神戸遥真

小説家。第45回日本児童文芸家協会賞。第21回千葉市芸術文化新人賞奨励賞。令和5年度児…

神戸遥真

小説家。第45回日本児童文芸家協会賞。第21回千葉市芸術文化新人賞奨励賞。令和5年度児童福祉文化賞。ご依頼は「仕事依頼」参照/公式 http://www.kobeharuma.com /質問 https://marshmallow-qa.com/haruma_k

マガジン

  • 短編小説

    NOTEに投稿した短編小説のまとめです。

  • 闘病記録

    2022/7に子宮筋腫の手術をしたのでその記録。

  • 「休日に奏でるプレクトラム」の続編を自分で出そうという話

    出版社から出せなかった「休日に奏でるプレクトラム」の続編「休日に恋するプレクトラム」を自分で出そうと決めたので、その進捗などをまとめた記事です。

  • 作草部高校マンドリン部の日常

    千葉某所にある高校のマンドリン部を舞台にした短編小説です。連作短編形式なのでどこからでも読めます。不定期更新。

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2023/12~2024/2 新刊お知らせ

新刊お知らせまとめです📖2023年12月~2024年2月にかけて色々予定しています💡単著とアンソロがあります。 ■12/13『ぜったいヒミツの両想い~親友か彼氏か、選べますか?~』(青い鳥文庫)はじめてのおつきあいラブコメ、シリーズ2巻になります! おつきあいのことが、男子嫌いの親友にバレちゃって色々ピンチ!? そして、先輩とナナの過去につながりが? 自著でも指折りのいちゃラブ展開です💞今回も千秋先生のイラストが超かわいいのでぜひ! ■1/27頃『ラストで君は「まさか!」

    • ふと思い立って自分でアクスタを作ってみたらとても楽しかった話

      先月半ば、なんでか知らないけどベッドに入ってふと思ったんですよ。 「自分でアクスタを作りたい……!」 そんなわけで、アクスタを作りました。 今日届いたんですけど、マジ楽しいですね!!! ◆何のアクスタを作るか本音を言えば、自作のキャラで作りたい! ですが、商業出版なので著作権などの問題がもちろんあり。自分に権利がある画像を使おうと思い、SNSなどで使っている自分のアイコンで作ってみることにしました。 ちなみにうちのアイコン、デビュー作が出る前にデザイナーの高井九さんに作っ

      • 『嘘つきな私たちと、紫の瞳』書店巡り記録 #ことのは文庫

        『嘘つきな私たちと、紫の瞳』(ことのは文庫)の発売から一週間とちょっと、版元のマイクロマガジン社の担当さん&販売さんと千葉の書店巡りをさせていただきました🙏✨ Xで写真を投稿したので、備忘にこちらでもまとめておきます。 ちなみにヘッダー画像は海浜幕張駅前。訪れるのは執筆前の取材時以来なので、お礼参りができてよかったです。 ◆訪問店舗①未来屋書店幕張店様 ②ブックマルシェ津田沼店様 ③未来屋書店新浦安店様 ◆感想・謝辞どちらの店舗でもお忙しい中温かく迎えていただきまして

        • アマチュア時代のアイディアからお話を構築し直す

          発売中の新刊『嘘つきな私たちと、紫の瞳』(ことのは文庫)、舞台の紹介などはしたけど中身の紹介をあまりしてなかった気がしたので、今日はどんな感じでお話を組み立てていったかみたいな話を内容紹介兼ねて。今作の根っこのアイディア、実はアマチュア時代に書いた話が基になってます。 ◆あらすじ特設サイトにあるものをまずはご紹介。 ◆紫色の瞳の話今作では、初期症状として左目の瞳が紫に変わる、という架空の病が出てきます。この病には、13~17歳の思春期の時期にしか発症しない、確認されてから

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          『嘘つきな私たちと、紫の瞳』舞台紹介 #ことのは文庫 #海浜幕張

          発売中の『嘘つきな私たちと、紫の瞳』(ことのは文庫)、舞台は千葉市の海浜幕張! 取材などもしたので、舞台の紹介をしようかと思います。 ◆紹介の前に『嘘つきな私たちと、紫の瞳』では書き下ろし前日譚と後日譚を、特設サイトで無料公開中です! ぜひ作品を読む前後にこちらチェックを! ◆主な舞台は海浜幕張千葉市美浜区の海浜幕張、幕張新都心と呼ばれるエリアが主な舞台となっています。幕張メッセが有名でしょうか。ちなみにデビュー作の『スピンガール!』もこのあたりにある高校が舞台になってま

          『嘘つきな私たちと、紫の瞳』舞台紹介 #ことのは文庫 #海浜幕張

          自分だから書けるもの

          現在作家業7年目、著書も増えてきて外から声をかけていただける機会も増え、そんなときに執筆した作品が本日発売になりました📖 『嘘つきな私たちと、紫の瞳』(ことのは文庫、絵:房野様) 本作は、十代にしか罹らない不治の病を巡る、高校生たちの青春ストーリー。ことのは文庫さんは、マイクロマガジン社のライト文芸レーベルです。 初めての打ち合わせの際に、これまでライト文芸で自分が書いてきたような大人のお仕事もの、恋愛ものに加えて青春ものの企画もお見せした結果、今回の作品になったんです

          自分だから書けるもの

          ところ変われば変わるもの

          雑誌『児童文芸』と『日本児童文学』のコラボ企画の一環で掌編募集があり、この度拙作が入選し、雑誌『日本児童文学』に掲載いただきました! 選考では満場一致で掲載が決まったとのことで、とても高い評価をいただけたらしく本当に嬉しいです。実は短編でこんなふうに評価いただくのも、雑誌に作品が掲載されるのも初めてでした。最近短編のお仕事が多くなっていたところなのもあり、自信にもなりました。 そんなコラボ企画で面白いなと思ったことがあったので書いてみます。 ■選考について応募時にまった

          ところ変われば変わるもの

          あけまして2024

          2024年になりました。元旦早々から本当に色々あり……。 地震の被害に遭われた皆様のご無事を心よりお祈りします。 やれることをやりつつ、こちらは平常運転していこうと思います。毎年仕事初めにはnoteで書き初めをしているので、今年も書いていこうと思います。 ■今年の予定◆2024年は2023年より刊行点数が多くなりそう 現時点で初稿にOKが出ているものが8作、ほか着手中のものも数作ありといった感じで、順調なら2023年の刊行点数を上回りそうです。 児童文庫、児童文学、YA

          あけまして2024

          2023年ふりかえり

          今日で無事に今年の仕事を収めました! 本当に納まるか心配だったけど無事に納めました。そういうわけなので、自分メモ含めた2023年ふりかえり。 ■2023年刊行は単著7冊+アンソロ3冊2023年は以下の本を刊行していただきました! 単著7冊+アンソロ3冊📖 単行本ハードカバー・ソフトカバー、児童文庫ありと色々。 ◆単著40冊に到達🎉 2月に発売だった『神永くんは知っている』にて、とうとう単著が40冊に到達しました🎉あんまり実感ないですが、たくさん書いてこられました。ありが

          2023年ふりかえり

          ChatGPTに進路相談して作成した目標達成シートのふり返りをした

          私は昔会社員をやっていたのですが、そこでは半年に1度、課長面談がありました。業務上の目標とか、取りたい資格などについて紙に書いて、そのふり返りは次の面談でする、みたいな感じです。 なんでそんなことを思い出したかというと、今年、それをChatGPTとやってみたからです。 ■目標を設定するということ今年の春からChatGPTを課金して使っているのですが。あるとき、「長く作家を続けるためにはどうしたらいいか?」と質問した結果、目標設定をしてアクションプランを策定しましょうという

          ChatGPTに進路相談して作成した目標達成シートのふり返りをした

          児童書×いちゃラブ

          『ぜったいヒミツの両想い』2巻が本日発売になりました📖🎉 今回は男子嫌いの親友におつきあいのことがバレちゃって!?という感じからスタートのお話です。先輩とナナの過去についてもわかるかも? ■当社比指折りのいちゃラブさて、本作は両想い(おつきあい)から始まるラブストーリー。というわけで、いかにいちゃいちゃさせるかに頭を捻っています。たがいの気持ちを了承済みなので、その辺りはとても書いてて楽しいです。 ちなみに自作で群を抜いていちゃいちゃしてるのは多分こちら↓ですが、 自

          児童書×いちゃラブ

          #作家になった流れ 《改》

          今月はnoteに何書こうかなーと思っていたので、最近トレンドになっていたこれでも。多分noteを始めたばかりの頃(=デビューしたての頃)にも軽く書いてるんだけど、7年も経ってるので改めて。これまでに書いたnoteの記事もアーカイブ的にちょいちょい挟みます。 《1》小説を書き始めた中1小学生の頃はずっと漫画を描いていたんだけど、なぜかずっと動物ばかり描いていて、「本当はセーラームーンみたいなお話が書きたいのに!」と思って人間を描いたところ、練習もしていないのであまりに描けず。

          #作家になった流れ 《改》

          小説の執筆速度とモチベーションを上げるためにやってる個人的Tips~着手編~

          執筆にまつわるTips、着手編です。準備編はこちらへ↓ 準備が整ったらいざ執筆! ■執筆開始◆決してふりかえらない 執筆していると、書いた部分をすぐに読みなおして推敲しながら書いてしまう、という話をよく聞くのですが。 私は一切ふり返りません! もちろん前の方で書いた台詞を引用するとか必要があれば部分的に見直すこともありますが、それでも書き終わるまでは一切推敲はしません。 前進、前進、前進あるのみ! 鋼の心でふりかえらずに進むのみ! どうしても気になる表現や引っか

          小説の執筆速度とモチベーションを上げるためにやってる個人的Tips~着手編~

          小説の執筆速度とモチベーションを上げるためにやってる個人的Tips~準備編~

          8月に講師をやった講座で執筆速度の話などをしました。自分は平日毎日8時間ペースで作業をしているのもあり、原稿の進行速度はそこそこ速い方だと思うのですが、それでも効率化を図るためにやっている工夫などもあり。 そういうのをちょっとまとめてみようかと思います。 ■事前準備効率的に執筆するための事前準備編。事前にこういう条件を揃えておくといいよというのも含めて。 ◆タイピング速度を上げる 私は学生時代・会社員時代にタイピングの練習をしまくっており、今ではほぼ会話するのと同じ速度

          小説の執筆速度とモチベーションを上げるためにやってる個人的Tips~準備編~

          趣味が転じて小説になる~青春演劇部ものスタート!

          『カーテンコールはきみと~演劇はじめました!~』(偕成社ノベルフリーク、絵:井田千秋様)、本日発売となりました! 実は2年前からせっせと仕込んでいた演劇部ものになります! 舞台通いをしまくっている趣味が転じて作品になりました! ■趣味のゲームと舞台とかれこれ6年、演劇がテーマの某ソシャゲをやっておりまして、かつそのゲームの舞台に5年ほど足繁く通っています。なんのゲームか気になる方はこちらの記事でも見てください。私の作家業はこちらのコンテンツに支えられていますありがとうござ

          趣味が転じて小説になる~青春演劇部ものスタート!

          小学校卒業の気分で6年目終了

          ふだん児童書を中心にお仕事をしているので、どうしても物事を考える基準が学校になりがちです。例えば6年といえば、小学校に入学してから卒業するまでの年数といった感じです。 本日9/23は、6年前にデビュー作『スピンガール!』が発売された日=私の商業作家デビュー記念日です。 そう、気がつけば丸6年、小学校入学から卒業までと同じ年数が経ったわけです。 ■なんとか越えた5年デビュー時の目標が、とにかく5年間、本を出し続けることでした。作家の5年生存率が低いという話を聞いていたので、

          小学校卒業の気分で6年目終了