とりあえず思いついたことをすぐに書き込む癖がある。
私生活でも基本的にすぐに忘れるので、買い物はメモするし、スケジュールは埋まったらすぐに書き込む。
忘れたくないこと、忘れてしまったらまずいことは何かに残す。
これは仕事でも、私生活でも習慣となっている。

…ここだけ見れば私はマメな性格であり、丁寧な暮らしをしていて、仕事も私生活もパーフェクトな女だ。
が、実際は違う。
違うからこそ困っている。
困っているし、良かれと思って書いた自分のメモに散々振り回されているため、実際には迷惑している。

それはなぜかというと、自分で書いたそのメモの意味が自分で理解できないからである。

iPhoneのメモに並べたURL、なぜすぐこのページにとべるようにしたのかわからない。
そもそも何のURLをコピーしたのかすら覚えていない。
そのためやばいURLだったらどうしようと思いつつ、
片っ端からURLを開いていく、無駄な時間を過ごすことになる。
この無駄な時間が終わる頃には、全てのURLを削除していることに気づく。
あの時の私も、今の私も何がしたかったんだろう。
これに時間を割くくらいだったら、映画を1本観たかった。

もっと困るのはスケジュール帳の行き先と時間だけ書かれた予定である。
オレンジのペンで書いたということはプライベートの予定だな、でも誰との予定だったっけ。
なかなか重症である。
しかし行き先と時間さえわかればとりあえずそこに向かえば約束を飛ばすことはない。
幸運なことにスケジュール帳を見忘れるということを忘れることはないため、私はまだその件で人にキレられたことはない。

さらに困るのはnoteの下書きである。
このことを書こう！と思い、タイトルをメモし、
後ででいっか、という自分の強敵がやってきて、お望みどおり負け倒すので、何が書きたかったのかもう思い出せなくなる。
ちなみにその下書きの１つは、

4000円の服は買えないくせに、グッズに10000円はポチッといける

であるが、この時買ったのは何のグッズだっけ、と思いつつ、最近4000円の服買ったな、とも思っている。
そんなことよりも、ポチッと、ってことはネットで買い物したのか、クレカ決済だったんだな。
当時の自分の気持ちに謝りながら、すみやかに新たなテーマに書き換える。
久々に開いたnoteの使い方がいまいちよくわかっていないのだが、Instagramのような下書きの削除はできないらしい。

とりあえず思いついたことをすぐに書き込む癖がある。
頭の中に浮かんだものを目で見れるようにした、
脳裏の落書きを理解し、膨らませる生活を日々送っています、なんて言ったら私の落書きは報われ、
作品になれそうなものだけれど、その予定はまだない。

写真はiPhoneのメモに思いつきで残した、
考え方を広げるきっかけとなった映画、メリーポピンズを絵文字でイメージしたものだって、
偶然まだ覚えていた。
そしてそれを気に入っているようだった。

それでは。
見つけてくださり、読んでいただき、
ありがとうございました。

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