冷凍庫でキンキンに冷やしたグリーンラベルをぐびっと一口。口に含んだ瞬間の冷たさ、喉から胃のあたりまで抜けるしゅわしゅわぴりぴり感と、下に残る旨みに苦味。物価高が止まらず、発泡酒の値段はどんどん上がっているけど、私の幸福センサーのインフレも止まらない。どっちが勝てるか、いざ勝負。
「法悦」はひとりでに幸せなこと、 孤独であることを忘れた孤独に浸ること。 これは純粋に快楽的で心地よいが、 「相互理解」という、 同程度の絶望に敗北を喫したもの同士が、 不可解であることを分かり合う営みもまた、 間柄的存在としての法悦である。 外交の目的は関わらないことに尽きる。