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7年間の軌跡。そして、巡り合った沢山の奇跡。 ~創業・資金調達・会社売却・今~

2021年11月30日をもって、インフラトップを卒業します。
そして、2021年12月3日から株式会社DRIX(ドリックス)を立ち上げ、HR事業を行います。
7年間の軌跡、その裏にあった意思決定の背景・経緯、今後何をするのかについて、私の言葉で書きました!
是非最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

このノートで知ることができる・得られること

創業期、変革期、第二創業期、これからと4部構成で以下①〜③の内容を記載しています。
①:インフラトップの7年間 〜0⇨1の立ち上げ⇨資金調達⇨M&A⇨DMMにグループイン後の3年〜
②:ベンチャー企業の光と影
③:28歳でDMM子会社取締役に至るまで 〜営業マンからDMM Group 子会社取締役までの道のり〜

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ここに注意して読んでほしい

全ての出来事を細かに書くことは厳しかったため当時の出来事を箇条書きにし、印象深い出来事を文章にしました。
リアル感を出すために、当時のメモを読み返しながら記載しており、当時の言い回し、言葉を使っている箇所があります。
あくまでも個人の所感として記載しております。ご了承ください。

そもそもなぜインフラトップに入社したか

2014年7月
大島との出会いは学生時代。
大島は復興支援やクラウドファンディングなどを運営する財団法人で代表をしていました。
その大島に誘われてインフラトップに参画しました。
『社会インフラ(器)のトップになる会社を作ろうと思っている!優!一緒に作ろう!』
という強い言葉は今でも鮮明に覚えています。

当時の大島は、
学生時代にCyber agent Venturesにてアソシエイトとしベンチャー投資業務を担当し、
インフラトップを創業しながら、リクルートのIT戦略室にてデジマを担当するという平成版SHOHEI OHTANIでした。

22歳当時の私のジョイン理由は、
・これから盛り上がるマーケットである
 →海外の事例を見ても日本は遅れていた。IT教育事業のマーケットが大きく広がるのは確実。
・0→1フェーズでの組織構築力、推進力などの自分の強みが活きる
 →学生時代の経験を元に創業期、0⇨1フェーズにおいて自らの強みをもとに事業にシナジーを起こせる。
・大島とやりたい
 →長い付き合いを経て信頼のおける大島と共にやりたい
といいつつ
・ベンチャー、スタートアップカッコいい!暴れて俺が社会のインフラ作ってやるぜ!
といったことを本気で思い(厨二病炸裂)
ジョインすることになりました。
また、小さい頃からの夢であった親父の会社(不動産)を将来的に継ぐためにレベルアップしたいと思っていました。

創業期編(2014-2016)

ミッション:トップラインを伸ばせ
取り組み:営業!営業!営業!からの営業組織の構築。

一言:カオス。
創業期の主な出来事
・プロダクト作り
・プログラミングスクール6ヶ月コース開校
・営業組織構築・組織拡大
・学習プログラム・システム開発アップデート
・プログラミング,デザインスクール1ヶ月コース開校

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※初オフィス@渋谷桜丘

1.0⇨1最高!そしてIFTバリュー「グッとくる」との出会い。

インフラトップでのキャリアのスタートは、スクールを紹介する営業からのスタート。
エンジニアやデザイナーメンバーが制作した教材を共にアップデートしながら試行錯誤の毎日。

とにかく1人でも多くの方に知っていただき、信じてもらい、挑戦していただくことに必死でした。
サービスサイトができたり、パンフレットができたときは嬉しかったなあ。
日々プロダクトを磨くとともに自分を磨き、どうしたら1つでも多くの「グッとくる」を届け、サービスに満足してもらうかだけを考えていました。
この「グッとくる」が7年経った今でもIFTの大切な信念となっています。

ある日の深夜2時。
鳴り止まない電話。
警察からの電話で「燃えています。」と。
大好きなオフィスでしたが、火事により使えなくなってしまいました。
波乱のスタートとなりました。

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※お世話になったコインスペース

大きな看板がない中でついてきてくれた営業マンたちは私の宝です。
不安ながらも応援してくれていた親御さん、愛するパートナーの方々に示しがつくよう、口うるさくビジネスマナーや人としてどうあるべきかを問い続け、共に歩んできました。
数字でも結果を出し人としても成長し今は社会で大活躍している仲間たち。私の宝です。

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※楽しかった月末飲み会

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月に2000万弱の売り上げ。受講生数も右肩上がり。
プロダクトメンバー、営業マン、代理店まで含め30人ほどの組織になっていました。
就職が決まった!や、フリーランスとして案件獲得できた!スクールに通って人生が変わった!
と嬉しいコメントを聞くことが増えてきました。

しかし、山あれば谷あり。
さらに多くの受講生を獲得し売上を伸ばそうと組織拡大を行いながら1人1人の数字あげに躍起になっていた頃

営業組織に大事件が起きました。
約2ヶ月間の間に人が抜け、3人のみ。
残りのメンバーは卒業してしまいました。

2.根性論も大事だが限界がある

私のマネジメントが問題かつ限界がありました。
ミッションにフルコミットするが故の事件でした。
愚直に数字に向き合うことは悪いことではないと思いますが、数字が伸びない=営業マンが悪い。
とマーケティング、プロダクト<営業力にフォーカスしすぎてしまい根性論に走りがちでした。

振り返ると、当時のメンバーには本当に申し訳なかったなと思います。
組織が壊れミッション遂行も難しくなり本当に病みました。
自信もなくプライドもなくなった。
残ったメンバー3人。スキルがない僕。

さあ、なにをすれば。

変革期編(2017-2018)

ミッション:プロダクト強化、地方展開
取り組み:人材紹介事業の立ち上げ、大阪拠点の立ち上げ
一言:未知、そして出会い。

変革期の主な出来事
・webマーケ開始
・店舗拡張
・プログラミングスクールママ,主婦向けコース開校
・1.6億円の資金調達
・採用媒体利用開始(green、wantedly)
・新卒向けコラボキャンプ
・プログラミングスクール転職コース開校
・人材紹介事業立ち上げ
・評価制度の構築

1.マーケットと対話し頭を使うこと

変革期編の始まりです。営業マンがいなくなる=売上が立たない状況でした。そうです。キャッシュと向き合わねばいけません。経営陣で話をする中で、ニーズが大きくなり始めていた1ヶ月間の短期スクールを立ち上げ展開していくことになりました。

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※CF改善の文字が

プロダクト作り、マーケティングに力を入れるため1.6億円もの金額を調達。

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※短期スクールイベントの様子

やばい時になんとかしてくれるのが大島でした。
今まで応募がなかったような方々からの応募が増えました。
採用手法はリファラル一択の中で、応募が来た時は感動でした。

2.フェーズの変化に伴い、最適な仲間を巻き込む大切さ

会社として、株主の期待にこたえるのはもちろん、ビジョン遂行のために少しでも前に進まなければいけない中、
業界経験者や、元リクの仲間がジョイン。
マーケットと向き合いどんな課題に対して、何をソリューションとして戦っていくか。
考え抜いた結果、次なる打ち手として、企業からのエンジニア採用ニーズは高いが実現できていない未経験からのエンジニア転職でした。
・マーケ手法をオフラインからオンラインマーケに切り替え
・業界初の転職保証モデルの構築
とし、まさに会社として転換期でした。

私のミッションは「出口の確保、人材紹介事業の立ち上げ。」
もちろん経験なしですので、経験者の方と共に立ち上げ。
白井含め本当によくがんばりました。

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※人材紹介立ち上げチーム

業界初の転職保証モデルの確立、はじめての求職者サポート、はじめての求人開拓
紆余曲折ありながらもはじめて転職成功を実現できたときの感動といったら。
上場企業と取引をさせてもらえることの喜びといったら。。
そこから現在までに1000名弱もの転職成功者を自社から輩出することになります。

順調に受講生数が増え、組織が大きくなるにつれて、メンバー間のコミュニケーションの歪みが生まれはじめてきました。制度への不満、マネジメントへの不満などなど。

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※WEBCAMP渋谷校の様子(2018年頃) ※思い出深いサービスロゴ達

更なる拡大に向け、「組織」という大きな壁にぶち当たりました。
競合が爆速で拡大する中、ミッション、ビジョンの達成に向け最適な選択は何か。


第二創業期編(2019-2021)

ミッション:業界No1へ向けWEBCAMPを最高のプロダクトへ
取り組み:大阪拠点立ち上げ、関西での未経験エンジニア紹介事業の確立、オンラインモデルへの切り替え、業界No1に向けたCPO業務、受講生数拡大に向けた組織構築

第二創業期の主な出来事
・グループイン後のPMI
・高知県など行政との連携 
・関西拠点立ち上げ 
イベント登壇
・マケキャン(マーケティングスクール)立ち上げ 
・経済産業省認定、第四次産業革命スキル習得講座認定制度にWEBCAMPが認定
・COVID-19感染拡大
・教室閉校⇨オンライン化
・ブランドリニューアル
・大規模プロモーション
・バリューアップデート

1.メガベンチャーDMM Groupへのジョイン

「ミッション、ビジョンの達成を考えた時に、DMMと組むことが最高の選択になる。優、シェアNo1に向け一緒にやってくれる?」
大島のワクワクしてる目、溢れ出る自信を目の当たりにし、さまざまな選択肢をいただく中、DMMと共に歩むことを決めました。

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※前CTO松本さんと大島と

この時に、友達でもあり同志でもあったP&G出身の髙澤がジョイン。
再び、この3人で戦えることが最高に嬉しかった。

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プロダクト、組織などなど様々な課題を爆速で解決しなければ市場に置いていかれてしまうのがスタートアップ。
ミッション、ビジョン達成のため我々にはDMMの力が必要でした。

DMM Groupへのジョインが決まり、早速PMIフェーズが始まっていきました。
DMM経営企画室・COO室からサポートに来てくれた河邑さん、松山さん、黎さん、山田さん、吉田さん
同じ空気を吸い、共に笑い、共に泣き、苦しみながら歩み始めました。
緊急度高×重要度高の課題についてはもちろん、緊急度低×重要度高とされる中長期の事業成長に必要なPJも立ち上がっていきました。
スキルはもちろん、人としても心から尊敬できる方々でした。
というのも、成果にコミットするためお互い(DMM×IFT)が本音ベースでフラットな人間関係を築くことで、個々の持つ能力を最大化できる環境を作っていただきました。
PMIがうまくいかず、組織が崩壊してしまったという話も聞く中で、ほぼ離職者を出さずに着実に事業成長を実現し組織規模も大きくなっていきました。

2.コトに向かい、素直に学び、変化すること。

私自身、人としてもビジネスマンとしても成長できました。
グループイン前は上長は大島のみ。外にアドバイスを求めに行ってもクリティカルな意見がもらえない中、兄貴達からの意見はドハマりしていました。
参画いただいたメンバー全員がコト(ミッション・ビジョンに紐づく事業計画の達成)に向かいながらも、人としてちゃんと向き合ってくれることで気持ちよく共に歩めました。
言葉が刺さりすぎて病んだこともありましたが、その時もちゃんと乗り越え方を教えてくれたりと、頭が上がりません。
我々からも学ぼうとしてくれる姿勢、そして素直に学び変化していく背中を見て、
部下の成長は自分の成長角度を越えることはないと思っている中で、自分にとっても最高の環境でした。


・マネジメント
・フェーズ変化に伴うバリューアップデート
・経営戦略と事業戦略
・マーケットの見方
・採用,組織戦略

などなど、多くのことを学び実践しました。
そしてさらに多くのメンバーがジョイン。
更に拡大していくフェーズに突入します。

3.0⇨1。パッションとロジック。

ミッション:大阪拠点を立ち上げろ!
マーケットが伸び、関東のみでなく、関西の求職者、企業からの連絡が増え大阪への展開・チャレンジが決まりました。
私が拠点立ち上げの責任者になりました。
当時、私の親の会社で働いていた嫁に伝えたところ「一緒に頑張ろう」と。うん。いい嫁を持ちました。
そして学生時代からのパートナー長谷川(陽一)も一つ返事でいくと。東京からは4人のメンバー。
いざ大阪へ。

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※大阪難波校

大阪拠点立ち上げ時、DMM Group COO村中さんに大変お世話になりました。(ご退任されたIさんにもとってもお世話になりました。)
大阪府、大阪市など行政の方をつないでいただきお話しした際に、IT人材不足、東京への人材流動といった課題を聞き
この地、関西にエンジニアを増やすことでベンチャー企業の成長に必ず寄与、そして微力ではあるが共に課題を解決していきたいと使命感を覚えたことを鮮明に覚えています。

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※登壇イベント

拠点立ち上げ〜引き継ぎまではこんな感じ。


・拠点選び
・メンバーの採用、育成
・受講生獲得
・企業の獲得
・カルチャーの醸成
・連続的成長の実現
・拠点が自立運営できるような体制の構築
などなど

多くのメンバーを採用させてもらい、ワンチームで開校まで準備。毎日が文化祭前夜といった感じ。
自分を知ってもらい、パッションを伝え、なぜ自分がここにいるか、事業を通して大阪、関西をどうしたいかを伝え続けました。

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開校初日にみんなで食べたピザは懐かしい思い出です。安心感で疲れ切って爆睡。
素晴らしい仲間に恵まれ、最高の環境を作り上げることができました。
不安だらけの中、ついてきてくれた、そして大阪で共に立ち上げてくれたメンバーに感謝、感謝です。
メンバーの成長があり、1年以上かかる想定が半年でミッション遂行できました。
なぜできたか。
1⇨10と0⇨1では活躍人材が変わってくる中、0⇨1のタイミングで事業成長に必要なスキルを持ち能動的なメンバーをアサインできたからだと思っています。
そして何より全員のパッションがかけ合わさって凄まじしいパワーになっていたこと。
パッションとロジック。人×人の力は偉大です。
大阪メンバーと共に過ごした毎日の思い出は宝物ですし、大阪が大好きな場所になりました。
知らんけど。

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※涙、涙の大阪卒業式。

4.取締役兼プロダクト統括CPOとしてブランドの確立を目指す

ミッション:業界No1へ最高のプロダクトを作れ!
大阪拠点を信頼できる仲間たちに任せ、いざ江戸へ。

順調に受講生数が増え、転職成功者数業界No1に向けプロダクトにも組織にもアップデートが必要なタイミングでした。
教育部門、キャリア(人材)部門をメインで見ながら、会社全体のHR機能にも携わることに。
そして、プログラミング領域以外にドメインを広げ、マケキャンby DMM.com (マーケティングスクール)を開校したのもこの時期。

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そしてやってきたCOVID-19感染拡大。
生活が一変しました。
命の危険を感じ、どうなっていくのか想像できない未来がとても不安でした。

オフラインを強みにサービス展開をしていた我々にとって危機でした。
その中で、全国から「エンジニアを本気で目指したい!」と多くの連絡をいただきました。
「我々がやるしかないと。」
我々の事業を通して1つでも多くの最高の物語を作り、さらに多くの方に機会を提供していくことを決めました。
全社総会で方針を話し、各グループが一致団結しワンチームに走り始めました。
全メンバーが最高を追求するスタンスで変化を恐れずチャレンジした結果、オフラインメインのサービスから完全オンライン化を成し遂げました。

関わる人の人生を最高の物語にするため、その第一歩としてエンジニアとしてのキャリアを支援すること。
コロナ禍で先が見えないことから多くの企業が求人をクローズし、その波はIFTにも。
我々に何ができるかを考え抜いた結果、採用ハードルを下げるため紹介料0円キャンペーンを開始しました。
その結果、以前よりも多くの求人を預かることができ毎月転職成功者数をを増やすことができ、前年比で250%を実現しました。

業界No1を目指すべく、求人の回復に伴い受入数を増加させるためプロモーションにもチャレンジし、さらに多くの方に機会を届けることができました。

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※オリエンタルラジオ藤森さんと

マネージャ陣含め各チーム、メンバー全員がピンチをチャンスに変え、企業、受講生の可能性を信じ走り抜けた成果です。
本当に感謝しています。

5.第二創業期をDMMと共に歩んで

「学びと仕事を通して、人生を最高の物語に。」を掲げ、日本全国の方に機会を提供し多くの企業のエンジニア採用課題を解決することができました。
グループイン前と比較し、
・受講生数5倍
・転職成功者数8倍
・正社員数3倍
当時いたメンバー、PMI成功に向けDMMからお越し頂いた方々、CXO陣、会長と、関わった方々全員に感謝です。

さあ、3年前にグループインをしたときのインタビューを振り返ってみましょう。

ーー:ありがとうございます。では最後にメンバーに対して一言お願い致します。
「必ずナンバーワンになろう。」
今回の件で、大島やメンバーの皆と悩み、議論しました。
「メンバーが幸せになれること」
「業界ナンバーワンになれること」
この2点が軸になり決断に至りました。
火事でオフィスが燃えたり、カフェがオフィスだったり、多くのメンバーと出会い別れたりと、ここに至るまで多くの事がありました。
"あの"DMMに、「WEBCAMPが間違いなく社会を変える事ができるプロダクト」と判断してもらう事ができました。
今日の素晴らしいリリースがあるのはみなさんのおかげです。
WEBCAMP、ここまで携わってきた人にとても感謝しています。そして今日から新しいスタートです。
全員の力を結集し、DMM社の力を借り、全国、世界でWEBCAMPを待っている人々にサービスを届け、一つでも多く最高の物語を創り続けましょう。
変化の中で大事なことは「進化」です。時代が変化していくのは、進化し続ける人々が時代を変化させていくからです。
一人一人が進化し変化し続けて時代を作っていきましょう。

COVID-19感染拡大や予期せぬ出来事がたくさんありましたが、最高な仲間と最高な環境で3年間の時を経て、転職成功者数業界No1を達成することができました。
最高の意思決定をしてくれた大島、覚悟を決めてジョインしてくれた髙澤には改めて感謝です。
共に走った3年間、たくさん喧嘩してぶつかり合いながらも青春してて最高でした。
また、困難があっても常に前向きに共に走り、ぐっとくるを提供し続けてくれた仲間達にも感謝、感謝です。

今後について 

1.インフラトップ→第三創業期の始まり。

会社の創業から7年。
DMMにグループインしてはや3年。
私は卒業します。
ミッション、ビジョンのもと数多くの方をエンジニア、マーケッターへと導いてきました。
そして多くの仲間に出会い、自分自身も最高の物語を会社と共に歩んできました。

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※大島、髙澤、執行役員中村さんと

入社して7年。多くの方の力を借りながらミッション遂行できたこともあり、次のチャレンジをしていきます。

少しだけ今後のインフラトップの話をさせてください。
さらに多くの方の人生を最高の物語にするため、インフラトップは第三創業期に入っていきます。
会社としては100⇨300⇨500人の組織になっていくフェーズ。
詳細は言えませんがめちゃでかいチャレンジをしていきます。
会長をはじめ、DMMとシナジーを産みながら学びと仕事を通し社会に大きなインパクトを与えていきます。必ず。
間接的ではありますが、私からメンバー、そして未来の仲間にバトンを渡すことで、メンバーに伝えさせてもらっていた「400万社ある中でうちを選んでくれてありがとう。成長に必ずコミットすると。」といった約束を果たすことができると思っております。
お互いをリスペクトしフラットで風通しがよく、前向きな挑戦を賞賛してくれる環境で挑戦してみませんか?
少しでも興味がある方はのぞいてみてください!

採用ポジション

■マーケプロジェクトリーダー
■オウンドディレクター
■マーケインターン

2.7年を経て、今だからこそ言える本音

まとめを書いてみると以下です。
・グッとくる
・感謝、感謝
・DMM最高
・可能性は無限だ
・自己変革

自分を変化させ、進化させていく自己変革って本当にしんどいです。
自分のできないところを認め、変化し新しい血を通わせ自らをアップデートしなければいけない。
自分の成長以上の部下の成長はない。
そんなプレッシャーもある中やるしかない。本当にしんどい。しんどすぎる。逃げ出したくなる。こんな時どうしてます?
自分が何を成し遂げたいか?社会をどうしたいのか?こんなところで止まっていいのか?を考えろとかいいますがぶっちゃけそんな余裕ないし恐怖を感じている時に未来を考えるとさらに恐怖が訪れるので逆効果なんですよね。

「◯◯ができた、やりきれた優なら大丈夫。」
「理想を目指すのはいいが優には優の魅力がある。真剣に考え、真剣に対応してるのはわかってるので仮に失敗しても真剣に謝れば大丈夫。」
「失敗して自分で自分の尻拭いしたり、吐きそうな修羅場をくぐったときが、一番成長できたのかなと思うので、深く考え過ぎずガンガンやっちゃってください。」
「無理に、頼れる人になる必要はなく、一緒に真剣に悩んでくれる人、信頼して頼ってくれる人も、リーダーとしてありだし魅力的。誰かになる必要はない。」

のように先輩方からいただいた言葉を自らにLINEで投げかけ、自信にしていました。
最初は壁にぶつかりどうにもできなかったけど、素直に学び努力し成長して今があることに気づきます。
課題に向き合い一つ一つ整理しなんとか乗り越えることができました。
完璧な人間はいません。誰かになろうとするのではなく、自分は自分でいいんです。時には凹みながらも可能性を信じて前向けば大丈夫。
私には1歳の娘がいますが、毎日毎日できることが増えてるんです。いつの間にかハイハイしていつの間にか歩いて。
可能性は無限だということを日々実感させられます。

そして、感謝。
学生時代からどんなチャレンジも前向きに応援し全力サポートしてくれた嫁、毎日幸せをくれる最愛の娘、
何があっても味方でいてくれる家族、
共に泣き、共に笑ってきた仲間達、
友達、先輩、後輩、関わってきた全員に感謝、感謝です。

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3.長谷川優第二章スタート

コーポレートサイト:株式会社DRIX (まりこ氏本当にありがとうございました!)
株式会社DRIXを大学時代からの戦友である長谷川陽一(弟ではないですが、同じ長谷川です)と立ち上げます。
大学時代の後輩、元ワークポート人事の曽我ジョワードと同年代の同志、石渡も参画してくれます。HR業界の先輩、山田にもサポートいただきます。

夢であった親父の会社を継ぐことは、親父や弟と何度も話し、弟の奨に託すことにしました。
僕自身はサポーターとして支援し僕の会社、奨の会社と両面で、事業を通して社会に価値提供することで親の笑顔を最大化し、あるべき未来に向けて微力ながら少しでも日本を前に進めていけるよう努力していきます。
埼玉の不動産・リゾート物件はお任せくださいね。誠心誠意真心込めて対応して参ります。
コーポレートサイト:狭山台商事

株式会社DRIXはDRIVEN(ドリブン)×X(無限の可能性)です。
我々の事業を通し、関わる方々の日々の生活、仕事に多くの選択肢を提供し、心身ともに豊かさを感じ、Driven(本能的に。夢中に。)に一度きりの人生を楽しんでもらいたいと思っています。
事業内容は、HR領域からスタートし、採用コンサルティング事業、採用代行事業です。
今までの経験をもとに、得意領域から入り好きな仲間と人生かけてやりたいことをやっていきます。

【※心の底からのお願い※】
皆様のお力を貸していただけませんか。
・採用にお困りの企業様、ぜひ一度お話しさせてください。
・共に動きたい!または、少し時間あるし手伝うよ!(HR事業で、幅広く力貸していただきたいことが多いです。)という方いましたら是非お話しさせてください。

当たり前ですが、代表としては0からのスタートです。
そんな中、共に生き、共に動く仲間のおかげで今日に至ります。
IFT時代、役員はもちろんマネージャー、メンバーと多くのメンバーに助けてもらい今があります。
必ず実現するという想いは強いので一丁前のこと言いましたが、不安だらけのスタートです。
我々らしく、泥臭く、丁寧に、誠実に全力でいきます。
ご縁、ご紹介をいただけましたらとってもとっても嬉しいです。
一生かけてお礼します。
恐縮ではございますが、多くの方にお声をいただけたのでウィッシュリストも作成しました。何もない事務所ですので何卒。。
池袋にオフィスを構えているので、池袋にお越しの際は是非遊びに来てください!

ウィッシュリスト

最後に

長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいたことに感謝申し上げます。
ご協力いただいた中村さん、山田さん、陽一本当にありがとうございました。

最後は、大好きな本の一部を抜粋です。
人生一回。誰かのための人生ではなく、自分の人生です。
自分の人生をDRIVEN(ドリブン)に主人公として生きていきましょう!!

‪本当に生きようとする人間にとって、人生はまことに苦悩に満ちあふれている。‬
‪矛盾に体当たりし、瞬間瞬間に傷つき、総身に血をふきだしながら、雄々しく生きる。‬自分を認めさせようとか、この社会の中で自分がどういう役割を果たせるんだろうかとかいろいろ状況を考えたり、成果を計算したら、自分を貫こうとしても無意味な小袋に入ってしまう
今この瞬間、まったく無目的で無償で生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。そう吹っ切れたたきに自由になり、自分自身に手応えを感じる。
恐れることはない。
人間は祭りのために生きる
高揚、陶酔が、祭りの後、次の祭りまでの地味な心労の多い生活を支え、持続させる
祭りによって命を確認する
何でもいい、見物人ではなく、とにかく自分でやってみる
強烈に生きることは常に死を前提としている
死という最も厳しい運命と直面して初めて命が奮い立つ。

引用元:岡本太郎「毒を持て」

2021.12.2 長谷川優

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