失敗と後悔。

先日小学校に演奏しに行った時のこと。

毎回、楽器を叩いてもらうコーナーがあるんですけど。

「やりたい人っ!」って手を挙げてもらうシステムでやっていて。

リアクションいい子もいるし、そりゃやりたくない子もいる。

ただ、やりたい子に全部叩かせていては時間がいくらあっても足らないのは事実。

こちらとしては低学年から高学年、男女の比率など満遍なく叩いてもらって、そして最後は先生とやるの

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キセキの再会。

「初めて会った気がしないの・・・」

人妻に潤んだ瞳でこう言われたら貴方ならどうするだろうか?

「もうどうなっても知らんけんシュタイン!」などと言って逃避行か。

それとも「奥さん、ヤケドしますぜ・・・」と言って存在しない前髪をかきあげるか。

いずれにせよ、ハードボイルドな展開が待ち受けるのである・・・

先日のヨコハマネイチャーウィークというイベントに出演しまして。

ヴォードビ

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“グルーヴの謎”に迫る ある研究員の日記 その1

今日は“GLOOVE LABO”でした。

そのまんま訳すと“グルーヴ実験室”

時間がある時、研究員たちが集まり「気持ちいいグルーヴとは!?」とか「いいアンサンブルをするためにリズムをどう捉えるか!?」などという答えが出そうで出ないコトを“実践”しながら“研究”するのだ。

“研究”だからその日に成果が出ることなんてマレである。
「全然できねぇ!」つって不貞腐れて終わる日だってなくはない。

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バンドなんて。

なんでやってるかわからなくなる時がある。

ミュージシャンという“職業”をやってて。
バンドという存在はホントウに厄介だ。

お客さんが少ない時だってあるし、スケジュール合わすの大変だし、毎回告知しなきゃだし、練習はしなきゃいけないし、ほんとはやりたくないのかな?って思ったりするし、みんな各々バンドを抱えてたりするし、それに正直言ってお金にならない部分も多い。

「仕事」ではないけれど「趣味」では

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移りゆく時の中で。

昭和から平成に変わった時のことを思い出しました。

天皇崩御からの新しい元号への流れ。

子供だったけどざわざわしていた空気感を感じていたのかもしれません。

小学四年生の冬でした。

冬休みが空けて教室に行ったら一番乗り。

そうしたらその頃好きだった子が登校してきた。

教室に二人きり。

嬉しくて思わず「あけましておめでとう」と言ったら「おめでとうっで言っちゃいけないんだよ!」っ

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自分にできること。

以前、あるママさんと女の子からお便りをいただきました。

人見知りをすごいする子だったのに太鼓のおにいさんとはお話したりマラカスを振ったり楽しく遊べたそうで、ご家族みんなで喜んでいたと感謝のお言葉が綴られていました。

太鼓のおにいさんに会いに行くっていつも探してくれていたそうです。

これは嬉しい。

自分もいつも会えるのを楽しみにしてました。

「わたしのこと忘れちゃうかな?」と言ってい

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天才の転校生。

小学生の頃、転校生に憧れた。

何人か転校していく友達を見送ったし、転校してくる友達を迎えたのも一度ではない。

転校が多いのそれはそれで大変かもしれないけど、今までの自分をリセットして違う環境で違うキャラクターをまたゼロから作り上げることができるのだ。

そんな簡単なものじゃないかもしれないけど。

とにかく憧れたのだ。

そんな転校生のお話。

しかも海外からの転校生との思い出である

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クラムボン、Super Butter Dogとの出会い / ブラジルとの縁 / 大村憲司さんとの別れ・「夜空の向こう側で」 (1998②)

*2/11 宮沢和史ツアー写真2枚追加しました。

*このエッセイはデビューから2018年までの30年間を1年毎に振り返る連載です。このページ単体で¥200でも読めますが、¥3000でマガジン「ずっと、音だけを追いかけてきた」をご購入いただくと連載の全ての記事を読むことが出来るので、おすすめです。

1998年4月27日。パール兄弟のギタリスト・窪田晴男さんに誘われて、西麻布のOjas Loung

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後悔。

今日も本番前、小さいお友達とハイタッチしたりパンデイロ叩いてもらったりして遊んでたら「みたにさんってサービス精神旺盛ですよね」って言われた。

自分ではサービスしてるつもりもなかったんだけれど。

「たしかにそうかもしれないなぁ」って思った。

演奏してない時だって楽器があってちびっこがいれば常に臨戦態勢。

だからパフォーマンスとギャラの費用対効果は良くないのかもしれない。

でも小さなお友達

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命日。

今日は大好きだったおばあちゃんの命日。

11年前の今日の早朝。
電話がかかってきた。

なんの電話かすぐわかった。

急いで病院に向かう。

妹を隣に乗せていたこと、ちょっともやがかかって朝日が眩しかった記憶があります。

この時、人の亡くなる瞬間に初めて立ち会った。

亡くなった瞬間は正直わからなかった。

ドラマのようにピーッて鳴らなかった。

そこにあるのにない。

なんだかフワフワした

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