🎵