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【障害者雇用】3ヶ月のトライアルを終えて、立ち向かう課題と生まれた夢。

こんにちは。

春野太陽です。

2023.10.31をもって、

3ヶ月の障害者トライアル雇用が終了しました!

そして無事に次期以降の労働契約も成立。

私の障害労働者ライフがスタートします。



この3ヶ月間働いてみて、

たくさん自分の課題や大きな壁を感じる場面がありました。

それと同時に、自分の存在意義を感じられるような、新たな夢も生まれました。


それを言葉に残して

皆さんに経験談としてお伝えするとともに

自分の夢を語るだけで終わらせない

【決意表明】としたいと思います。


まず、【働いてみて感じた課題・壁】

ですが、

有無を言わず第一に体調があがってきます。

体調の中でも更に細分化していくと

・朝の出勤時間に身体が機能しない
(睡眠問題)
・休憩をこまめに取る意識がまだ足りない
(疲労問題)
・ささいなことでペースが崩れて動けなくなる
(ルーティン問題)
・無職時代は問題なかった処方だが、今になって合わなく感じてきたから今の生活に合わせて薬を見直したい(医療問題)

などがあります。


11月の契約から私の労働は時給制となります。

できるだけ私の体調に合わせて

柔軟に出勤退勤ができるようにとの対応です。


会社の対応に感謝すると共に、

それぞれの課題解決に正面から向き合うタイミングが来ていると思うので

あいまいにせず向き合って、解決の糸口を探していければと思います。



つぎに、【今の私に生まれた新たな夢】を

語らせてください。


実は今の会社で一般企業で雇用される前は

『とにかく精神障害者は在宅ワーク!フリーランス!』

そのような働き方のススメをネットサーフィンでよく見かけており

「自分が起業やフリーになるなら、
障害で苦しみながらも理解されない人たちを受け入れたり話を聞いてあげたりするなにかをしたい」

という一つの軸がはっきりしました。

でも、現実的にみて、構想、スキル、資金、コネ……

それらが具体的に何にもない私にとっては、

その軸を語るだけで実行に移せないものでした。

そしてそんな自分の無力さに絶望と焦り。


でも、今の会社に勤めてて想うのは、

『そんなに夢大きく語って1人でなんとかしようとしなくても、今ここに勤めながら自分の気持ちや体調を相談・発信するだけで、世界が変わるきっかけになってるんだよね』

ということです。

障害者にもいろんなタイプがいます。

緊張すると他者と話せなくなるタイプや

考えがまとまらず思考が混乱してしまう凸凹を持っている方も。

でも私の強みは『言語化能力の高さ』『具体論理的思考の強さ』※国際基準IQテストで検査済み

ハキハキと自分の気持ちや現状を言語化して分かりやすく発信できる力があるのです。


日々、「こういうことで体調が傾きました」
「〇〇の業務はまだ負担が大きいです」
「なぜか頭の中に希死念慮が浮かんできて怖いです。」
「カウンセラーさんや主治医には〇〇に注意しながら働くように助言をもらっています。」

などと上司に共有できているあいだがら、

きっとこの上司がまた数年後に別の街に赴任して

そこでまた障害者と出会ったら

きっと私と触れ合ってきた経験で

理解をしてあげられやすく対応もしてあげられやすくなるのではないかなと思います。

ほかにも役職を持っている人たちや人事部など、

私と関わりを持っている人、私の雇用を対応してくれた人、

その人たちがまた全国のどこかで私との経験を持っていってくれたら

自然と会社全体で障害者の働きやすい環境が

整っていくのではないかなと思います。

だから今は、ありのままを過ごすだけで、

社会貢献できている。っていう存在意義を

感じながら生きることができています。


実は鍼灸師さんにそんな話をした時は

「講演会とかやればいいのに!絶対春野さんのその情報知りたいって思ってる障害者も雇用側もいるよ〜!!」

とかなり褒めてもらい(照)

いつか講演会ができるように、

自分の日々の会社とのやりとりなどを

記録しながら素材集めしているところです。

・自分はこういう背景で育って来た
・会社にはこんな面接で臨んだ
・入社してから起きた問題と、上司・先輩・私で話し合って来たこと
・ありがたかった人事部の対応
・言われて救われた同僚や上司の言葉
・上司や先輩を招いてトークセッション
【テーマ 私と接する時に気をつけてたこと】

そんなことをお伝えしていけるかなぁと

かなり具体的にプランが立っています。

絶対に夢物語で終わらない。

いつでもすぐに実行できそうな夢が今この手の中にあります。




最後にまとめですが、

3ヶ月働いてみて本当に、病気の問題とさらに向き合う場面が増えました。

でも、「フルタイム目指すまで何年かかってもいいから焦らずに」「春野さんにいて欲しい」
「あなたはもううちの社員です。我々の仲間ですよ。」「助け合って、いつでも頼って。」

そう言ってくれる先輩たち、上司たちがいて

『やっぱり自分には働くって到底早かったのかなって後悔したり焦ったりして怖かったけど、
この人たちと一緒なら時間をかけて踏ん張って乗り越えていきたい』

と思えるようになりました。

また、夢に関しても、何度も言うように私1人で叶えられる夢じゃないです。

私がいて、その周りに取り囲むみんながいて

その人たちの広がりで叶えられる夢です。

1人で叶えようとする夢よりも、

達成した時にもっと嬉しいものだと思います。


だから本当に、この会社に勤められて、良かった。


課題解決も、夢も、まっすぐ進んでいく春野を

ぜひ応援よろしくお願いします。



2023.11.2(Thu)
春野太陽

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