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10月

ほんのりと忙しさに気を取られ、
金木犀の匂いも
気づいたらなくなってしまっていた。

11月初めの予定に集中しすぎて
季節の変化にもついていけなくて
少しだけひとりぼっちになっている気がする。

今、こんな気持ちなら
もっと寒くなってしまったときに耐えられないよね。


10/9 あめ


10月は短歌にはまってしまい
日記を1日も書かないという怠惰です。
でも、短歌って、日記なんかよりもずっと
生活のそばにいるような気がしています。

なのでちょっとだけ。
のせてしまおうかなという気持ちです。

もちろん、自分のことだけじゃなくて
いろんな人の思いを歌にしていたり
その行為こそ尊いような気がします。

5首だけ。


街中で出会うはずない その顔を
いつも探してまっている


欠点も可愛いなって思えるくらい
私のことを愛してみせて


わたしはね、みんなの好きな金木犀
好きじゃないのときみはいう


きづくのはいつもそうだな 波の後
今じゃだめだとわかっているのに


こぼれるはしあわせの匂い夕凪に
待つ人ぞいるあめいろの影


なぜか落ちてた。


そういえば、結局文フリに出たんですが
「どういうときに文章を書くんですか」と聞かれて
「孤独なときに」
と答えたんですが、やはりそうだなあと今も思います。


Playlist of October.
「バカ」TETORA
「正直者だな心拍数」TETORA
「背中」カネヨリマサル
「サボテン」SHISHAMO
「どんどどん」スピッツ



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