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筋トレが教えてくれたこと

ありきたりやけど、筋トレは身体の変化以外にもいろんなメリットがある。メンタルの強化、自己管理、継続力…いろいろあるけど、僕にとって1番大きかったのは「やれば変わる」ということを教えてくれたこと。

僕はすごく太りやすい体質で、知識のなかった頃は好き勝手に食事していた。その結果、いくら運動しても常にワガママボディだった。大学時代は試合に出てるメンバーではダントツで体脂肪率が高かったと思う。バスケは好きで負けるのも嫌いだったけど、身体作りの重要性を全く考えていなかった。

プロを目指すと決めてからは考えは変わって、トレーニングの取り組みや食事もかなり見直した。筋トレの勉強は楽しかったけど、栄養の勉強は正直面白くなかった。
「食物繊維には不溶性と水溶性があって…」
「ビタミンB12って…アルファベットに数字て種類多すぎやて…」
「タンパク質でも一気に取りすぎたらあかんの?1回20-30g?食事でそんなん測れんて…」
それでも、やらないとしょうがなかったし、常にある考えがあった。
「今努力することと、それをサボって後で負ける悔しさ、どっちがしんどいのか」
負けることの方辛くて苦しくてしんどいに決まっている。そう考えれば大抵のことは頑張れた。

トレーニングも食事も常に新しい情報が溢れてて、その中で自分に合ったものをtry&errorを繰り返して選び続ける。簡単じゃない。失敗して時間もお金も無駄にすることもあるし、失望しそうになる時もある。
受験勉強も必死こいでやったし、バスケも15何年以上真面目にやってきた。それと同じくらい身体作りにも時間と気力を使った。
そしたら、身体は変わってきた。いつからかはわからない。毎日、毎時間、毎分毎秒ちょっとずつだと思う。確実に変わってきた。見た目も変わったしバスケのパフォーマンスも上がった。
頑張ったら、変わるんやな。
そう思えた。めっちゃ嬉しかった。きっとそれは筋トレだけじゃなくて、これから向き合ういろんなことで同じやと思う。筋トレはそれを教えてくれた。やれば、変わる。

本気で身体作りをし始めて3年目。
「3年やってそれ?」
と思う人もいるかもしれない。3年やってもこれだよ。はっきり言って自分でもあんまり才能があるとは思えない。でも俺はずっと続けることができるし、他人に無駄に気を払わずに自分と向き合える。これからも進化し続けるぜ。

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