夢亥卓也86歳-生きた、頑張った、まだ生きる

満86歳になった。糖尿病や狭心症・前立腺がん治療中。網膜剥離で左眼も失った。でも気にし…

夢亥卓也86歳-生きた、頑張った、まだ生きる

満86歳になった。糖尿病や狭心症・前立腺がん治療中。網膜剥離で左眼も失った。でも気にしない。死ぬ時までは生きられる。始めあれば終わりあり。台湾生まれの台湾育ち。戦後日本に引き揚げる。国籍は日本。故郷はと訊かれたら台湾・霧社と答える。霧社事件の霧社だ。小説「死ぬ準備」他執筆中!

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  • 老類学こと始め

    老人は人類に入るか。 厚労省はぎりぎりと考えている。財務省は入る訳ないだろ、予算の肥大に繋がると考えている。 首相は寿司を食うだけ。余計なことはいわない。 隣りに人類もどきがいる。もうじき老類にはいる。 ところでおいどんは、じきに85歳になるから、分類学的には、立派な老類である。前立腺がんや糖尿病や、狭心症や、無呼吸症などの病気を抱えているが、95歳まで生きる予定である。 厚かましいじゃないか。 でもその努力もしている。たぶんイケるだろう。 努力の中身はおいおい紹介する。ただし貧乏な低年金老類につき見料をとる。 たった100円である。 どだ? むかしある哲学者がいった。女性は人類ではない。人類より上等の女類である、と。何処が上等か。子供を生める。種の保存に貢献している。筋力でも記憶力でも解析力でも男に勝る。 ジェット戦闘機乗りも艦長もいる。

  • 芙美湖葬送―芙美子は芙美湖に還った。

    妻の葬送記を小説化しました。死んで20年になります。私も老いました。気がついたら87歳になっていました。コロナもやって来ました。先に何が来るか分かりません。だから疎開を体験した貧しい少女と引揚者として戦後混乱を生き抜いた少年の人生の交差を書き残そうと思いました。形式は小説です。妻は突発性血小板減少性紫斑病という難病と闘いました。一種の自己免疫疾患です。最近また増えているようです。よかったら読んでください。小節2~3000字の読み切り原稿として別途に掲出しています。マガジンは単行本並の通し原稿で、関連する付帯原稿もついています。今準備中ですが割安なのでよろしくお願いします。

  • 小説「死ぬ準備」10月から再出発!長生きのために。

    生きるとは死ぬことである。死ぬために生きている。計画では95歳まで生きる。理由は母親が100歳まで生きたから。男のおれは女性に敬意を表して5年少なくした。偉くも金持ちにもなれなかったが退屈はしなかった。ところで、これから書くのは私小説で、自伝で、哲学書で、独り言である。86年生きた。戦前戦後の混乱を生きた。生き抜いた実績がある。 この原稿は、出版を予定していますが・・・無事出版できますように。とりあえずノートで一部公開してます。良かったら、読んでください

  • 私は引揚者。引揚者は国策の被害者!政府は請求に応じて救済を!

    85年生きました。恐怖、純愛、素朴を知りました。戦争、引き揚げ、混乱、餓死を体験しました。 明治、大正、昭和、平成、令和、戦争、政治、国際、金融、経済、起業、社会、健康、医療過誤、保険共済、介護、福祉、「死ぬ準備」について語ります。生き抜く助けになる。

  • 「桜島上空から一気に滑空・老人センチメンタル帰省」

    希望は捨てません。寝っ転がって空をみます。80年前はもっと蒼かった。壊したのは誰、壊れたのはなに、まだ間に合うかも、そんな老人の想い、ことば・・・聞こえない?とりあえず無料、10月?日から有料。

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    • 小説「芙美湖葬送」順不同・読み切り版

      4医師は時間の問題といった 間隔が空きました。欲張って、年寄りの冷や水で,同時並行で「芙美湖葬送」「死ぬ準備」「童女トン」など三本を掲載しているので、いささかへばってしまいました。だめですね。老人はコンロールが利かない。前後ダブっていることもある。でも妻が死んで今年で20年、墓標だと思って書き続けます。料金は100円になっているけど無料です。月ぎめにしたい。でも老人だからクレジットがない。デビットはあるけど。         そこまでいっていないみたい・・・では。 主治

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      • 再生

        夜のプラットホーム 淡谷のり子

        いいなあ。しびれる。伴奏は古いけど唄はいい。響くなあ。歳かな。お袋がね。手回しの蓄音機を回して年中聴いていた。とくに淡谷のり子さんはいい。東北だもんな。女房もヤマガタ。死んで20年になる。淡谷さんもね。しかたない。老人は去ってゆくのみ。おいら95歳までがんばる。ね。

        • 小説「死ぬ準備」順不同・読み切り版

          4首謀者モーナ・ルダオ 21.11. モーナは身長六尺の偉丈夫である。霧社一帯の実力者だ。統率力に優れている。情報力もある。日本通である。台中州警察の招待で日本を歩いている。警察も彼には一目置いていた。使える男だ。なんとかこっちに組み込みたい。でも相手は慎重である。本音を絶対に明かさない。 結果的には彼は反乱を起こした。霧社事件である。しかも首謀者だ。 周辺一帯の蕃社を束ねる実力者だから霧社分室も情報収集を怠ってはいなかった。でも、まさかの反乱である。なぜか日本人警察官

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        • 芙美湖葬送―芙美子は芙美湖に還った。
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        • 老類学こと始め
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        • 私は引揚者。引揚者は国策の被害者!政府は請求に応じて救済を!
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        • 小説「死ぬ準備」10月から再出発!長生きのために。
          101本
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        • 「桜島上空から一気に滑空・老人センチメンタル帰省」
          5本
        • 小説「童女トン」ー母系ボスの生涯
          41本

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          小説「死ぬ準備」順不同読み切り版

          3ー宝の島台湾の純朴で勇敢な高地民族 霧社事件とは台湾高地民族・通称高砂族が起こした反乱事件である。霧社小学校運動会場が襲撃された。学童の家族は和服で参加していた。その和服が目印になった。黒い官服も同様である。子供を含む日本人約130人が殺された。 反乱の背景には様々なことがあげられる。でも最大の原因は不況だ。アメリカで起きた1929年の世界恐慌が台湾奥地の山地民族にまで影響していた。誰も仕事も金もない暮らしにうんざりしていた。高砂族も同じだ。せめて獲物でも取りたいが猟銃

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          小説「死ぬ準備」順不同読み切り版

          投票行かないと公言したが86年人生で行かなかったこと皆無。悔しいから行きましたよ。9時から10時帯。行列。全部老人。この老人が政治を変える気持ちないから相変わらずなんだよね。書記台で熟慮30分。白紙で投票。選ぶ意欲沸かない。裁判官〇X?不明。選挙は全員当選制に!ただし無給。どう?

          投票行かないと公言したが86年人生で行かなかったこと皆無。悔しいから行きましたよ。9時から10時帯。行列。全部老人。この老人が政治を変える気持ちないから相変わらずなんだよね。書記台で熟慮30分。白紙で投票。選ぶ意欲沸かない。裁判官〇X?不明。選挙は全員当選制に!ただし無給。どう?

          86歳の爺さん、頑張って3本の小説「死ぬ準備」「芙美湖葬送」「童女トン」をノートで同時連載中。3000字程度の読み切り形式。是非読んでください。昭和不況時代の生き残り。またアフタコロナ不況がくる。生き抜く参考になるかも。一冊20万字予定、頑張ります、処女作です。よろしく。

          86歳の爺さん、頑張って3本の小説「死ぬ準備」「芙美湖葬送」「童女トン」をノートで同時連載中。3000字程度の読み切り形式。是非読んでください。昭和不況時代の生き残り。またアフタコロナ不況がくる。生き抜く参考になるかも。一冊20万字予定、頑張ります、処女作です。よろしく。

          小説「童女トン」ー3

          一難去ってまた一難  警察といえば「おまわりさん」。そういわれる時代は安定した時代だ。学生運動華やかなりし頃はポリ公とよばれた。なくてはならない職業なのに。 でもうざい、面倒だと思う人もいる。 霧社事件が起きた時代はアメリカ発世界恐慌の時代である。日本も大不況だ。東北の農家では生きてゆくために娘を売った。憤慨した青年将校によって二二六事件がおきた。台湾でも鈴木商店や台湾銀行が破綻した。金が回っていない。だからせっかく切り出した樟脳の代金も原住民には入らない。 「大学は出

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          熱帯低気圧ていどが台風に成長して日本を襲う。10月末。政治屋には興味ないけど時代には興味ある。なにかおきそう。起きなくて発火点にはなる。四つの台風がに日本を変える。かも。そか。大西、黒川、立花、山本。ふ~ん。ありそな話やな。極東の島国海軍がバルチック艦隊をやぶったよな。感じた?

          熱帯低気圧ていどが台風に成長して日本を襲う。10月末。政治屋には興味ないけど時代には興味ある。なにかおきそう。起きなくて発火点にはなる。四つの台風がに日本を変える。かも。そか。大西、黒川、立花、山本。ふ~ん。ありそな話やな。極東の島国海軍がバルチック艦隊をやぶったよな。感じた?

          小説「童女トン」2-読み切り版

          母・トンは小島で生まれた 幼名をトンという。三回再婚したからその都度姓は変わった。でも名前は変わっていない。いや、トンじゃない、本当はトシだ、と母は怒る。当時は戸籍謄本も筆記謄写だったから、役場のアホが書き間違ったのだと、母は怒った。 その通り。トンは幼名である。ええ、ちょうちょうトンぐぁや? おやおやトンちゃんじゃないか?こんな具合に子供に話かける言葉だ。それがそのまま戸籍に載った。100年以上も前のことだ。いまさらいっても始まらない。当時はすべて筆耕謄写版だから。職員が

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          小説「童女トン」1

          この小説は母トンの墓標です。「死ぬ準備」「芙美湖葬送」それにこの「童女トン」が加わって、同時並行的に書き進められます。昭和を生きた自伝で小さな昭和史で家庭の物語です。読んでください、ね。 年明け早々87歳になります。 前立腺がんをはじめ幾つかの病気を抱えているから残された時間は少ない。だから死ぬ前に「死ぬ準備」、「芙美湖葬送」、「童女トン」の三本は最低限纏めたい。どれも小説という形で書いた自伝で、または家族の歴史で、墓標です。それぞれが一冊の単行本の量になる。はたして誰かに

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          小説「芙美湖葬送」①読み切り版

          病状記録用「短歌もどき」:短歌の素養なし。中学生時代に若山牧水とか石川啄木が好きだった。やはり金持ちには当時から縁が薄かったな。 骨髄を胸から抜きし後重し乗せて妻は泣くなり 14.8.14 これは平成14年8月14日の「短歌もどき」です。 妻は10月29日にはこの世を去った。妻の容体を手帳に書きまめるために中学時代に習った短歌を思い出した。これなら要領よく状況も伝えられる。いわば病人看護観察メモです。この時点で妻は死を悟った、と思う。生き物にはなんとなく死が分かる。

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          小説「死ぬ準備」読み切り版

          霧社・首狩り族・「人止めの関」私が生きている場所は六畳一間である。狭いから大概のことは坐ったままできる。まるで潜水艦だ。なかなか便利だ。悔し紛れにいうのじゃなく老いて豪邸に住むのはアホである。固定資産税は高いし電気代も高くつく。その分大気は汚染される。いいことはない。 六畳一間は快適だ。歩けば二歩で壁に当たる。天井を突き抜けば先は空で無限の宇宙に繋がる。下は板張りの、今風にいえばフローリングだ。めくって掘れば地球の中心に辿りつく。でも老人の力では三十センチも掘れない。 生

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          小説「芙美湖葬送」読み切り版

          心静かに死なせたかった  昨夜も、主治医とは、二回目の器官挿管をどうするかについて話し合った。肺炎菌や、緑膿菌の他に、さまざま細菌が肺を侵しているから、もう自己呼吸が出来ない。器官挿管して、人工的に酸素を送るしかない。  しかしそれも一週間が限度である。  挿管と接触した部分に炎症が起きるから。一週間したら抜管して、新しいパイプと取り替えなければならない。その時にまた苦しむ。その苦しみを見ていられない、と私は思った。  長女と私は、二回目の器官挿管は本人を苦しめるだけだ

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          コロパラピックの思想

          2021.10.24(日)朝の収穫 ウエブファーム的課題提出。若者、頭いい、勇気ある、エネルギーある、これ広まったら、企業は人材不足で倒産、工場はAI・ロボット化で回るが、管理もできるが、消費者がいない、買う金がない、だいいち、金に興味を失った、 だから売らない、マネタイズしたい奴だけがする、勝手に、成果も関知せず、いわばアメーバー的に拡散する力があれば拡散する、自律的に。自己責任ね。ただし頓挫しても横に繋がるから、食える道はある、飢餓はない、必要ない、あれは破綻寸前のドル

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