君が「お月さま!」って見付けてくれた。 「まいにち」の隙間で輝く夜月は、雲を縁取って優しく微笑んでいるみたいだった。
溢れ出てくるこの感情は、あの日歌った「夢」みたい。 真っ白だった僕。 あの陽だまりで起きた、冷たい「現実」。今なら、溶かせる気がする。
暮れ行く地平線、色を深める君。 変わらないような「まいにち」を、かけがえのない「いちにち」に。
僕のひとりの時間。 気が付くといつも優しい雨が隣にいる。
まだか、まだかと。 見上げる先に、無機質な光の輪。僕が望んでいるものには、程遠い。
君は僕と違う「イキモノ」なのかな? 僕の中でぐるぐると音を立てて『第2の脳』って名乗るなら、もう少し、僕のこと考えてくれてもいいんじゃない? 『まぁまぁ。温かいお茶でも飲んで、少し落ち着きなよ。』
夢降る夜。月の声が聴こえる。
温かな月色。 灰色の宙に隠れても、夢で逢えるなら。『それでもいい。』とさえ想える。
僕の時間の流れの中には、時々小石が転がってくる。「やるべきこと」「疑問と解決」「選択と決定」「音」「要望」「感情」…。 どれも、ちいさな、ちいさな小石。 どれも、所有者は、僕じゃない。 小石を押し流す力や、避けて通れる賢さを、少しずつ身に付けて。「まいにち」の流れに戻ろうか。
あなたから靴をプレゼントされたい。キラキラしたヒールじゃなくて。どこまでも、歩いていけるような丈夫なブーツがいいな。
只今停滞中、只今停滞中。 この条件が揃うと何もできないことを確認しました。メモリー情報を更新、新しい対応策が2件あります。
早く、早く。伝えたい想いがある。 「まいにち」がそれを掻き消しても、心の中にずっとあるから。 「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」 「そこで少し待ってて。」