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最近の記事

絵描きと”小さな戦争"

こんにちは、はしのです。お久しぶりです。 カレンダーができました。相変わらず、年末前ぎりぎりでごめんなさい。(苦笑) 去年はやらなかったのですが、今年は、絵をどんな思いで描いたのか、少しお話したいなって思っています。絵だけでは伝えきれない部分を、言葉で補い、あなたの生活のちょっとしたスパイスになれたら嬉しいです。 どうして絵を描くの? いきなり本題です。 この質問以前までは曖昧&大雑把な回答しかできなかったのですが、一昨年あたりから大きく変わってきました。 「戦争をな

    • お天道様の右手

      72時間全力疾走。 あなたは、耐えられますか? 突然何の話かと言いますと、私の祖父の話です。 彼は3日間、布団の上で、普通の人が猛ダッシュしている時に比例する心拍数で生き続け、今年の8月下旬、92年の生涯を閉じました。 92歳で72時間耐久レースというと、あの「走れメロス」でも尻込みするんじゃないかなあと思います。 「なんて強い心臓…」と、お医者さんも驚いていました。 強い人でした。 亡くなる半年前まで現役で勤め、背筋はシャッキリ、駅を歩けば階段を必ず選ぶ体力と、

      • レモン色の叱責

        そのひまわりには妥協が見当たらなかった。 あの黄色も、あの青も、全て必要から導かれてそこに置かれたのだ。エジソンが電球を発明した時みたいに。 上野国立西洋美術館。 フィンセント・ファン・ゴッホの名画の前には人だかりが絶えない。 名前は誰もが知っている。しかし教科書でみたことがあるからといって、わかった気になってはいけない。 実際に足を運んで、本物に触れることでしか得られないものがある。雰囲気がある。圧力がある。 立ち止まらずにはいられない何かがある。 ボコボコと

        • 口の中にムチを持て。

          「彼氏彼女」 という呼び方がある。 うちの彼氏が、とか 俺の彼女が、とか。 恋愛対象者の立場を表す意味で使われることが多い。 私はこの言葉に違和感がある。 別に忌み嫌っているわけではないし、過去も、そして今も、自分自身恋心を抱きお互いの気持ちが通じ合えた相手を、そう呼んできた。 でも、今も昔もこの言葉を、積極的に使いたくはないと思っている。 なぜか。 そんな話を今日はしたい。 彼氏彼女という関係性について云々というよりは、その言葉、呼び方そのものについて考えて

        絵描きと”小さな戦争"

          豆粒ほどの非凡さ

          とても些細なことが、ひどく胸に残ることがある。 都内に向かう車内。窓際の席に私は座っていた。外は晴れている。 羽のついた虫が、窓に止まっていた。 よく見かける様な豆粒ほどもない大きさの羽虫だ。 それはちょうど私の視線の先にいて、邪魔に思ったので右手で軽く振り払った。 虫は大儀そうに飛び、少し横の窓の壁に落ち着いた。 数分後、彼は死んだ。 彼なのか彼女なのかわからないが、ふと目をやったらその軽い身体は電車の窓枠にポトリと落ちていた。 力なく、あまりにも静かに。

          豆粒ほどの非凡さ

          バカと天才とパプリカと。

          「まがり、くねり、はしゃいだみち〜♩」 道ですれ違った 女の子が唄っていた。 “パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を撒こう” 両の手をつぼみの形に合わせて 胸の前でパッと開く。 妹たちの影響もあって 何度もその踊りを見ていると 覚えるともなく覚えてしまう。 ここまで人の生活に染みつく作品を創れるというのは、やっぱりすごいなと作者の人を思う。 そりゃあもちろん、短期間で大規模な影響を起こすには広告とかプロモーションとか、色んなその他の関わりがあるのは百も承知だが

          バカと天才とパプリカと。

          パブと老人

          外は雨が降っていた。 野暮用を済ませ駐車場に車を停めた後で、 まだ慣れない運転疲れに、かるく息をつく。 日もすっかり落ちた冬の夜は、 暖房無しではあっという間に冷えてしまうから はやく家に戻らないとと思う。 ―――反面、もう少しここにいたい。 そんな気持ちに駆られる。 ちょっと薄暗くて、この狭い車内に。 窓の向こうで、街の灯りが揺れていた。 人間という動物の習性だろうか。 それとも幼いころの、もう忘れてしまった習慣のせいだろうか。 狭くて暗い、けれどほんのり明かり

          パブと老人

          ツンデレ彼氏との向き合い方

          うちの脳🧠さんは困ったもので、   「やらなくてもいいことは出来ないようにする」   という”悪魔的特徴”を持っている。     毎日文章を書くとか、運動をするとか それは脳さんからしたら 莫大なエネルギーが必要だから “やって欲しくないこと”と思っているらしい。     だから、あえてエネルギー負荷を大きくしたり わざとモチベーションが下がる理由を作ったりして、必死にやらせないようにする。     「うーん、やっぱり自分は文章書くの向いてないわ。運動も続かんわ」   って思

          ツンデレ彼氏との向き合い方

          冬の朝焼けと餃子ぐつ。

          触れる風が、ずいぶん冷たくなった。 吐く息の白さに、子どもたちはもう騒がない。 いつのまにか関東にも、寒さが胡坐をかいたみたいだ。 冬の朝焼けが好きだ。 薄桃色と、赤っぽいオレンジが白い雲に溶けていく。 たとえば誰かが隣にいたとして、彼(彼女?)は同じ色を見ているのだろうか。 そんなことを、今朝ふと思った。 薄桃色を見せずに薄桃色を説明することは難しい。 そして目を交換することはできないから、彼にとっての赤が、彼女にとっての赤と同義であることは確認のしようがない。

          冬の朝焼けと餃子ぐつ。

          聞き手は聞き手のプロであれ。

          「何か質問ある方いますか」 東京のセミナー会場にて 司会進行の方の声が響いた。 パラパラと手が挙がる。 私は、ちょっぴり後悔した。 休憩時間のうちに、 質問を考えておけばよかった...と。 会場には250名近くの参加者がいた。 壇上には講師が3人立っていた。 こういう対多数のセミナーに来ると 質問する人は全体の2割にも満たない。 そういう場面を見ると、 パレート(2:8)の法則を考えさせられる。 知っている人も多いが、 全体の2割がその集団を支えて、 後の8割は

          聞き手は聞き手のプロであれ。

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          「星屑パレット」メイキング

          重ねて重ねて重ねた先に

          「星屑パレット」メイキング

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          星屑パレット

          星屑パレット

          筆に絵の具をつけるまえ。

          筆に絵の具をつけるまえ。

          海を纏う。

          海を纏う。

          凪の宴。

          凪の宴。

          眠りの日に。

          眠りの日に。