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ものぐさ太郎旅日記〜そうだ、京都に来てるんだった〜

豊臣秀吉所縁の「出世稲荷神社」「大原念仏寺」「?神社」【京都大原シリーズ】

読んだり読まなかったりして生きて行く「日本の芸談6」「赤江瀑の世界」

㉗ 第3章「躍進、躍進 大東映 われらが東映」

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【百年ニュース】1921(大正10)3月31日(木) 映画『木下藤吉郎』封切り。主演は 5代目澤村四郎五郎。澤村は当時目玉の松ちゃんこと尾上松之助と人気を二分した俳優。双方とも熱狂的ファンが「松之助党」と「四郎五郎党」と名乗り,映画雑誌の投書欄で贔屓の投書合戦を繰り広げた。1932(昭和7)没,享年54。

【百年ニュース】1921(大正10)3月10日(水) 牧野省三監督『実録忠臣蔵』公開。大石内蔵之助役は尾上松之助。伜与太九呂役の尾上松三郎はのちの池田富保(映画監督)。また端役の牧野正唯はのちのマキノ雅弘(映画監督)である。演出のリアリティさが評判に,何度もリメイクされる。

目で見て口で言へ(映画篇)2本目「雷門大火 血染の纏」

【百年ニュース】1921(大正10)2月1日(火) 牧野省三監督『豪傑児雷也』公開。トリック撮影を活用した日本初の特撮映画とされる。江戸の妖術譚「自来也」を映画化。主演は尾上松之助(中村鶴三)。監督の牧野は42歳。主演の尾上は45歳。二人のコンビで1000本以上の映画を製作した。