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話し方を聞こう。彼も完璧ではない。でも、少なくとも、自分が完璧じゃないということを、彼はよーく知っている。

今回の参議院選挙、いよいよ"運動"は明日(20日)まで、明後日(21日)は投票日、自分にできることは少ないけれど、自分の投票行動については真剣に考えてる。

数日前の「「選挙をどう見て、どう考えて行動するか」の一例を書いてみよう。」でも書いたけれど、ぼくはフリーランスの国保の支払い額には無理があると思っているので、それについて何か言っている日本共産党には"救い"を感じてる。共感しますとか、そういう生易しいもんじゃない。切実な問題なんです。共産党がなぜそこまで言えるか、それは、庶民の生活に根ざした政策を日頃から練っているからであって、安倍政権のやり方とは180度違う。自分がこんなに共産党推しになるとは思っていなかったが、仕方がない、他が考えてくれないので、頼りたくもなる。

とはいえ、これから夢のような大逆転満塁×αホームランが飛び出すぞぅなんて考えているわけではない。それほど夢は見てない。夢を見ることにはとっくに絶望してますからね。

たとえば、政府与党(自民党、公明党、あと維新ですか)は、これから消費税を10%に引き上げると言っている。社会福祉に使うと言っていたのは、インチキだったということはすでに明らかになっている。国会でどんなふうに明らかになったかということは、ウェブでは調べようと思えばすぐ調べられるはずだ。

それより、消費税に対して、ぼくはどう思っているか。正直に言って、どうか?

と、昨日書いた。

消費税というのは、日本では、ぼくが小学生の頃(1989年)に、はじめて導入された。だからぼくは消費税を払わずに買い物をしたことが、少しはあるが、でも小学生ですからね、あんまり覚えてない。

消費税というのは、すでにあるものとして、受け止めてきたけれども、なんというか、あれ、ボディブロウですよね、じわじわ、じわじわとくる。気づいたらやられてる、というふうな。

消費税はなくしていいと言っている政党が、今回の選挙には少しある。しかも、なくしても大丈夫だという根拠をしっかり示して言っている。安倍首相は「財源を示さずに」と言うが、それはデマだ。彼はそれを知らないはずはない。知らないというなら、相当に記憶力が悪いし、頭も悪い。それなら首相の器ではないし、知っていてあえて言っているなら相当な悪人だ(両方の可能性があるとぼくは思っている)。

消費税の増税に賛成、でないなら、少なくとも消費税アップに反対する政党に投票しなければならない、つまり、自民党と公明党と維新とやら以外に。

野党から立候補している複数の人が、「生活が苦しいのは、あなたのせいじゃない。政治の問題なんです」と訴えている。

たしかに政治の問題かもしれない。

しかし、政治の問題が解決されるまで生活を止めて待つわけにもゆかない。

また、完璧な政治というのもあり得ない。

政策云々も大事だけれど、せめて、もう少しマシな人たちに託したい、とぼくは思う。

いまの政権、与党は酷すぎる。選挙で野党批判、批判の批判を声高に繰り返してる時点で酷い。弱い。与党じゃないのか? 弱っちい人がやるならわかるよ。でも、たしかに弱っちいんだよね、安倍政権。じつは。

はやく目をさませ、と思う。いつも投票に行かない人も。それから、自民党、公明党(他)の支持者たちも。

問題はそれだけじゃない。沖縄のこと、福島のこと、雇用、経済のこと、人権のこと、いろいろある。

今夜はこの動画も見ている。安倍首相は、ヤジも、プラカードも警察に排除させてるようだが(どんだけ弱っちい?)、山本太郎の、この福島での、誰も排除しない、話し方を聞こう。彼も完璧ではない。でも、少なくとも、自分が完璧じゃないということを、彼はよーく知っている。

(つづく)

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