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未完成、ということの魅惑

昨日、「「時間がかかる」ということ」と題して書いたのだけれど、とにかくこの数日、寝不足なのか、疲れが溜まっていて、そうなると書いていても冴えない。少し手を入れたが、それで何とかなるような問題ではないみたいだ(しかし、そのまま置いておきます)。

何をやるにしても「時間がかかる」というのは自分のことで、それは自ら認めるしかない。

時間がかかるだけならまだいいが、何かを仕上げるのが、必ずしも好きじゃない。仕上げたら終わりだ。終わってしまうんですよ!(それは「終わらせたことが幾度もある人のセリフだ」という意見もあります)

未完成、ということの魅惑、いや、甘い誘惑…

しかし終わらせるからこそ次に行けるということもある。次へ行きたい? それなら、終わらせよう。かたちにしよう。

ぼくには、終わりにして次に行きたいことがある。仕事は殆ど、何でもそうだ。"日々の営み"は別ですよ、"日々の営み"としての仕事もありますね、それは違う。しかしそれは本当に"仕事"という名前のままでいいかなぁ(その話をし始めると何百ページにもなりそうなので止めましょう)。

終わらせたくないこともある。日々の暮らしがそうだ(永遠でないことはわかっているが)。

毎日の「朝のページ」もそうだ。それを、一種のコンセプチャル・アートだと感じることもある、それは完成することがない。

永遠に、(つづく)だ。

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"、1日めくって、5月19日。今日は、道草の家では定番メニュー「鮭マヨ」の話。

※"日めくりカレンダー"は、毎日だいたい朝に更新しています。

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