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これからもずっと撮り続けたい人


私には地元に帰ると必ず会う親子がいるんだ。

保育園の時からの友達とその子ども。
帰るたびに会って、気づけばカメラを向けている。

私がめちゃくちゃに落ち込んでどうしようもない時
親にできるだけ心配かけたくないと思っていた私は彼女にだけはその時のことを打ち明けた。


彼女は黙って話を聞いてくれ、「いつでもここに帰ってきていいからね」とそっと手を握ってくれた。

この子はよく笑う。
笑うと目がなくなるほどにっこり笑うからかわいい。

とてもやさしくて素直でまっすぐ。
体調が悪かった時、いつもなら遊んでってせがむのに横になっている私を見てお気に入りのタオルケットをかけてくれ、背中をとんとんしてくれたこと…忘れないだろうなぁ。


抱っこしてた頃が懐かしいや。


彼女のことは保育園の時から知っている。多分4歳くらいから。
でも、小さい頃は別段仲がよかったわけではなかったと思う。ここまで仲良くなるほど私たちを結びつけるものはなんだったけ?と考えてしまうくらい、きっかけというきっかけはなかった。(あったらごめんw)


そんなきっかけも思い出せないくらい自然に…本当に自然に帰るたびに会うし、何がなくても連絡をとる。縁って不思議なもんだなぁって思う。

今年の夏は一緒に水族館に行くんだ。


撮影してからちょっと時間が経っちゃったけど、見返すとその時の光景をありありと思い返すことができた。写真に込められた思いってすごいなぁ。


こうして誰かの人生に寄り添うことができることって幸せだなってつくづく思うよ。

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